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★計画的な走り方を心がけよう

<レースの組み立て>
 ・グランプリでは、COMマシンはある程度プレイヤーの速さに合わせて走行している。レースの序盤〜中盤で遮二無二にブーストをふかしても、後続のマシンがすぐ後ろにピッタリついてくる事が多い。すると、ゴール間際でブーストを使えず次々に追い抜かれることになりかねない。また、単発で少しずつブーストを使うよりは、1度に2〜3回まとめて使った方がCOMを追い抜くには効果的。
 ・最初の内はブーストでスピードを上げることよりも、壁や敵車に接触して減速しないようにすることを優先しよう。ブーストを使用して減速してしまうのは、使った分のエネルギーだけでなく、挽回する為のエネルギーが必要となり、二重のロスになる。落下する危険がある所や道幅が狭い所など、危険な箇所を見定め、ブーストを使い大胆に飛ばす「攻めの走り」と繊細な操作で減速を防ぐ「守りの走り」を使い分けよう。
 ・マスタークラスでは初期のスペア数が1しかない。第1戦では積極的に敵マシンを潰しにかかり5台以上壊してスペアを増やしておきたい。1台増えるだけでだいぶ安心感が違う。

<攻撃と防御>
 ・攻撃アクションには1点に攻撃力を集中する「サイドアタック」と回転して全方向に攻撃を加える「スピンアタック」の2種類がある。サイドアタックはほとんど減速せず、小刻みに使用することが出来るので、使い勝手が良い。一番ダメージを与えられるのは完全に横に並んだときだが、破壊したマシンが壁に反射して自機にあたり減速、思わぬタイムロスになることもあるので注意。スピンアタックは攻撃力が低い上にスピンしている間は徐々にスピードが落ちてしまう。撃墜数を稼ぐにはブーストを使用しつつ敵集団に突っ込んだり、細い道でミスして減速した時に後続のマシンと接触を防ぐ為に使用する等、使いどころは限られる。
 ・COMマシンの中には攻撃的な性格の者もいる。これらのマシンは並走した状態などではスピンアタックを多用してくるため大変危険。攻撃される確率は並走している時間が長いほど飛躍的に高くなる。エキスパートクラス以上では常にそれらのマシンとの位置関係を注意していく必要がある。接触機会が多いのは道幅が狭いところやダッシュプレート付近。ブーストを使用して一気に距離を開けたり、アクセルOFFでスピードを微調整し一定距離を保とう。
 ・攻撃的なマシンの撃墜は後ろから一気に追い上げ、すれ違いざまにサイドアタックで攻撃するのが最も安全。


★COMマシンの性質を見極める

<COMマシンがブーストを使うタイミング>
COMマシンのブースト使用傾向は大体決まっている。大まかに、以下の特徴が見て取れた。

 ・2周目に入ってもすぐにはブーストを使わない。
 ・どのサーキットでも、エネルギー残量に余裕のあるピットエリア通過直後は猛烈に飛ばすことが多い。
 ・ブーストを2回以上連続で使うことは少なく、1回使用すると暫くくは使わない。難易度が低いほどこの傾向が強い。
 ・難易度が上がるごとに、ゴール前でブーストを使用する傾向が強くなる。すなわち、先頭集団の後方に位置してゴール前でブーストを連射し、一気に追い抜く戦法は取りにくくなる。


<攻撃的な性格のパイロット>
 特に難易度エキスパート以上では近づくとスピンアタックで攻撃してくるマシンの攻撃頻度が上がる。本作ではパイロットごとに性格付けがなされている。プレイヤーの使用マシン毎にライバルがいる前作(F-ZERO X)とは異なり、プレイヤー選んだマシンに関係なく、一定のマシンが攻撃を加えてくる。エキスパート以上のグランプリでは、攻撃的なパイロットのマシンとの駆け引きが重要になってくる。
 基本的には「重量級である」、「ボディ性能が高い」、「シナリオで悪役である」の内、複数を満たすキャラは攻撃的な性質を持つ、と考えてよい。反対に、ボディの弱いマシン(性能評価がC以下)は攻撃アクションを発動する事は一切無い(進路がかち合ってぶつかる事は当然あるが)。

攻撃傾向 パイロット
攻撃的 デスボーン、ババ、サムライゴロー、ピコ、バイオレックス、マイケルチェーン、
ブラッドファルコン、ブラックシャドー、ドンジーニー
攻撃してこない その他



<得意なサーキット>
 敵マシン1台1台に得意なサーキット、苦手なサーキットがあり、大まかに傾向がある。

 詳細はグランプリCOM順位傾向・行動パターン一覧のページにて。




<COMマシンが苦手なサーキット>   

 COMマシンはミスの少ない走りをするが、苦手なコースもある。完走や上位入賞が難しいダイヤモンドカップは敵の自滅も多く、優勝ラインは300点台まで下がりがち。

カップ サーキット 説明
ルビー2 ベガスパレス
スプリットオーバル
回復ゾーン後の最終コーナーでオーバースピードのためコース外へと吹っ飛んでいくマシンもチラホラ見かける。エキスパート以上に多い。
サファイア3 グリーンプラント
メビウスリング
高速サーキットに関わらず路面の凹凸が激しい。ピットエリア付近ではCOMマシンはスピードを出す傾向にあるが、その付近でコースアウトするマシンが出るようだ。
エメラルド4 ライトニング
ハーフパイプ
数は多くないが、スピードを出し過ぎて勢い余って最終コーナー付近でコースアウトするマシンもある。
ダイヤモンド1 コスモターミナル
トライデント
エキスパート以上ではCOMマシン同士が攻撃し合う際、コースアウトするマシンも少々出る。大ジャンプに失敗するマシンも…。
ダイヤモンド2 サンドオーシャン
ラテラルシフト
やはり、COMとは言えども、穴だらけのコースは厳しいらしい。ガードレールが無くなり、道幅が狭くなる地点で混戦になると少々リタイアする者も出る。
ダイヤモンド3 ファイヤーフィールド
アンデュレーション
コース全体でちらほら落下するマシンを見かける。特に最初のアップダウンや大ジャンプ後の着地地点前後に多い。
ダイヤモンド5 ファントムロード
スリムラインスリット
最終コーナーでオーバースピードの為、コース外に吹っ飛ぶマシンを見かける。ノービスではまず見かけないが、ゴール前でブーストを多用するエキスパート以上で多い。
AX3 ポートタウン
シリンダーウェーブ
普通に走っていれば意外と落ちないものだが、何故か最後の大ジャンプで脱落者が多数出る。



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