縮緬遊戯堂　レビューランド　ゲームレビュー　《レインボーポップ》

Rainbow pop
レインボーポップ
メーカー：インターチャネル・ホロン
機種：Ｗｉｉ
発売年月日：2008年9月4日
価格：5229円
ジャンル：パズル

かいたひと　：　アルツ社長

映像	音楽	快適性＆操作感	独自性	難易度・バランス	ボリューム	総合評価
６	４	５	５	５	２	４７

プレイ時間・・・3～4時間程度
※映像～ボリュームは10点満点、総合は100点満点

ホワ～イイネ～

駄目だ～とおも～う～

・ホンワカしたキャラクターと世界観。まぁ、いい味だしてる方だかと。あんまり印象に残らないのはアレだけど・・・。

・Wiiリモコンのポインタでピースの位置を入れ替えて、4つ以上繋げると消せるというシンプルなルールと操作。ピースを消し続けないとどんどんスクロールし追い詰められてくっていう緊迫感はいいと思う。ただ、序盤はそこまで追い詰められることが皆無で退屈なのが痛いんだよなあ。

・遊べなくはない内容だとは思うが、全体的に緊張感に欠け、作業感が強い内容だなあ、とは感じた。どうにも同じ種類のピースをポチポチ並び変えてるだけのように思えてね。一応、連鎖消しとかのテクニックも用意はされてるけど演出が地味で快感が味わえない作りなのが痛いのではないかと。あと、ストーリーモードは挑戦1回でクリアできる程の内容の薄さ。ちょっとこれは擁護しようがないねえ。

・BGM。・・・印象に残りませんね。まぁ、ピンチになると急テンポになるとかの工夫はいいとは思いますケド。

・ちょっと特殊な操作の割にはゲーム内に一切チュートリアルの類が用意されていないのは、今どきの据置機のゲームとしては考えられない手の抜きっぷりだと思う。

・一人用スコアアタック、パズル、対COM等のモードは用意されてるが、ハッキリ申し上げて、ボリュームは全然物足りない（ストーリーモードも一発でクリアできちゃったし）。言っちゃ悪いけど、この内容で5000円取っちゃダメでしょ～。個人的にはこれ、Wiiウェアの数百円のとこに混ざってても違和感ないよ？それなりの金額を要求するなら、内容もそれに応じて豪華絢爛にしてもらわんと困るよな～。

総評なりけ～り～

　一応。遊べない内容では無い。でも、何か物足りないんだな。一応、ボリュームが無いと指摘させてはもらったが、現実のところ、自分はそんなにパズルゲームにボリュームは必要ないと思ってる。このゲームで問題なのは遊んでて強烈に「面白い！！」って感じられるポイントが皆無なところなんじゃないかと思う。大量に連鎖が繋がった時、一度に沢山のピースを消せた時。ドガーッと派手な演出かましてくれるとか、ドンドンチャンチャン騒いでくれるとか、ちょっとした工夫で結構手ごたえが良くなる可能性も秘めたゲームであるとは感じた。ちょいと惜しい作品。

掲載日：2010年5月8日

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