おどるメイドインワリオ
メーカー:任天堂
開発:企画開発本部
機種:Wii
発売年月日:2006年12月2日
価格:5800円
ジャンル:アクション(ミニゲーム集)


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執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 8 8 7 6 5 78
プレイ時間…10〜15時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ここがいいんじゃ!
・ちょっと分かりづらいものはあるのだが、Wiiのリモコンのフリフリ機能を無理なく使ったミニゲームが多く、「ホホウ、なるほどね」と感じる部分も多い。ハードと同発と言うこともあり、操作に慣れるには最適の内容となってますな。

・シリーズの味とも言える馬鹿馬鹿しさは健在で、ニンマリしながら遊べるのが良い。シュールな世界に乾杯!
ここはいかんですきに。
・3〜4時間でエンディングまで到達してしまい、ボリューム面ではやや物足りない。GBA『まわるメイドインワリオ』みたいな面白いオマケ要素も少ない。本筋が短い分、もうちょっとやり込める要素を増やして欲しかった。

・デモがベタな展開で先が読めるので、もうちょいヒネリを効かせてほしかったかも。あと、これまでのシリーズで好きだった2度目以降のボスゲームクリア時のシュールデモが決めポーズの紹介に置き換わってしまったのがなんとも残念。
感想ですけぃのう
 シュールなミニゲーム集『メイドインワリオ』シリーズのWii版。今度はWiiリモコンを使うミニゲームで構成されているのが特徴。

 アホくささだとかシリーズの持ち味は健在だと思うし、一発ネタとしての破壊力もなかなか。Wiiリモコン自体がこれまでにない操作を可能にしている事を分かりやすく紹介するデモンストレータとして良く出来ていると思える内容。
 一方、シリーズの最大の長所である分かり易さがちょっと損なわれてしまった印象。パッと見ではどう操作すれば良いのか分からないものも少なからずあったり。5秒にこだわらなくても良かったんじゃないかな?ボリューム面でも6千円の割には前作までと大差無い内容でやや不満に感じる。

 いやまァ、なんだかんだ言っても手触りは抜群に良く、流石に任天堂らしい丁寧な作りではあるけどもね(同時期に出たバンダイナムコのやっつけなミニゲーム集に比べれば格段に)。

掲載日:2006年12月10日
更新日:2022年3月22日


執筆: こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 6 6 6 7 5 70
プレイ時間…10時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
イケてるねえ!
・Wiiに移ってプチゲームのグラフィックも順当にアップした。特にナインボルトステージの任天堂ステージでは元ネタのゲームのグラフィックとほぼそっくりなものが用意されており、すごい。

・『まわる』や『さわる』と同じくギミック性たっぷりのアクション。Wiiリモコンを色んなものに見立ててゲームをクリアしていくのは面白い。

・パーティゲーム的な要素が増し、個人的にはGCの『あつまれ』以上に複数人でのプレイが楽しめた。Wii初期のゲームなだけあって、Miiをよく使っているがシュールな世界に自分達が混ざっているのは笑える。
イケてないねえ!
・どうもプチゲームのネタ切れ具合が見えてきたようなイメージ。画期的なものも見られるが、イロモノなものばかりだった初代や『まわる』と比べると味付けがあっさりしてしまった感じ。

・過去作にあったおもちゃ等のプチゲーム以外の手軽に遊べるゲームがかなり減った。ふと気が向いたときにやるとハマってしまう、おもちゃ系がメイドインワリオの魅力の一つだったと思うだけに残念。
コメントだねえ!
 これまでのメイドインワリオに比べてゲーム内容は意外とあっさりしているイメージ。Wiiリモコンを用いた画期的な遊びは面白く、ゲームに慣れていない人とでもワイワイ楽しめそうなパーティゲーム的な要素も多くなってきている。

 個人的にはどうも本作からのメイドインワリオはシュールさが少なくなってきて、さらにはっちゃけていた過去作の方が好きである。

掲載日:2016年8月29日


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