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《コース攻略:ミラーキングリーグ》


1.ミュートシティIII

<マップ>


<マップ(スカイウェイ)>



<コメント>
 ・ミラーキングリーグ第1戦。ミュートシティIIIの左右反転コース。

 ・スタート直後はピットエリアの左側にダッシュプレートが2つ連続で設置されている。先行逃げ切り型のゴールデンフォックスを使っていてほぼダメージを受けていない1周目はピットに入らずそのままダッシュしてしまうと良い。スタートライン通過の時点でダメージを受けている場合は回復を優先してターボを使いながらピットエリアを経由するとエネルギーを温存しつつタイムロスを減らせる。
 ・以降のコース前半は特にギミックも無いため走りやすいが、その分他のプレイヤーも積極的に攻撃を仕掛けて来る事が多いため、避けるにせよやり返すにせよ壁に当たって減速しないように走りたい。

 ・中盤以降はかなりアレンジされて元のコースとはだいぶ異なった感じになっている。ジグザグの細い道を抜けた左側の壁にジャンププレートが仕込んであり、左側に飛び出しコース外のジャンププレートに乗り、ジャンプ中に更にコース右側に出て再度ジャンプする事でショートカットが可能。このジャンプするルートが一番距離的には短い。ただし、ジャンプ中は最高速が478キロに固定されるため、エネルギーが多く余っている時だとか周囲に他プレイヤーが多くジャンプできなかった時は地上のダートをターボを使って走る事で、ジャンプした場合からそれほど遅れずに走る事もできる。ジャンプもターボ使用もしない場合は通常ルートでなるべく多数のスパークプレートを踏んで、一気にエネルギーを貯めてスカイウェアでの挽回を狙いたい。

 ・スカイウェイは大きく距離を短縮する地点も無く、ダッシュプレートの配置も割と均一なので、どこでスーパーターボを発動しても大きく得もせず損も無い感じではあるが、ターボを使う事の多いジャンプでのショートカットをする地点の付近だとか、最終コーナー前後辺りを通過するように発動できれば、若干エネルギーをケチれてお得かもしれない。


2.デスウインドII

<マップ>

<マップ(スカイウェイ)>

<コメント>
 ・デスウインドIIのミラーコース。元のコースはダッシュプレートが多数設置されていたが、こちらミラーコース側はジャンププレートやバウンスプレートが多数設置されており、走行感覚はかなり別物に仕上がっている。元のデスウインドIIと同様にコース全長に対してピットエリアはかなり短いため、1~2周目に飛ばし過ぎると終盤ガス欠で苦労するので、序盤は控えめに入りたいところではある。
 
 ・最初のストレートは3つ目のジャンププレートから左寄りに飛び出す事でショートカットができる。手軽で効果もそこそこ大きいため積極的に使いたいが、ジャンププレートに多数のプレイヤーが集中する事、ジャンプ中も風の影響で横に流される事からミスを誘発しやすい。どうしても事故が起こりがちなのでギリギリの距離でなく多少余裕を持って早めに着地したい。

 ・連続の直角カーブ(シケイン)のアウト側の壁にはバウンスプレートが連続で設置されており、フルスピードで突っ込んでもうまい具合にバウンドしてコーナーを脱出できる作りになっている。…のだが、距離的にはバウンドでコーナー外側に弾かれるためかなり無駄がある。一瞬アクセルOFFで最短距離を結んで走っていった方が結果的には速い。この付近で壁や他プレイヤーと衝突して減速している場合は、3つ目(コーナー出口)のバウンスプレートにわざと接触して速度を回復すれば、ターボ使用分のエネルギーを節約できる。この付近は敵バンパーも大きく蛇行して走るため、避けるのが難しい。バンパーは若干膨らんで走行するので、多少壁をこする程度にイン側を抜けてしまうと意外とぶつからずに済んだりも。壁に接触して減速した場合はバウンスプレートで加速すれば良し。

 ・バウンスプレート地帯は2ヶ所あり、それぞれを通過した後のストレートにはジャンププレートがあり、使用する事で若干の距離をショートカットできる。ただし、この地点でのジャンプは大して距離を縮められないため、ムリしてジャンプしなくても良い(エネルギーが余っているならば地面をターボ使用で走った方が速かったりもする)。

 ・スーパーターボは、スタート/ゴール地点の直線はダッシュプレートが多く、反対側はダッシュプレートは少ないながらコーナーを短縮する箇所が多い。どこで使っても大損はしない形状だが、このコースはピットエリアが短いため、できればピットエリアは通常コースで通過したいところ(=長く居られる分エネルギーを多く回復できるので)。


3.ポートタウンII

<マップ>

<マップ(スカイウェイ)>

<コメント>
 ・スタート直後は元のコース同様にダートをジャンプで越える事になる。この地点でジャンププレートに載り損ねると長い距離のダートを抜ける羽目になり、特に減速しやすいゴールデンフォックスでは大幅なタイムロスになる。意地でもジャンプしたい。
 ・続く連続コーナーでは、アウト側→イン側の順でバウンスウォールが設置されている。バウンドしながら進む事でアクセルONのまま進む事も可能なのだが、実際はバウンドしながらだと速度はフルスピードでも距離的には無駄が多く、結局はなるべく減速を避けた上で大回りせず普通通りに走った方が速い。ただ、減速した後のリカバリーという点では、エネルギー消費なしで一気に加速できるため、減速している時は積極的にバウンスウォールを使いたい。

 ・ヘアピンカーブの前後の道路中央にはバウンスプレートがズラリと縦に並んでおり、非常に邪魔に感じる。連続で急カーブが続くのでアウト・イン・アウトで進みたいが、バウンスプレートに当たると減速してタイムロスになる。左右の移動の際は素早く確実にバウンスプレートを避けてラインを移動したい。
 ・コース終盤は非常に道幅が狭い。トップグループで走っている時は赤バンパーがこの狭い中で密集するため、かなりの危険地帯と言える。一番避けたいのは多数の赤バンパーに連続でぶつかって一気にリタイアに追い込まる事。どうしても避けようが無い場合はスピンアタックでダメージを最小限に留めた上で、強引に突っ切るのもアリな選択。若干下位を走っている場合は赤バンパーがそれほど多くならないため、バウンスウォールを抜けた地点からターボ発動で加速しながらカーブを曲がり、出口でジャンプしてショートカット…といった流れでスムーズに走れる。

 ・スーパーターボを使用する場合は、前半ならジャンプ後のカーブを曲がった後辺りで発動すれば、コーナーを丸ごと1つ分ショートカット+ダッシュプレートの加速で大幅にタイムを縮められる。後半はダメージを受けやすく速度も維持しにくいヘアピンカーブ後~終盤の狭い地点で使うのがおすすめ。


4.レッドキャニオンII

<マップ>

<マップ(スカイウェイ)>

<コメント>
 ・レッドキャニオンIIのミラーコース。速度は出やすいデザインながら、ギミックが多数増えて走行難度はかなり上がっている印象。元のレッドキャニオンIIはキングリーグの中では難易度は低めだったが、こちらミラーコースはちょっとの油断が即リタイアに繋がりやすく、上手いプレイヤーでもしばしばリタイアに追い込まれる事も見られたり。ゴールまで油断せずに走りたいところ。

 ・スタート直後のジャンプはイン側を飛ぶ事で若干のショートカットができる。特に難しくないので、常時狙いたい。空中で他マシンから攻撃を受けた場合は進路を右寄りに修正して早めに着地し安全を確保しよう。
 ・連続コーナー後のジャンプは直後に左カーブがある。普通に飛んでも良いのだが、右の壁側のマグネットの上空を飛びジャンプ距離を短くして早めに着地してアウト側に寄っておくと、次の左カーブが曲がりやすくなる。

 ・続くクネクネの区間は直線的に走れるのだが、地雷が多数設置されているため、他マシンからの幅寄せには特に注意したい。2周目以降は地雷はあらかた無くなっている事が多いが、トップグループで走っていると赤バンパーが蛇行しながら走っているため、かなり邪魔に感じる。動きを先読みしてなるべく大回りせずに避けたいが、ここは他プレイヤーがターボで飛ばして来る事も多いため、赤バンパーだけでなく他プレイヤーがスピンアタックで幅寄せして来る事も考慮しつつ走る必要がある。
 ・地雷地帯の後はジャンプか通常のルートを走る事になるが、左側の通常ルートにはスパークプレートが多数設置されているため、こちらを走った方が速度が出やすくスーパーターボ用のエネルギーも貯めやすい。直線的に並んでいるので連続で加速しやすいのも利点。5周フルに通れればトップグループでもスーパーターボが使用可能になる事も多々あるため、通常ルート側がオススメ。ジャンプルートは矢印型の大きなジャンプ台を使って直進する事になるが、矢印の中央部分が穴になっているため、若干右か左に寄って落下を防ぐ必要アリ。

 ・コース終盤は道幅が狭いカーブが連続する。ゴール手前のシケインの外側の壁にはジャンププレートが設置されており、直進する事でそのままショートカットができる。ただしジャンププレートは小さく、脇に地雷も埋まっているため、他プレイヤーがごった返す事も相まって、意外と安定して抜けるのが難しい。ここでジャンププレートに乗り損なうと地雷や壁にぶつかる上に跳ね返されてピンボール状態になり、一気に大ダメージを受けて大幅なタイムロスにもなる。混み過ぎて安全に通過できそうにない場合は、あえてジャンプしなかったり、もしくはアクセル瞬断でタイミングをずらす等、安全重視の選択をするのも十分アリ。

 ・スーパーターボは、序盤は距離を多少短縮でき、中盤のクネクネのバックストレート部分は距離の短縮はほぼ無いがダッシュプレートが多く加速しやすい、後半は道幅が狭い地点を安全に通過できる…といった具合で、それぞれの地点でそれなりに利点があるため、どこで使っても露骨に損をする事は少ない印象。苦手に感じる部分で発動するとよろしいかも。


5.ファイアーフィールド

<マップ>

<マップ(スカイウェイ)>

<コメント>
 ・ミラーキングリーグ最終コース。通常のF-ZERO 99モードやハードコースでは出現せず、グランプリ最終戦でのみ登場する。元のファイアーフィールド以上にギミック満載の長距離テクニカルコースに仕上がっており、ダメージが蓄積しやすく完走難易度は非常に高い。

 ・スタート直後のストレートには地雷の代わりにバウンスプレートが埋設されている。地雷と違ってダメージは受けないものの、接触しても消えないために2周目以降もしっかり避ける必要がある。コース端側を走れば避けられるのだが、端ギリギリを走行しているとトップクラスのプレイヤーはこちらを減速させるべく積極的に攻撃を加えて来るため、周囲がごった返している場面ではあまり端側を走らず、中央を走っておいた方が良い。

 ・最初のコーナーの後の連続カーブは元のコースを反転しただけでギミックは追加されていないなので元のコースとほぼ同じ感覚で曲がれる。ただ、前のストレート部分のダッシュプレートの効果でフルスピードで突貫する事になるので、その点では難易度は上がっている。エネルギーに余裕があるならば90度ほど旋回した所を狙ってアクセルONのまま壁にぶつかり、反動で抜けてしまうのがラク。エネルギーを節約したい場合は壁にぶつからないように丁寧に旋回し、2つ目のコーナー内側のダートは強引に突っ切って最短距離を抜けると良い。

 ・続く直線区間は「外側に2つのバウンスプレート、中央側に2つの地雷」が横1列に並んだものが左右に連続して設置されている。バウンスプレートが道の端に左右連続で並んでいる事もあり、「壁際を強引に直線的に抜ける」というのも不可能。見た目は直線だが、実質的には緩いジグザグカーブといった感じでアクセルONのままスムーズに抜けたい。1周目は地雷が残っているため若干大きめに避ける必要がある。


 ・コース中盤の連続ヘアピンも難所の1つ。最初のヘアピンはアウト・イン・アウトで抜け、2つ目のヘアピンはファイアスティングレイやワイルドグースはは丁寧にぶつからないように回っても曲がり切れないため、アクセルONのまま強引に壁にぶつかってしまうと反動で抜けられ350キロ程度も維持できる。他の2台ならば加速の良さを活かして事前に少し減速してぶつからずに丁寧に曲がるのもアリ。

 ・連続ヘアピンを抜けた後は暫く左→右→左→右とかなり急なクネクネカーブが続き速度が乗らないのがクセモノ。ターボで一気に加速すれば速度だけは出るが、今度はオーバースピードで曲がり切れずに連続で壁に衝突し大ダメージ…となりがち。ターボを使う場合は(多少ムダは大きくなるが)アクセルOFFして速度を450キロ程度に抑えて旋回できる状態を保ちつつ曲がると幾分ラク。他プレイヤーの進路を塞いで後ろから追突してもらえば、スピードが出過ぎるといった事もなく適度な加速が可能なのだが、そう都合良く追突してなどくれないため、それを常時期待するのも難しい。周囲に他プレイヤーや敵バンパーなどが多くて加速できる状況でない場合は、まずは道路中央に並ぶバウンスプレートにぶつかって減速する事だけは避けたい。
 ・直線区間は一面に多数のバウンスプレートが埋まった地帯になっている。エネルギーに余裕があるならば中央のダメージゾーン辺りをターボを使いながら強引に抜けてしまうのも手だが、区間の中央の左右の壁にバウンスプレートがあるため、わざとぶつかって加速する事でエネルギーを節約する事もできる。

 ・最終コーナー分岐があり、外側にのみピットエリアがあるのは元のコースと同様。ファイナルラップではエネルギーを回復する必要も無いので、最短ルートであるイン側をターボを使いながら一気に走り抜けてしまおう。エネルギー残量がゼロに近い場合は他プレイヤーからの攻撃にはくれぐれも注意の事。


 ・スーパーターボはコース中程の連続ヘアピン前辺りで使えば、連続ヘアピンを丸ごとショートカットできるのに加えて速度の乗りづらいクネクネ地帯まで一気に抜けられるため圧倒的に有利。トップとのタイム差がある場合は、更に前の連続カーブ地点から発動してもOK。
トップクラスのプレイヤーもあえて序盤は選考せずに集団後方に位置してスーパーターボを貯めるのを優先している事が多いほど。よほど周囲のプレイヤーより速い自信が無ければ、このコースではスーパーターボでの逆転に賭けた方が勝ちやすい感じではある。


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