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Wild Animal Sports Day
邦題:野生動物運動会
メーカー:Marjupi Games
開発:Paul Bird
機種:Steam
発売年月日:2018年9月1日
価格:520円
ジャンル:ミニゲーム集(スポーツ)


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この際動物図鑑でもどうぞ

執筆: こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
5 5 3 6 5 3 43
プレイ時間…5時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ワイルドに良いところ。
・前作、『 Wild Animal Racing (野生動物のレース)』はレースゲームだったが、本作はミニゲーム集へと大きく変化。クソゲーっぷりを楽しむような作りなのは変わらないが、本作は全部で8種類のスポーツゲームが収録されており、クオリティはともかく遊びの幅の広さは広がっており、様々なスポーツゲームを簡単な操作で遊ぶ事が出来る。普通のモードをクリアするまでの時間も10分かかるかどうかという程度なので、ゲーム全体の酷さをサクッと体感出来るのもポイント。

・ゲーム中で見れるオリジナルムービー集の『映画』(※原文ママ)の意味不明さやシュールっぷりは前作に引き続き個人的には好評。作者の趣味なのか、YouTubeでも無料でいくつか新しいのが見れるようになっているが、個人的にはこの意味不明なファンサービスは意外と嫌いじゃなかったり…(笑)
ワイルドすぎて駄目なところ。
・どこからツッコミを入れたら良いのか分からないほど、ビジュアルからゲーム内容から何から何まで意味不明かつ崩壊している。ゲーム中に登場する動物達の見た目は気持ち悪いし、肝心のミニゲーム部分も工夫が無く操作が単純すぎて面白く無かったりと、とにかくゲーム全体の作りが酷い。こういったクソゲーっぷりを楽しむために作られたゲームなので、この部分を許容出来ない人にとっては苦痛でしかないかも。

・前作に引き続き、原色を重ね合わせたグラフィックが多く使われているので目に悪い。長時間プレイしてると気持ち悪くなる人もいそう…というか、自分は少し気持ち悪くなった。
最高にワイルドなコメント。
 完全にクソゲーになることを見越して作られたバカゲーその2。ダラダラと盛り上がりに欠けるレースを続けさせられる前作と比べると、ミニゲーム集に変化したという事もあって冗長さもやや無くなった印象。ただ、それでも本質的にはクソゲーなのには変わらないような…(笑)

 ゲーム全体の意味不明さは前作よりもさらに進化。グラフィックや翻訳のチープさは前作と同じくらい酷い作りだが、ミニゲーム集へと変わった事もあり、ゲームそのものの面白さや没入感は前作よりもまだ面白くなってきた印象。…それでもクソゲーに対する耐性をある程度持ってる人でないと、プレイしていても苦痛に感じてしまいそう。笑えるクソゲーをSteamでやりたい人は前作に引き続き、こちらもプレイしてみてください。絶対に楽しめるという保証は出来ませんが…(苦笑)。

掲載日:2020年4月21日


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