テレロボクサー
メーカー:任天堂
機種:バーチャルボーイ
発売年月日:1995年7月21日
価格:4900円
ジャンル:アクション(スポーツ)


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
52
プレイ時間・・・4〜5時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
GOO!なところ BOOBOOなところ
・バーチャルボーイならではの没入感と迫力はなかなか。敵のパンチがホントに手前に飛んで来ますのでな!他のハードじゃこうはイカンでしょう。

・バーチャルボーイの操作系を巧く利用していて、他機種のゲームの移植に留まらない内容になっているのは良し。
・むーー・・・。敵の攻撃が理不尽。負けて覚えるタイプのゲームだとは思うんだけど、バランス的に激辛なチューンなんで、ボコボコにされ続けて気持ちがあっという間に折れる。パターンを完璧に覚えりゃ勝てるんだろうけど、そこまで緻密には遊べないんだな、個人的には。

・キャラはヘンテコなデザインで味はあるが、カッコイイかと言えばそうでもなく、カワイイでもなく、魅力に欠ける。電源入れた時の故水野晴郎チックな博士みたく、実写取り入れとか馬鹿ゲー路線だったら面白かったかも・・・?
感想ですじゃ
 うん、まあ、アレです。見た目が大分違うけど、ゲームのシステムの根幹は『パンチアウト』そのままですな、これは。迫力なんかはかなりのもの。ただ、いかんせん敵の攻撃がキツ過ぎ。基本、敵の動きを覚え、動きを見てそれに応じてカウンターを叩き込んでくパンチアウト風の攻略が通用するのだが、バランスの調整がかなりキツめになされてるせいで、ちょっとワシ的には中盤以降の敵には勝てる気がしない。ま、パンチアウトみたいな覚えゲーが苦手な時点で不向きなゲームだったのかもしれんですけども。突き放すなら突き放すなりにもうちょいフォローが欲しい。
 他機種のゲームの安易なアレンジに留まってないあたりは良いけれど、もうちょっとバランス面で改良の余地はある。そんなゲーム。

掲載日:2012年7月23日


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