縮緬遊戯堂 縮緬F-ZERO大辞典




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★ダークシュナイダー【マシン】(2011/1/23更新)

<登場作品>
 ・F-ZERO AX(アーケード)
 ・F-ZERO GX(GC)


<解説>
 デスボーンが搭乗するマシン。竜の頭の骨をイメージした形状のデザインで灰紫色のカラーリング。ムービー内ではツヤのあるコーティングがなされているように見えるが、ゲーム内では結構キズだらけである。盗難防止のため、デスボーン以外がコックピットに乗り込むとハンドルから毒針が発射されるという物騒な仕掛けが仕込まれている。
 性能評価はボディA、ブーストB、グリップD。重量は2080kgの重量級。マシンNo.は0とされることもあるが、ゲーム内ではマシンNo.は割り当てられていない(マシンにNo.が表示されていない唯一のマシンでもある)。
 性能評価ではブーストが高めだが実際のところはそれほど一発あたりの威力が無く、スピードを確保しづらい。反面、グリップは評価が低めの割にはそれほど扱いが難しくなく、重量級マシンの中ではかなり扱いやすい。
 標準的なセッティングでは最高速が高いのだが、最高速重視の設定にしてもそれほど速度が伸びないのが残念なところ。ブースト・最高速共にそれほど突き抜けた能力は無いため、グランプリではあまり極端な設定にしないことが重要。壁にぶつかるなどの大きいミスをしても挽回するだけの爆発力が無いため、ミスの無い堅実な走りが要求されるマシンである。


★ダーティジョーカー【マシン】(2015/2/2更新)

<登場作品>
 ・F-ZERO for GAMEBOYADVANCE (GBA)

<解説>
 中世の王侯貴族の血を引く富豪パイロットのサイバー卿の所有する濃い緑色のマシン。ウイング部分に十字の紋章が彫られている。エンジンは『Mugler MAGNAM-8 Bore Up(ミュグレー・マグナムエイト・ボアアップ)』を2基搭載する。デザインは卿の住む城に飾られてあった古い写真のマシンを基調としている。

 最高速度は436km/h、ブースト速度は489km/h。ブーストタイムは3秒、ターンパフォーマンス:C・バランス:A。ボディ強度は75/100。ジャンプ性能はごく普通。
 スペック上ではコーナリング性能が少々良い程度で目立った部分は無いのだが、このマシンの最大のウリは画面に表示されない惰性力の高さ。ブーストやダッシュプレートで得られた速度の減衰が極めて緩やかという強烈なスピード性能を持つ。したがって特性上、ダッシュプレートの多いコースではバツグンに速い。ただし、高い惰性力はアクセルがONの時のみしか作用しないため、ブラストターンでアクセルを連打していると一気に減速してしまう。このマシンで速く走るなら、高いグリップ性能を活かし高速域で走行中はなるべくブラストターンの使用を控える必要がある。また、あちこち衝突していると強みを活かせないのでミスの無い走りも要求される。

 グランプリのマスター・クラスでは高いスピード性能が大きな武器になる。後ろからのマシンをブロックするだけで540km/h程度まで加速≒ブロックの度に軽くブーストふかすのと同等の加速が得られるため、速度不足で困る事はまずない。ただ、前述の通りゴツゴツと衝突してばかりだと利点を活かせないので少々苦戦するかもしれない。

 ちなみに、海外版ではマシン名は『SLY JOKER』となっており、ちょっと意味合いが変わってくる。日本語の『Dirty』だと『ばっちい』とか『下品な』とかいう意味合いであり、あんまり貴族的じゃないのが原因だと推測。


★ダイゴロー【人物】(2020/1/7更新)

<登場作品>
 ・F-ZERO AX(アーケード)
 ・F-ZERO GX(GC)

<解説>
 サムライ ゴローの一人息子。年齢は『AX/GX』時で10歳。母親は不明(『ファルコン伝説』系統に出ていたリサ・ブリリアントであると思われるが、今のところ一緒に登場したことも無く、リサ自身が本流作品で登場していないため、アニメ版限定のキャラであることが否定できないため)。
 見た目の通り勉強は出来ない模様だが、抜群の運動神経を持っているため、父親であるサムライ・ゴローよりもパイロットとしての将来性は上と称されることもある。

 マシンは父のマシンと同じトラエモン・エチゴヤ製のシルバーラットに搭乗する。ボディを犠牲にしてブーストに特化した超小型のマシンである。


★ダイ・サン・ゲン【人物】(2018/7/10更新)

<登場作品>
 ・F-ZERO AX(アーケード)
 ・F-ZERO GX(GC)

<解説>
 チャイナル星人の小柄な三つ子パイロット。年齢は64歳だが、チャイナル星人は長命なためまだかなりの若年と見られる。名前の元ネタは麻雀の役『大三元』から。ゴマー&シオーのツインノリッタと共に例外的に複数人で操縦する事が認められている。ダイがハンドリング、サンがブースト、ゲンがアクセル操作を担当している。

 搭乗する機体No.33『ピンクスパイダー』はボディC・ブーストC・グリップAで1100キロの重量。スペック表示ではグリップに優れる事になっているのだが、実際の所はやたらと滑りまくるため、コーナーは基本全てドリフトで回る事になる。


★ダイナソーレーシングチーム【設定】 (2018/12/30更新)

<登場作品>
 ・F-ZERO X(N64)
 ・F-ZERO AX(アーケード)
 ・F-ZERO GX(GC)

<解説>
 バイオレックスのマシン:ビッグファングを設計&制作を担当したチーム。操縦者であるバイオレックスの気性の荒さに合わせ、操作性に重点を置いた設計を施している。


★チームパワーボイス【設定】 (2017/12/23更新)

<登場作品>
 ・F-ZERO X(N64)
 ・F-ZERO AX(アーケード)
 ・F-ZERO GX(GC)

<解説>
 ケイト・アレンのスーパーピラニアを設計・制作を担当。スーパーピラニアはケイト・アレンの「自身の曲をレース中に流して走りたい」という要望を実現するために、外部の音を完全にシャットアウトする設計になっている。


★ツモ・リーチ【人物】(2018/7/10更新)

<登場作品>
 ・F-ZERO AX(アーケード)
 ・F-ZERO GX(GC)

<解説>
 ダイ、サン、ゲンの祖父にあたる人物。ハンドリング、アクセル、ブレーキ操作が別々の特殊構造3人乗りF-ZEROマシン『ピンクスパイダー』を開発。


★デザート王国【設定】(2014/11/17更新)

<登場作品>
 ・F-ZERO AX(アーケード)
 ・F-ZERO GX(GC)


<解説>
 マジカール星にある科学技術が発達した王国。ネーミングとデザインはデザート(砂漠・desert)→デザート(甘い方・Dessert)と多重の洒落になっている。姫様の名前からしてプリンシア・ラモード(=プリンアラモード)かつデザート→砂漠→アラビア風のデザインとなっている。作中に登場しないラモード王家の他の方々も恐らくは甘いもの関連の名前になっていると思われるゆえ、次回作以降も期待したいところだが…。


★デザート王国科学技術庁開発部【設定】(2020/1/7更新)

<登場作品>
 ・F-ZERO AX(アーケード)
 ・F-ZERO GX(GC)

<解説>
 デザート王国直轄の技術の研究・開発部門。いつも姫であるプリンシアのわがままに振り回されており、「F-ZEROグランプリに出場したい」と言い出した姫のために、高度な人工頭脳を搭載し安全性も高めた独自のF-ZEROマシン『スパークムーン』を製造している。


★デジボーイ【人物】(2017/12/23更新)

<登場作品>
 ・F-ZERO AX(アーケード)
 ・F-ZERO GX(GC)


<解説>
 8歳にしてアインシュタイン・アカデミーに在学中の天才発明少年。本名はテリー・ゲッター。
 地球人最高の知能指数を持つという噂もある。優勝するために自らマシンを設計、小型・軽量でブースト特化型の『コズミック・ドルフィン』に乗り込み、レースに参戦する(ゲーム中では最高速とボディ強度が最低級で決して性能が良い部類とは言い難いコズミック・ドルフィンだが、彼の余裕の現れなのかどうかまでは不明)。なお、マシンは片手でも操作できるように設計してあるらしい…のだが、通常運転ならともかく、レースではそこまで余裕かましてられないのか、ゲーム内のリプレイ等で確認する分には、しっかり両手でハンドルを操作しているのが見て取れる。
 現在興味があるのは同じクラスの女の子(シャロンという名前らしい)の行動とサムライ・ゴローの生態研究。


★デスウインド【地名】(2011/1/23更新)

<登場作品>
 ・F-ZERO(SFC)

<解説>
 スーパーファミコン版の元祖『F-ZERO』のみに登場。常に暴風が吹き荒れる惑星で、F-ZEROのレース中も常に風の影響を受けるシリーズ唯一のコース(サテラビューで配信されたF-ZERO GP2を含めれば、サンドストームなる風の影響を受けるコースはある)。シリーズ常連のパイロットであるピコの出身地でもある。
 後のシリーズで元祖のコースが移植されたことはたびたびあるのだが、このサーキットのためにシステムを作り直す必要があるのが面倒くさいためか、デスウインドだけは移植の対象外となってしまっている。


★デスボーン【人物】(2011/1/23更新)

<登場作品>
 ・F-ZERO AX(アーケード)
 ・F-ZERO GX(GC)

<解説>
 年齢不詳の謎のパイロット。『F-ZERO GX』のストーリーにおいてのボス的存在。時空を自由に移動する能力を持ち、時空警察から指名手配されている(事実、時空警察所属の刑事フェニックスに追われているものと思われる)。過去に三度死んでおり、臓器をサイボーグに置き換え不死身の肉体を手に入れた(頭部が透明の容器に覆われており、脳味噌が丸見えになっているのがちょっとグロい)。
 ストーリーモードではグランプリを制しチャンピオンベルトを手に入れたキャプテン・ファルコンを誘い、時空の狭間にて決闘を行う。

 搭乗マシンはダークシュナイダー。性能評価はボディA、ブーストB、グリップD。重量は2080kgの重量級。


★デスレース【システム】(2011/1/23更新)

<登場作品>
 ・F-ZERO X(N64)


<解説>
 「F-ZERO X」のみに搭載された異色のモード。延々と直線が続くコース(輪のような形状)が舞台で、プレイヤーのマシンが他の29台のマシンを全て破壊するまでの時間を競う、ストイックなモードである。
 他のマシンを破壊する、素早く移動するという観点から考えると、重量が重くてボディが強く、ブースト能力が高いマシンが向いていると言える(クレイジーベア、グリーンパンサー、ワイルドボア等)。


★デビルズフォレスト【地名】(2017/3/18更新)

<登場作品>
 ・F-ZERO X(N64)
 ・F-ZERO X エキスパンションキット(64DD)

<解説>
 F-ZERO Xのみに登場するグランプリが開催される森の惑星。

 F-ZERO X単独では3つ、エキスパンションキット込みで換算すると本作最多の5つのサーキットを擁する。ストレートが多い高速サーキットから、距離が短く急コーナーがオイテクニカルなものまで、多彩なサーキットが建造されている。


★ドクター・クラッシュ【人物】(2018/11/27更新)

<登場作品>
 ・F-ZERO X(N64)
 ・F-ZERO AX(アーケード)
 ・F-ZERO GX(GC)
 ・F-ZERO ファルコン伝説(GBA)
 ・F-ZERO CLIMAX(GBA)

<解説>
 元は技術者でF-ZEROマシンの設計を行っていたが、若い頃からの夢を捨てられず、50代でパイロットに転身した異色の経歴を持つ。元からインドア系という事もあり体力面で不安を抱えており、それをカバーするために、自らが開発した補助アーム(背中に背負っている)を用いてマシン操縦のアシストを行わせている。年齢はGX時で55歳、中年太りした体型でサイズの小さめの服から腹が出ているのがチャームポイント。なお、自身のマシンの他、ビーストマンの『ハイパースピーダー』もクラッシュが依頼されて作ったマシンである。

 自身が乗り込むのはNo.29『クレイジーベア』。ボディA・ブーストB・グリップEで2220kgの重量級マシン。ボディとブーストの強さを併せ持つが、グリップが極端に低い。重くて固いため当たり合いには抜群に強いが、慣れない内はマトモに直進するのも難しい挙動で操縦にはかなりの熟練を要する。


★ドクター・スチュワート【人物】(2018/7/10更新)

<登場作品>
 ・F-ZERO(SFC)
 ・F-ZERO X(N64)
 ・F-ZERO AX(アーケード)
 ・F-ZERO GX(GC)
 ・F-ZERO ファルコン伝説(GBA)
 ・F-ZERO CLIMAX(GBA)

<解説>
 本名、ロバート・スチュワート。年齢は『GX』時で42歳。ミュートシティ出身。
 カリスマ的な存在の天才的外科医として知られていたが、F-ZEROマシン設計者である父親ロビンの死を契機に転身、F-ZEROドライバーとなる。
 愛機である『ゴールデンフォックス』は路面とのGを極力低減して驚異的な加速・ブースト能力を実現したマシンだが、その分挙動が乱れやすく扱いが難しい。そんな癖の強いマシンをいぶし銀のテクニックで乗りこなし、F-ZEROグランプリでも好成績を残す通好みのベテランパイロットである。
 また、F-ZEROグランプリが一時中止される程の大事故(F-ZERO Xの少し前の時期にあたる)の際には緊急医として怪我人の治療にあたり、奇跡的に死者は出なかった(マイティー・ガゼルやキャプテン・ファルコンの治療を行っている)。

 性格は初代F-ZEROの取説のコミックでは「私の勝利を全ての女性に捧げよう!」と言ったり、GXのムービーでは赤いバラの花びらをばら撒くイメージトレーニングをしていたり、勝利インタビューで「私の走りはもはや芸術の域」と言い放つなど、若干ナルシストチックな描写が多い。

 なお、国内では直接の言及は無いが、北米任天堂の公式雑誌ニンテンドーパワーの記述によれば、for GBAのマシン『シルバーサンダー』の設計はドクター・スチュワートの手によるもの、という設定がある。…となると、彼は医学とF-ZEROドライバーに加え工学分野でも超一流って事になる。うーむ、超天才半端ねェ……(笑)。


★トラエモン・エチゴヤ【人物】(2015/12/7更新)

<登場作品>
 ・F-ZERO ファルコン伝説(GBA)
 ・F-ZERO CLIMAX(GBA)

<解説>
 F-ZEROのマシン設計者。名前から察するに日本人の血を引いた人物らしい。サムライ・ゴロー一派の3台のマシン(ゴローの『ファイアスティングレイ』、息子ダイゴローの『シルバーラット』、アントニオ・ガスターに盗まれた『グリーンパンサー』)の設計を担当。ずんぐりした丸っこいフォルムのデザインを多用する。
 いずれも高出力のRS系エンジンを搭載したマシンだが、性能は最高速と安定感の『ファイアスティングレイ』、加速と爆発力の『グリーンパンサー』、ブーストの加速と小回りに特化した『シルバーラット』と三者三様。どちらかと言えばドリフト寄りの挙動の物が多い、とは言えるかもしれない。


★ドラゴンバード【マシン】(2011/1/23更新)

<登場作品>
 ・F-ZERO ファルコン伝説(GBA)
 ・F-ZERO CLIMAX(GBA)


<解説>
 「F-ZERO ファルコン伝説」シリーズの主人公である、リュウ・スザクが搭乗するマシン。白を基調としたカラーリングで平たい形状。ドクター・クラッシュが制作した最新のマシンである。
 性能評価はボディ・ブースト・グリップの全てがBと高水準でまとまっている。重量は1850kg。ナンバーは00。かなりの高性能を有するマシンではあるが、若干ハンドルの効きが悪いので、とっさの緊急回避はやや苦手とする。


★ドリフトターン【システム】(2015/12/7更新)

<登場作品>
 ・F-ZERO X(N64)
 ・F-ZERO AX(アーケード)
 ・F-ZERO GX(GC)
 ・F-ZERO ファルコン伝説(GBA)
 ・F-ZERO CLIMAX(GBA)

<解説>
 初代とforGBA以外の全作品で存在するテクニック。マシンの後部を意図的に滑らせる事で鋭く曲がり、急角度のコーナーを抜ける事が可能となる。最高速重視の設定ではドリフト状態になると速度の減少が無視できないため、多用するならばなるべく加速重視のセッティングにしておく事が望ましい。加速重視のセッティング時においては直進時以上の速度を叩き出す事も可能になる。

 Xではグリップの基礎性能の低いマシンの方が状態を維持しやすいため、グリップEで速度が最も出るブーストAのヘルホークとナイトサンダーの2台がタイムアタックで多く使われた。壁に当たっての減速幅が少ないXでは壁にぶつかって車体を削りながらムリヤリにでもドリフトした方が速いタイムを出しやすい。小刻みな切り返しでは加速を得られずメリットが少ないので、ある程度の長いコーナーで威力を発揮する。

 GX/AXでは高速走行時にスライドターン操作をするとこちらドリフトに自然に移行する事が多いため、ドリフトの挙動にいかに早く慣れるかが、自在に操作できるかの分かれ道。厳密に言えば、赤っぽい煙が出ている状態が本作でのドリフトターンにあたる。ちなみにGX/AXでのバグでの加速走法の挙動の多くがこのドリフト周りに絡む物だったりもする。


★ドン・ジーニー【人物】(2011/1/23更新)

<登場作品>
 ・F-ZERO AX(アーケード)
 ・F-ZERO GX(GC)


<解説>
 武器の売買や資源の密売で財を築き上げた闇の大富豪。極端な肥満体(ただし、顔にはそんなに脂肪が付いていない)で服にはゴテゴテと宝石で装飾を施している。年齢は65歳。F-ZEROグランプリの参戦は「新たな金儲けのため」だとか「単なる道楽」とか色々囁かれているが、真の理由は定かではない。
 マシンも大金をかけて制作した「ファットシャーク」を使用。カスタムマシンを除けば全マシンの中で最も重い重量があるが、強力なエンジンを多数積み込むことで強引に問題解決、ボディの強さと速度を両立させている。ただし、その代償としてコーナリング性能が犠牲になっており、ハンドルを切るだけで大きく減速してしまう欠点を抱える。


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