LIMBO
メーカー:マイクロソフト
機種:Xbox360(DL専用)
発売年月日:2010年7月21日
価格:1200円
ジャンル:アクション(アドベンチャー)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 6 5 5 5 3 54
プレイ時間…3時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
良かですたい!
・必要最小限しか描かれない簡素な描画ながらどこかホラーチック、時にはファンタジックであったりもするグラフィックが味わい深い。全編通して影絵みたいな感じで表現自体は首が飛んだり串刺しになったりドギツイ物だらけなのに何故かホンワカしてたりするのが不思議。

・物を引っ張ったり仕掛けを解除したり色々やる事は多いが、操作自体は移動とジャンプと謎解き用アクションボタンだけでシンプルにまとまっている。

・どこかファンタジー色が強めながらもやられっぷりがグロい。そのギャップやシュールさを味わえるのもこのゲームならでは、だと思う。
ダメですばい。
・薄い。ま、謎解きもノーヒントだし中盤以降はアクションの腕も必要だし、難易度はかなり高いんだけど。難しいんだけど、どこか薄味で常時物足りなさを感じてしまうんだよなぁ。まぁ筆者的に基本、雰囲気ゲーは好みに合わん物が大半なんで仕方ないかもしれんけど。買う時に★が4つ半なる高い評価で事前にハードル上げ過ぎたかもね…。

・定価自体は安いけど、内容もそれ相応に薄いし物量自体が無いので物足りなさしか残らない。1000円以上は正直、高い。

・表現が直接的なんで、グロいのが苦手な人にも向かんとは思う。

・アクションゲームだから詳細にストーリーが語られない事は別に構わんのだが、終わり方がブツ切れっぽくて「あれ?今ので終わり?」とか思ってしまう。正直、もうちょっとマシな締め方してくれた方が後味も良かったと思う。謎を残すってよりはただ消化不良ってイメージしか無いんだが…。
感想ですけん。
 あ〜ゴメンナサイ、このゲーム、好みに合わんです。丁寧には作られてるし難易度的にも難しいから手応えが無い訳じゃないが、ゲーム性自体が薄味で世界観そのものを楽しむのがメインの内容。まぁ典型的な『雰囲気ゲー』。最近出たVitaの『Dokuro』なんかも全く合わんかったし、ジャンル的にそもそも相性が致命的に駄目っぽい。
 世間的には(特に海外では)絶賛のゲームらしいが、どうも自分はこの手のゲームは(も)根本的に体質に合わんらしい。薄味&難しいってのがどっちも好みの正反対だからなんだろうが(→濃いほうが好きで難し過ぎると投げる)。全てのプレイヤーが満足する作りのゲームなんて存在し得ないから仕方ないんだけど、もうちょっと自分みたいなヌルくて豪華な物が好みのユーザでも楽しめる『雰囲気ゲー』が出てくる事を期待(あまりにも漠然とした要望でゴメンネー)

掲載日:2015年2月16日


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