デススマイルズ
メーカー：ケイブ
機種：Xbox360
発売年月日：2009年4月23日
価格：7140円
ジャンル：シューティング（2D・横スクロール）
| 映像 | 音楽 | 快適性 ＆操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
| 8 | 8 | 8 | 8 | 9 | 6 | 78 |
| 良かですたい！ |
| ・画面中にバアーーっと散らばる敵の弾幕をかわしながらステージクリアを目指す弾幕系シューティングとしては比較的とっつきの良い難易度。耐える場面、豪快に蹴散らす場面のメリハリが効いていて絶妙なバランス調整が良い。 ・グラフィックは2Dドット絵中心で、キャラも背景も描き込みは細かいが見易さが損なわれていないのがお見事な職人芸。ハード性能に合わせた高解像度モードも用意されているのは嬉しい。サウンドもファンタジー色が強めで同時に重厚さもあり良好。 ・下の方の難易度はかなり抑え目で、ヘタクソさんやシューティング慣れしていないプレイヤー下手でもそれ程苦戦せずに進める事ができる。この手のシューティングはどうしても上級者の方にばっかり歩調を合わせヘタな人間を置いてけぼりにしがちゆえ、下手なりにしっかり楽しめる配慮があるのは嬉しい。また、難度を下げると言ってもキモである弾幕避け自体はしっかり残っているのでエッセンスを味わえる調整なのが良い。 ・元のアーケード版が横長画面だったおかげか、家の小さいテレビで遊んでも画面両端が黒帯で描画が小さくなったりしないのは良い。まぁゲーム自体の良さって言うよりはシステムと家庭用との親和度の高さって言った方が適切かもしれんけど。 |
| ダメですばい。 |
| ・この手のシューティングではある意味、宿命とも言えるのだが、物量自体はそれ程でもない。7000円クラスのフルプライスゲームとして純粋にボリュームはそんなに多くない。 ・左右に向きを変える・攻撃方法を変える等、他のシューティングよりも若干操作は複雑で慣れはいる。また、モード毎にデフォルトのボタン配置がグチャグチャでモードをまたいで遊ぶとえらく混乱する。もうちょっと分かり易く統一できなかったものかな？ ・キャラがゴシックなロリっ子なのは硬派なイメージのこの手のジャンルのとっつきにくさを取り払うのに一役買ってるとは思うが、これはこれで間違いなくマニアックであり、幅を狭めてる気はしないでもない。ついでに、元から結構な値段なのにDLコンテンツの追加キャラでまたそれなりの値段の出費が必要なのは、やや納得がいかなかったりも。物量自体の控え目さも相まってお得感はそれほど無い。 |
| 感想ですけん。 |
| 横スクロールで弾幕系なる、ありそうであんまり見当たらない系統のゲーム。ロリロリ〜な女の子だらけで見た目がやたらナンパなのにゲームのシステム自体がえらく硬派なのは、近年のケイブシューとしてある種おなじみ（…と申すか、これか虫姫1あたりがナンパ系ケイブの開始地点なのか）。まぁ硬派一辺倒とはいえど、難易度自体はかなり下の方まで設定できてシューティングが得意でないプレイヤーでもしっかり楽しめる調整がされているのが嬉しい。古典的なジャンルだけにボリュームそのものはそれ程でもないが、じっくり楽しめる丁寧な作りが嬉しい良作。 |
掲載日：2015年1月26日
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