プリンセスメーカー2
メーカー:マイクロキャビン
原案・開発:ガイナックス
機種:セガサターン
発売年月日:1997年6月20日
価格:7800円
ジャンル:シミュレーション(育成)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
9 9 7 8 8 10 9 90
プレイ時間…30〜40時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良かばってん!
・古き良き数値重視系の“チマチマ系”シミュレーション。アクション要素は無いので反射神経が鈍くても安心。腰を据えてじっくり楽しむがよろし。

・基本的にはシミュレーション要素が強いが、RPGの戦闘やアドベンチャー等、様々な要素も加えられている。それでいて広げた風呂敷を破綻させずにバランスよく成り立たせているのが◎。

・娘のパラメータによって大きく進路が変わってくるため、エンディングパターンも豊富。意外性のあるものや絶句する類のものもあり、長く楽しめる。

・声優に詳しくない自分でも結構知ってるような有名どころのキャスティングでカネはかけてるなあ、とは感じる。あと、脇役でも結構喋る。近年になっても結構声の入り具合に手抜きが見られる作品(メインどころでも使ってなくて、イベントで声ありと声なし部分が混入してトホホ…とか)が多いが、少しはこの作品をみならってもらいたいネ。

・今となっては(…と言うかサターン版が出た当時で既に)ちょっとクセがあって古臭く感じる絵柄だが、ファンタジー色が濃くて個性があっていい。成長具合によって細かくグラフィックが変わる芸の細かさも見どころの一つ。
駄目ですたい。
・特定のエンディングを迎えるには相当パターン化されたプレイが必要になると思われる。攻略本等の情報が必須…なんだろうなあ、やっぱ。

・画面もBGMも出来は良いが基本的には地味な育成シミュレーションなので、コツコツと楽しむのが苦痛に感じる方には向かん内容かと。少なからず忍耐が必要な内容でもある。また、コツをつかむまではすぐ娘が家出してしまうのでイライラさせられることも。思う方向に成長してくれないことも多いが、それは味と見るべきかもしれない。

・シチュエーションこそ結構アブない部分もあるが、内容自体はそれほどギャルゲー的要素が濃くない。そちら方面の味付けを期待するとちょっと物足りなさもあるかも(一部、ちょっとヤバい結末もあるが)。
感想ですけん。
 ちょっと見た目は軟派だが、中身は微妙に硬派な育成シミュレーションゲーム。何周もぶっ続けで遊ぶのはさすがにムリだが、暫く寝かせておくとまた遊びたくなる魅力がある。数年に一回、たま〜にブームが来る感じ。忘れた頃にまたちょっとやりたくなる類のゲーム。
 チマチマ作業が嫌いでない方にはオススメの作品。後のシリーズ作品よりもゲーム性に奥深さがあるので、こちらの方がむしろ長期間に渡って楽しめたりする。やったらめったら色んな機種に移植されてるけど、個人的にはこのサターン版が好きだねぇ(さすがに全部遊んだわけではないけどナ)。

掲載日:2011年5月16日


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