管理人アルツの『相撲について思ふ事』

横審のジジイ共がうるさい…。
(2012/12/17掲載)
 5年ぶりの新横綱、日馬富士が誕生。15戦全勝×2場所での文句無しでの昇進である。で、記念すべきデビュー場所での日馬富士の成績は9勝6敗。なんとも散々な成績である。そこで騒ぎ出したのが天下の横審。「来場所も10勝未満なら引退勧告だ!!」とか言いやがってます。

 おいおいおい…、確かに5連敗を含む9勝6敗なんて褒められた成績じゃあないが、何も1場所結果が出なかったからと言って引退だのどうこうって騒ぎ過ぎも良いところじゃないかい?千代の富士全盛時代でも横綱で1〜2回しか優勝してない大乃国とか旭富士とか、記録面で大したことのない横綱なんて腐る程居たはずなんですが、彼らの存在についてはどう考えていらっしゃるんでしょーか?
 朝青龍、白鵬とここ連続して超A級の相撲史に残るような横綱が続けて出てしまってるせいか、どうやら横審のお偉い方々、感覚が狂ってるんじゃなかろーかと。日馬富士にも彼らと同等の記録を期待するってのは余りにも酷って物じゃないかねぇ、と思うんですが。それとも何ですか、これから横綱に上げる力士は全て大鵬・北の湖・千代の富士級の記録を残せそうじゃないと上げないおつもりか!?言っときますけど、それじゃあなた方が横綱にしたくてたまらない稀勢の里は絶対横綱なれないですかんね…。

 もうちょっと長い目で見守ってあげる必要もあるんじゃないかと、管理人アルツは強く思うのですけども…。どうなんでしょうねェ…。


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素直に祝福できない稀勢の里の大関昇進
(2011/12/12掲載)

 九州場所前、相撲界にまたも激震。今度は鳴戸親方(元横綱:隆の里)が弟子にドーピング&暴力疑惑。どうなるのやら、また一荒れしそうな気配がプンプンだったのだが、当の鳴戸親方が直後に急死してしまうと言う、余りにも切な過ぎる幕切れ。引退後のダイエットの失敗で、現役時代以上に大きく鳴り過ぎた200キロ近い(…と思われる)巨体、現役時から抱える糖尿病、10年以上前から患っていたと報道された狭心症と喘息。これだけの持病を抱えていれば何時ポックリ逝ってもおかしくないのではあるが、真相が明らかにされるをの拒むかのような今回の親方の急死、それに伴う捜査の打ち切り。八百長告発直前に急死した大鳴戸親方(元・高鉄山)を連想せずにはいられない。(亡くなった人をどうこう言うのも、まあ人としてのモラルがアレかもしれんですが)。

 で、九州場所では、鳴戸親方の愛弟子である稀勢の里が見事に大関昇進を決めた…のだが、これまた何か釈然としないコトだらけでどうもすっきりしない。ここ暫くは『三場所合計33勝ルール』みたいなのがガッチリと守られて来たのに、今回の稀勢の里の昇進は10+12+10勝、しかも、直前の場所が10勝と言うレベルの低さ(10勝での昇進は、初代貴ノ花以来39年ぶりらしい)。場所の途中から、協会幹部から「相撲の内容が良い」、「実績面で文句無し」、「正々堂々としている」等、褒めちぎるコメントが。更に、「千秋楽で負けても大関に上げるべき」などの意見が大勢を占め、結局最後は琴奨菊に完敗して10番だったにも関わらず、すんなりと昇進が決定してしまった。既に琴欧洲・日馬富士・把瑠都・琴奨菊と、大関が4名いる現状ならば焦って昇進させずに『もう一場所様子を見る』と言う結論でも良かった気がしてならない。『弱い大関ばかりで物足りない』からと言って稀勢の里を上げても、まず稀勢の里自身が上位でそれほど好成績を残していない(むしろ兄弟子である若の里の方が関脇でコンスタントに結果を出していたような…?)。現在の大関の対戦成績を見ても、どの大関とも大きく分が悪く、最近でも改善傾向にも無い(特に把瑠都や琴奨菊にはまるで勝てない)。自分より下位の力士でも鶴竜や豊真将を苦手としている。現在、無敵の横綱である白鵬に対し分がいい(とは言っても7勝22敗だが)のを差し引いても時期尚早に思えてならんのだ。

 どうも成績とは別の都合で無理矢理昇進させてしまった感がプンプンである。まず第一に考えられるのは『亡くなった師匠へ最大の供養』パターン。これで場所前漂っていた不穏な空気を一掃してしまえると思ったのか。他にも、今上げないと鶴竜に先に昇進され大関枠が埋まってしまうからだとか、理事選で票稼ぎをするためだとか、どうにもイヤな理由ばかり思いつく。

 稀勢の里自身も叩かれるのが分かっていたのか、中継やニュースなんかで見る限りは千秋楽に負けた時はずっとしかめっ面で相当悔しがっていた模様(昇進させたのは相撲協会の方針であり、稀勢の里自身はある意味被害者と言えるのかもしれん…)。

 あんまりにも周りに黒いモヤモヤした要素が多くて興醒めしてしまい「おめでとう、稀勢の里!!」と言う気にはなれん。…が、せっかく昇進したのだからこれをチャンスとして大関に相応しい力士に育ってくれることを祈らずにはいられない。


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なんだか可哀相ですネ…。
(2011/6/27掲載)

 八百長。今度の不祥事で17名もの関取を含む大量の力士が相撲界を追放された。無論、八百長そのものは一ファンとしては到底許し難い行為であることは当然なのだが、どうも今回は「ケシカラン!許せん!腹を切れ!てめえら全員死ねぃ!!」とも思えず、むしろ、どうにも角界を追われた力士たちが気の毒でならない。

 報道されてきた、委員会による一連の捜査も公平な物であるとは思いにくいし、相撲協会自体もさっさと片付けることしか考えてないようで、結局は『全部始末した、もう通常開催しても良いよね!?』っていうステップを踏むための、言わばトカゲの尻尾切りとでも言うか、そんなモヤモヤした黒いモノを感じてしまうためだろうか。

 相撲協会は今後、『捜査で浮上し、今回追放した力士以外に八百長の事実は一切無い』と居直るのだろうが、とてもそんなモン信用などできない。追放された力士たちは加害者であると同時に被害者でもある。そんな気がして、全ての責任を負わされてて余計気の毒に感じるのであろうか。

 今後も生きいてる限り、自分は懲りずに相撲ファンで有り続けるだろうと思う。が、それと同時に『あの力士が主張してることも、協会の幹部が発言したことも真っ赤なウソかもしれん。もう何も信用できないね。』という不信感が常に頭の中から離れないであろうことも多分、間違いないと思う。

 そんなことをチマチマと気にしながら観戦するなど、何とも無粋で馬鹿らしいのではあるが、そう思わずにはいられないと思うのである。昔、子供の頃、純粋に「お相撲さんって、すごいなァ!!」って思いながらテレビをみつめてたような頃のように相撲観戦を続けることができないであろうことは、なんとも、返す返すも残念無念である……。



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横綱の意地を見た。
(2010/12/5掲載)

 2010年九州場所…。昭和の大横綱であり、神格化さえされている双葉山の69連勝に挑む横綱白鵬、…と言うのがこの場所の見どころであったはずなのだが、白鵬は2日目に稀勢の里から張り手を喰らうと冷静さを失い、呆気なく負けてしまった。

 「何だよ、興醒めだなァ……。このまま崩れて優勝争いは混戦模様かァ?」

なんて思ったものだが、意外や意外、危ない相撲を挟みながらも白鵬は崩れない。それどころか、後半に進むにつれ一層集中力を増し、強さが際立った場所だった、と感じされられた。
 更に、「落着きを取り戻した白鵬についていける者はいまい…。」と思いきや、これまた意外、優勝争いに把瑠都・魁皇の二大関、今場所幕内に復帰した豊ノ島の三名がピッタリ後を追う展開。ここ数年は殆ど朝青龍と白鵬の二人に優勝が独占されてきただけに、集団での優勝争いには興奮させていただいた。
 最終的には14勝1敗同士での白鵬対豊ノ島の優勝決定戦まで持ち越された優勝の行方だが、そこはさすが横綱、落ち着いた相撲で豊ノ島を受け止め、難なく退けた。17回目の優勝である。本割・決定戦共に表情を乱さず泰然と構える横綱白鵬。連勝こそ63で止まってしまったが、そこから崩れず優勝を手にするあたり、やはり只者ではない!優勝インタビューでも感情を爆発させず淡々と受け答えしつつ、かつ、謙虚な姿が堂々としていて、改めて大したものだ、と痛感させられたものである。白鵬の横綱としてのプライドを垣間見たような気がした。朝青龍は見事に天狗になってしまい、悲惨な最期を遂げてしまったワケだが(←殺すなよ)、白鵬にはこの先も謙虚な心を持ち続け、真の大横綱へと飛翔していってもらいたい。

 朝青龍の民間人への暴力沙汰での引退、相撲部屋と暴力団との繋がり、そして琴光喜や大嶽親方(貴闘力)を解雇に追い込んだ野球賭博問題等、「これでもか!!」とばかりに土俵外でマイナスの話題が続出した2010年。色々白ける気分になったのは事実だが、最後の最後でしっかり土俵で締めてくれた力士たちには感謝したい。

 あとは……、来年こそはこんな不祥事続きじゃ、絶対に困るからね!!依然として「相撲」自体が土俵際の状態にあることを全相撲協会員が自覚し、節度ある行動・土俵態度で臨んでもらうことを強く、強く期待する。

 「ホントに…、もう後ろは無いんだからねッ!!!」



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「国技」と名乗るな!!
(2010/7/6掲載)

 前回も全くおんなじことを申し上げた記憶があるが…、拙者、約30年近く相撲ファンやってますが…、今回の一件(野球賭博諸々)にゃあ
深く、深く失望致しました。しかも、これにしたってまだ氷山の一角かもしれないと言う。どこまで汚染されてんのヨォ〜、って言いたくもなる。この後もきっと、○○部屋のタニマチは指定暴力団○○組支配下の組織でした〜〜!とか普通にボロボロ出てきそうで困る。そして仕舞には「誰もいなくなった…」とかね。今言うとジョークに聞こえないからコワイわな。

 解雇処分となった大関琴光喜及び大嶽親方(元関脇:貴闘力)は気の毒だけど、まぁ自業自得ですわな。
特に貴闘力。現役の力士に借金してまでバクチにハマってるだなんて冗談もいいところだ。親方は力士を指導する立場であろう?大鵬さんもお嘆きであること間違いなし(ま、その大鵬さんにしたって現役時代には柏戸さんとか北の富士さんとかと一緒にピストル所持で厳重注意受けてたこともあるって聞くけど。当時は「注意」だけでよかったのか?フ〜ム、昔はさぞや甘かったんだろうネ。ハッキリ言って、今なら十分それだけで“解雇モノ”だヨ!!)。で、ふむふむ…、他の連中は……「一場所謹慎」で終わりかぃ!!いくらなんでも甘過ぎるのではないか?独立野球リーグでは野球賭博に関わった者は問答無用でクビだって聞いたが。アレレ、「除名」は該当者なし?どこの部屋もフツーに存続?関わった者はとりあえず一場所出場停止? え〜〜〜っ、ホントにそれだけでいいの〜?自分に権力があったならば、野球賭博に関わった連中は「一場所謹慎」だけじゃ絶対許さないし、たった数年前に再生を誓った時津風部屋なんかも取り潰しとまでは言わぬまでも、師匠交代(現時津風:元時津海は部屋付きに格下げ、枝川親方=元:蒼樹山に譲る)、もしくは一門の他の部屋(式秀部屋とか湊部屋とか時津風一門の部屋)に吸収させるくらいはするけどな〜。
 「改革する!」、「膿を出し切る!!」、「黒い関係は全て断ち切る!!!」。でもね、
口ではなんとでも言えるの。だが、実際には文部科学省や外部組織から言われたことを嫌々ながら仕方なく受け入れてると言った印象で、悪いけど、まるで反省してるようには見えない。理事長代理を置くことを要求された際も「相撲を知らん連中に何が分かるか!!力士出身の者にすべきだ!!」とばかりに放駒親方(元大関:魁傑)を擁立しようともしていたとも。醜い!実に醜い!!こいつら、改革する気あるのか!?ってな具合。

 対応も常に後手後手に回り、自ら何も行動を起こそうともしない。ようやく何か処分を下したと思えば「ウソ〜!?」と声を荒げたくなるような大甘裁定。この身内に甘過ぎる体質、どうにかならんものなのか?
 この際だから、思い切って組織を刷新する必要があるな。
今後20年くらいは力士出身者は理事長にはしない、理事の半数以上を外部の者とする、もしくは横審メンバーをそのまま外部理事として採用するくらいの処置が要るんじゃなかろうか?それとも、いっそあの内館さんでも理事長にしちゃう!?(苦笑)。言い方はすんごい悪いけど、筋肉(+贅肉)バカの力士出身の者だけでは世間様の常識と言うもんが分からんのではないかと。返す返すも無礼承知で言わせていただくが、そうでもしないと世間の理解は得られんと思うのですよ。

 そして、もう一言。
もはやいい加減、「国技」と名乗るのをやめていただきたい。恥ずかしいから。スポーツ全体からすれば相撲ファンなんて果たして「野球」・「サッカー」等のファンの何分の一くらいいるものか。相撲が最近のスポーツの歴史において表舞台に出てきたのは精々「若貴フィーバー」で盛り上がった一時期くらいだけだろう。まして、筆者の年代で相撲ファンという人は殆どいないと言っていい(ご年配の方にはそれなりに多いようだが… → 相撲ファン)。他のスポーツのように学校の教育の場で積極的に取り入れられているわけでもないし、競技者人口自体も非常に少ない。まず、土俵自体を見かけない(筆者が小学生の頃は体育館のバスケットボールのコートの中央の丸い線を土俵に見立てて相撲ごっこをしてたくらいだ。おまけに周りからは「やい、相撲部〜〜!!」ってバカにされる有様だった)。
 ファンが少なくて身近じゃない上に汚職だらけじゃ、…見てられないわな。最近は毎日なんらかの「アチャ〜〜…」な事柄がポロポロ湧いてくる。こんなものが国技・日本を代表するスポーツだなんて一ファンとしては恥ずかしくて仕方ない。そして、断固認めたくもない。

 日本の相撲の場合、「韓国のテコンドー」のように特に法律などで定められたものではないから、
仮に「相撲は国技じゃないよ〜」ってなっても特に問題は生じない(確か明治時代に“国技館”と名付けられたのがきっかけで、そこから自然に定着しただけ、だよね?ならば尚更)。ならばどうだろう、「国技」であることを返上するというのは?
 
「これから組織を一から改革します!」って意志表示の意味合いも込めて、ね。んじゃ、まずは「両国国技館」を「両国相撲館」に改名しましょ。固定観念で固まりきった協会幹部の考え方を変えていくには時間がかかる。それに「国技」であることを否定することは相撲協会員に対してのペナルティの意味合いも持つし、特に、国技であることを誇りに思ってる頭ガチガチの親方衆の面子も丸潰しにしてしまえる。相撲の世界は体面とかをすごく気にする社会だから、意外と効くと思うけどね>国技返上。内部からが難しいならせめて外観からでも入ろう!それだけでも世間へは少しはアピールできるはず。苦労に苦労を重ねて今の「両国国技館」を建てられた春日野理事長(栃錦さん)には悪いけど(ごめんネ!)、この際、手段を選んでる猶予は無い。ささ、改名だ!それ、急げ!!(苦笑


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嗚呼甘い。身内に甘い、大相撲。
(2010/6/16掲載)

 生まれてこのかた長年相撲ファンやってますが、今回の一件にゃ、色々失望しましたヨ。暴力団との黒い繋がり。元から相撲界、この手の黒いウワサは常に付きまとっていたとは言え、今回の一件は酷い。
 
琴光喜クン、君は特に反省が必要だな。現在は関わっていた事を認めているが「私はやってない。特に言うべき事は無い」って一度はハッキリ言っていた。上部から圧力があって屈してホントの事を告白したわけだが、この流れ、朝青龍の暴力事件とまったく一緒だね。これでは若手ら下々の人間に示しが付かない。朝青龍と同じ「引退勧告」が妥当ではないか?まだ一応大関でやってける実力があるし数少ない日本人の有力力士ではあるが、大関だって横綱と一緒(昔は大関が最高位だったわけだしね)。心・技・体の充実が求められるっていう根本はなんら変わりやしないはずだよねぇ。うそつき横綱をクビにしたんだから当然うそつき大関もクビにしないと平等じゃないよね。じゃなきゃ天国の朝青龍も浮かばれんよ(苦笑)。日本人であるかどうかは一切関係ない。これは一つのけじめだと思う。「名古屋場所を自粛するからどうか許して、お願い!」だって?他の誰が許しても、少なくとも俺だけは許さん。即刻引退せい。年寄襲名も無論認めん。株は琴錦にでも譲ってしまえ。親方でのうのうと過ごす権利は最早貴様にはない。潔く相撲界から身を引け。「死ね!」とまでは言わぬが「消えろ」。一生どこぞの大学で相撲部のコーチでもしておれ!!(怒)。
 あと、今回の一件に関係のある力士の名前は全員公表されて然るべき。それが仮に出来ないならどういうことか?親方衆の中にも賭博に手を染めたものが多く、処分を受けて逆ギレした力士から暴露されるのがコワイから、ではないのか?・・・と見られても仕方がないのでは?
 広報部の陸奥親方曰く「膿を出し切る」とのことだが、親方衆のカクゴ次第だと思うんだけどね。きっとナァナァで済ませちゃうんだろうなぁ。
 暴力団関係者との繋がりを認めた木瀬親方(元前頭・肥後ノ海)も一度は「関係ない。俺は被害者だ」的な面してたけど、結局は暴力団との関係を認めるという始末。

 普段は週刊誌とか内容が下衆で、読んでてあんま快くは思わんけど、今回は徹底的に張り付いて内情を暴いていただきたいと思う。ガンバレ!マスコミ!!(苦笑

 一連の事件に関しても、
完全に外部の者のみで構成された(まぁ文部科学省とかね。また内館とかやくみるつ氏とかを招いてもいい)調査委員会を作り、その組織が最前線に立って調査を進め、「クロ」だった者は立場(親方・力士・裏方・その他関係者)に関係なく除名処分とするこれくらいしなきゃもうダメだと思う。名付けて「平成の大粛清」。番付がスカスカになってもしかたない。完全に自業自得なのだから。
 それが出来ないようならば他のスポーツで言えばドーピング等を平気で容認しているのと同じ。徹底的に「シロ」くしてほしい。相撲はスポーツだけでなく神事としての側面もあるわけだからね。

 しかし、こうもいろいろ出てくると八百長だとかなんだとか、「実はホントなんでしょ?」とも思いたくなる。元小結の板井氏とか元伊勢ヶ濱親方(元大関:清国)あたりとかが言ってた事ね。
 一大相撲ファン(+ゲームとしての花札愛用者として)として今回の件は物凄く悲しい。もはや「国技」って名乗ってること自体が恥ずかしくないのって感じてしまう。



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※この文章は数日前に当HP掲示板に書き込んだものを再編集したものです。

「福岡場所」の代わりに「仙台場所」を
(2010/5/8掲載)

 毎年閑古鳥が鳴いてる九州場所。地元福岡県の大関魁皇の人気を持ってしても満員御礼になる日は精々初日・8日目・千秋楽くらい。平日なんかは幕内の取組に入っても観客席がガラガラ。
 これで魁皇が引退してしまったらどうなるだろう?もう満員御礼ゼロも十分あり得ますなぁ。そんな場所で本場所を開催し続けても利益が上がらずうま味が無いのでは?…とアルツは感じてしまうのだ。

 そこで、管理人アルツ的には
九州場所の代わりに東北場所(仙台場所)を開催する事を代替案として提案したい東北は日本でも指折りの相撲どころ。現役でも青森からは安美錦や若の里や高見盛や岩木山、秋田からは豪風、福島からは玉乃島。幕内42名中6人が東北地方出身なのだ。今挙げなかった県からも数々の力士が輩出されている(岩手→横綱:宮城山、関脇:前田川、小結:栃乃花、宮城→関脇:高望山、幕内:五城楼、春日富士、山形→横綱:柏戸、関脇:琴ノ若、幕内:若瀬川、神幸ら)。
 そんな相撲どころの東北だからこそ、大相撲の本場所を開催していただきたいと思うのだ。人口が少々少ないのがネックと言えばネックだが、仙台市は100万都市。人口25万クラスの山形市、5〜10万都市も複数隣接しているので、「人口が少な過ぎる、ファンがいない」ってこともなく、十分やってける可能性もあると思うのだ。仙台でやるなら足を運んでみようかな、って言う東北の相撲ファンも多いと思うしね(注:自分含む)。

 ただ、懸念するとすれば気候か。九州場所は11月開催で力士にとっては寒さが身にしみる場所とも言える。それを寒い東北の仙台で行うのは多少酷かもしれない、という点はある(でも、仙台なんて東北でも温暖で、最もユルい部類の気候だと思うんですけどね〜)。

 また、九州場所を楽しみにしてらっしゃる方からすれば、九州場所廃止なんてのは到底受け入れられない事実かもしれない。

 ならば、
隔年で「福岡→仙台→福岡→仙台→…」と交互に開催していけばいいのではないか?…とアルツは考える。2年に一度だけだから希少価値も上がってお客さんも増える…かな?

 どうでしょう、相撲協会幹部の皆さん?検討してみる価値はあると思いますよ!(仮に実現しちゃったら、九州場所担当の親方の仕事が超ハードになっちゃうけどね)。


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