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ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 攻略
カップリング考察+
《アイラ》

母親:アイラ
クラス:ソードファイター → ソードマスター 
継承可能武器:剣A(→ラクチェにすべて)
スキル:見切り・流星剣 + 連続
  成長率
(%)
HP 50+20
30
魔力 5
30+30
速さ 30
幸運 20
守備 20
魔防 5
 イザーク王マナナンの娘であるツンデレ系お姫様。国が亡びた後は兄マリクルから甥っ子のシャナンを託され、大陸の反対側のヴェルダンまではるばる逃避行。食うにも困りシャナンを人質に取られて止む無くヴェルダンのキンボイス王子の傭兵に落ちぶれる。その後、シグルドに助けられ恩義を感じそのままシグルド軍に留まり最後まで剣を振るう。なんとも義の精神に厚い女傑。

 母親としてのアイラの能力は少々守備が低いことを除けば、前衛ユニットとして隙がない成長率&能力である。『追撃』は兵種スキルなので子供には継承できないが、子供はどっちも標準で『追撃』を持つソードファイターなので別に関係ない。

 継承できるスキルは『見切り』と剣歩兵系限定の『流星剣』だが、息子も娘も同じソードファイターとして登場するゆえ、ばっちり継承可能で問題なく扱える。うーむ、良い子供産んでんなあ(笑)。


息子:スカサハ
クラス:ソードファイター → フォーレスト
使用武器:剣
スキル:追撃・見切り・流星剣
娘:ラクチェ
クラス:ソードファイター → ソードマスター
武器:剣
スキル:追撃・見切り・流星剣+連続
 息子スカサハ、娘ラクチェ共にソードファイターで、スキルも兵種にて『追撃』、アイラから『見切り』と『流星剣』の継承が確定しており、その時点で既に隙無し。加えて、ラクチェはクラスチェンジで『連続』も習得する。

 結論から言ってしまえば、誰が父親でも子は強い。従兄弟であるイザーク王子シャナンよりもパラメータ的にはこちらの方が完成したユニットになる可能性が高い。
 また、アイラ自身の参加時期も早いということを考えると、最もカップリングの自由度が高いと言えるのではないだろうか。


 以上を考慮して、遊戯堂がオススメする父親は次の通り。




【オススメ父親1着】ホリン
追加スキル:月光剣
武器:武器の継承可能(すべて)
成長率:HP◎技◎
イベント:アイラが勇者の剣入手可
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
イベントの
豊富さ
子供への
継承スキル
子供への
武器継承
子供の
成長率
総合評価
 アイラと相性が良く、イベントで極悪な性能を誇る『勇者の剣』を入手でき、スカサハへ持っている全ての武器継承が可能、スキル『月光剣』も継承可能と良い事ずくめ。ついでに、他の女性とくっつけても正体不明の剣士のままのホリンの素性が明かされるのもアイラとのカップルのみ。

 子供の成長率に関しては、技の成長率が無駄に高いのがちょっと勿体なかったりもするが、成長率も全体的に高く、特にHPの高さが頼りになる。無難と言えば無難だが、息子・娘共に良くまとまった性能が期待できるカップリングと言える。

 使えないだの他のスキルの方がマシだの、一部では散々な言われようの『月光剣』だが、守備の高い敵が相手の時の威力は他の追随を許さない。3章オーガヒルの海賊で武器を延々と鍛えるなら、スキル『必殺』も継承できるようなもの。稼ぎ抜きでも利点が多く、文句なしでホリンがおすすめ。
 他の女性とくっ付けると数値だけ豪華でスキルが貧弱となるホリンの欠点もアイラとのカップリングでは心配無用。ホリンの高い成長率を存分に活かせる時点で強い。レベルアップ時の数値の上がりの良さは他の父親では真似できない利点だ(魔防とかMAX狙うとそうも言ってられないが…)。

 最後に一点、せっかくオード神族のボーナスが強になるので、バルムンクをシャナンから取り上げてラクチェに渡したいところだが(笑)。

【オススメ父親2着】ノイッシュ
スキル:突撃・必殺
武器:武器の継承可能(剣Bまで)
成長率:力○守備○
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
子供への
武器継承
子供の
成長率
☆☆
総合評価
 アイラとノイッシュの間には特にイベントも用意されておらず、シナリオ的には見所が無く地味。ただし、両者とも1章の時点で揃い相性も並レベルあるので、意識的に隣接を繰り返していればカップルの成立を狙うの自体は案外容易だったりする。アイラとノイッシュで移動力に差があるためノイッシュが意識的にアイラに歩調を合わせる必要こそあるが、それほど苦労せずカップル成立は期待できる。

 このカップリングで魅力的なのは、なんと言っても攻撃的なスキルの継承。相手が倒れるまで攻撃し続ける鬼神が2人も生まれるようなもの。子供が始めから『追撃』を持っているため、半端な単発攻撃ばかり仕掛けてしまう父親と違って、存分に『突撃』と『必殺』を活かす事ができる。息子スカサハへの武器継承も剣のみだが武器レベルBの物までOK。
 特に娘ラクチェのクラスチェンジ後はスキルが6つもギッシリと詰まっていて、正に圧巻の一言。

 成長率もバランスが取れていて魔防以外の穴は無いと言って良いと思うが、ホリンが父親の時と比べると神族ボーナスが無い分どうしてもHPの伸びは見劣りする。HPを確保したい場合はレベルアップ時の吟味に若干時間をかける必要はあり。ホリンよりは低いと言うだけで全体としてはそこそこレベルあるので、時間さえかければスカサハはHP80を確保するのはそれほど難しくはない。

【オススメ父親3着】ジャムカ
スキル:連続・突撃
武器:武器の継承不可能
成長率:力○幸運○
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
総合評価
 スカサハの強化という見方ではかなり上位に入るであろう父親候補。スカサハにも『連続』が追加されるので、さながらソードマスターチックな使い勝手に。また『連続』・『突撃』に加えイザーク秘伝の『流星剣』の相乗効果で攻撃回数が父親のジャムカ以上に極悪なレベルとなり、総合的な火力は非常に高い。

 基本的には息子スカサハ側への恩恵が大きい父親と言えるが、アイラが低めだったHP・力・幸運の伸びの底上げなど、ラクチェ側へのプラス効果も小さくはない。高い力と『突撃』を活かしての殺傷力の高さは他の父親ではなかなかマネのできない芸当と言える。

 ジャムカ自身は技の伸びが絶望的に低いのだが、アイラの持つオードの神族ボーナスで技に+30%されているので、うまく欠点がカバーされているのもグッド。

 アイラとジャムカの間に特別なイベントは用意されていないものの、両者共に登場が早く1章から揃う。両者とも移動力が同じなので歩調が合い易く、カップル成立も見込みやすい。
 『突撃』を持つ父親候補だとノイッシュを上位に挙げてはいるが、こちらジャムカはHP・力・速さ・幸運の伸びで有利であり、欠点の技の低さもアイラの成長率でカバーできる。スキル『必殺』に関しては必殺が出るまで鍛えた武器を持たせれば大した欠点でも無いし、スカサハに『連続』が付くメリットもある。アレ?実はノイッシュよりもこちらジャムカの方がメリットが多いカモ!?(笑) 武器を使い込んで必殺が出るまで育てるからスキルの『必殺』は要らん!…って場合、俄然こちらジャムカの方がオトクかもしれん。


【オススメ父親4着】クロード
スキル:なし
武器:武器の継承不可能
成長率:力△魔力○幸運○魔防◎
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
総合評価
 長所を伸ばすのではなく、欠点をなくすという観点では、このクロードはなかなか魅力的な存在…と言うか、このカップリングのメリットは『他の父親では殆ど伸びが期待できない魔防を楽に上限値まで育てられる事』、その一点に尽きる。ブラギの神族ボーナスのおかげで、他の父親では伸ばすことができない魔防を子供のMAXの18まで簡単に上げる事ができるのだ。

 クロード以外が父親の時には7%〜10%だの涙が出るような低成長率を吟味せねばならず魔防をMAXの18まで伸ばすのは面倒くさいことこの上ないが、クロードが父親ならば、息子のスカサハは期待値の時点でMAX確定、娘ラクチェも期待値では届かないものの楽に最大値を狙える。終盤のダークマージ共の遠距離闇魔法だの嫌らしいスリープの杖攻撃だので妨害されない子供たちを見たいならば悪くないチョイスだと思うぞ!!

 一方で欠点も。クロードの非力さに引っ張られる事で力の成長率が鈍く、特に父親の成長率が響く息子スカサハのレベルアップの際は吟味して優先的に上げる必要が出てくる。流して育てると力が20前後に留まり、攻撃役として物足りなくなる恐れも。武器の継承も出来ないため、スカサハ登場時は他のユニットが父親の時より戦力的に見劣りするのは否めず。

 クロードはスキルを持たないので子供への追加のスキルは無し。ただ、アイラの持つ『流星剣』・『見切り』、兵種の『追撃』の3つが確定しているので、それだけで十分に強い。

 ちなみに、剣士である息子スカサハはバルキリーの杖は当然使えないが…ま、どうせ使わないし関係ないでしょ(苦笑)。フォルセティとかイチイバル抜き!!…とかだとツラいけどもね、バルキリーはやられたらリセットすりゃいいし、別に装備ボーナス無いもんなぁ。

【オススメ父親5着】レックス
スキル:待ち伏せ・エリート
武器:武器の継承不可能
成長率:力○守備◎
イベント:アイラが勇者の剣入手可
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
イベントの
豊富さ
子供への
継承スキル
☆☆
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
総合評価
 一部コミックや小説などではこちらをチョイスしていることも多い、ある意味メジャーなカップル。

 スカサハ、ラクチェ共に最前線で戦うユニットであるため、守備が伸びやすいのが助かる(特に、母親アイラの守備の低さを引きずり易いラクチェに対し恩恵大)。また、『エリート』効果で成長が早いので特に意識しなくても一気に育ってくれるのも長所と言える。

 難点はやはり息子スカサハへ武器継承ができない事(後のシリーズ作品のようにフォーレスト:勇者も斧を装備できたりしたらまた評価も違った物になっていた可能性はあるが…)。息子スカサハは武器の受け渡しが済むまでは鉄の大剣一本で戦うことになるので、一緒に登場するセリスやラクチェに剣を多めに継承させ、早めに中古店を介して余った剣をスカサハに持たせよう。また、攻撃系のスキルは効果の小さい『待ち伏せ』しか追加されず、クロードの魔防のように大幅な弱点の補強もされないため、この部分に於いて物足りなさを感じる(守備の上がりに関しては大多数の父親候補で普通に上限値もしくは上限近くまで育つのでな…)。

 まああれこれと長所・短所はあるのだが、最大の利点は、親世代のイベントでチート級の武器である『勇者の剣』を入手できるイベントが用意されている事に尽きるか。このイベントに関してはホリンとの二択であり、武器継承等で一部欠点はあるもののオススメできるカップルである事には間違いない。




【オススメ父親6着】アーダン
スキル:待ち伏せ
武器:武器の継承可能(剣のみ)
成長率:力○守備○
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
イベントの
豊富さ
子供への
継承スキル
☆☆
子供への
武器継承
子供の
成長率
☆☆
総合評価 ☆☆
 他の女性とのカップリングは自殺行為(苦笑)とも言えるアーダンだが、アイラが相手なら話は別。…と言うか、アーダンを父親にしてまともに戦力として期待できる子供が生まれるのは相手がアイラの時のみ、とも言えるか。

 アイラとの会話イベントも用意されているし、アーダン自身の欠点である技や速さの成長率の悪さもアイラ自身の伸びの良さ・オードの血族ボーナスでうまくカバー可能。
 子供は『追撃』・『見切り』・『流星剣』を持つため、スキル面でも不安はなし。前線での戦いに必要なHP・力・守備の成長が良くなるのも好印象だ。ジェネラルは剣Aまで装備可能なので、息子のスカサハに使い込んだ剣もしっかり継承できる。

 父親候補としては常に『レックスの劣化版』とされがちなアーダンではあるが、剣LVがAまでの全ての剣を継承できる事とイベントが用意されている事は一応アドバンテージとなり得る。ま、レックスの『エリート』+『勇者の剣』。比べてみるとやっぱり分は悪いのは明らかなのだが…。アーダンでも勇者の剣イベントがあれば…と惜しまれる所ではある。

 欠点はあるにはあるが余裕があれば試して見たいカップルである。恐らく、アーダンを父親にしてマトモな戦力になりうる唯一の嫁候補がアイラ。さあ、あなたもアーダンに愛を(謎)。


【オススメ父親7着】デュー
スキル:値切り・太陽剣
武器:武器の継承可能
成長率:HP△力○速さ○幸運○守備○
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
子供への
武器継承
子供の
成長率
☆☆
総合評価 ☆☆
 スキル『太陽剣』を2人の子供に継承できる組み合わせはデュー×アイラのカップリングだけ。HP以外の成長率の高さもデューのウリではあるが、他のユニットが父親の時でも主要パラがカンストするアイラの子供達にとっては別にそんなに有り難い存在でも無い。やはり、『太陽剣』こそがデューを父親に据える最大の利点と言えるだろう。

 息子スカサハに対して剣Aまでの武器を継承できるし、技の成長が良いので『太陽剣』の発動率も高く、ダメージを受けても勝手に回復する手間いらずの子供に育つ。

 唯一にして最大の欠点は、HPの成長率がすこぶる悪いこと。適当に流して遊ぶ分にはそれほど大差はつかないと思うが、2ポイント上がらないのがネックになってくる。他のユニット父親の際は吟味次第で80も狙えるとなると、最悪20以上も差が出てしまう。また、『太陽剣』は絶対発動すると言った類のスキルではなく、技=%とは言え『流星剣』の方が優先して発動してしまうので、『太陽剣』の発動でのHP維持を前提とした戦略を練るのは危険とも言える。

 ついでに一点、『値切り』に関しては、アイラの子供達は自前で稼ぐのが得意なので、装備可能な汎用武器で一番高価な銀の大剣を使いまくっても、まだ使い切れないほどカネが余る。こうなったら1振り1000Gの『大地の剣』をメイン武器に使わせてみるのもアリか。リング類をじゃらじゃら装備して更に強くしてもいい。
 娘ラクチェは神器使いでどうしても資金難になりがちのシャナン・アレスあたりとカップルにするのが良いかも。貢ぎまくりでバルムンクやミストルティンを使いまくれるのは美味しい。

【オススメ父親8着】ベオウルフ
スキル:突撃
武器:武器の継承可能
成長率:技○
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆
子供への
武器継承
子供の
成長率
☆☆
総合評価 ☆☆
 ベオウルフの魅力は剣装備かつ『追撃』継承可能という点にあると思うが、アイラの子供はデフォルトで『追撃』を持つので、『追撃』以外は『突撃』のみ+成長率が特別良いでもないベオウルフをアイラの夫に据える意義はあんまりない。

 ただ、武器は剣のレベルAまでの全ての武器をスカサハに継承可能。スキル『追撃』が被ってしまうのが勿体ないが、『突撃』も継承できる。余計なダメージを受ける恐れがある『突撃』だが、上手くハマった時の爆発力はなかなか。間接攻撃で一方的に攻められる弓系ユニットほどではないが、回避率が高めのアイラの子供は充分に『突撃』を活かせるユニットであるのも確か。

 突き抜けた強さは感じないものの堅実な戦い方をする子供が生まれる。魔力はベオウルフの0%に引きずられて当然低めになってしまうが、子供は魔力を必要としない職なので、その欠点に関しては別にどうでもいい。

 地味過ぎてあんまり見所が無いように感じられるカップリングだけど、しっかり仕事をこなす“いぶし銀”的な子供が生まれる。珍しい組み合わせを試してみたいと仰る方は是非どうぞ。

【オススメ父親9着】アゼル
スキル:なし
武器:武器の継承可能(剣Bまでのみ)
成長率:力△魔力○速さ○
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆
子供への
武器継承
☆☆
子供の
成長率
☆☆
総合評価 ☆☆
 スキルに上乗せがなされないのが欠点だが、ファラの成長の特性として、魔力の伸びが早くなるのがユニーク。アゼル自身は力が一桁で剣を持って戦う事はあまりないであろうから目立たないが、一応、剣はレベルBまでの物をスカサハに継承可能だったりする。資金に余裕のある場合はシグルド編終了前に適当な剣をアゼルに買わせておくと、セリス編開始と同時に息子スカサハの装備が増えてかなり楽になりますぞ!

 成長率に目を向けると、アゼル自身は低めに落ち着く技の成長率もアイラの持つオードの血族ボーナスで綺麗に補える。

 ただし、力の成長率はすこぶる低い。娘ラクチェは母親の色を濃く受け継ぐので多少の吟味でMAXの27確保は容易だが、注意して育てないと父親の欠点を引きずり易い息子のスカサハは攻撃力が低いままで使い物にならなくなる。レベルアップの際はよく吟味して優先的に力を上げていかないとかなり厳しい。

 魔力は楽にMAXを確保できるので、是非とも魔法剣を持たせて魔法使いとしても使っていきたい。ちょっとしたマージ気分で使えるのでちょっと楽しいぞ!

【オススメ父親10着】フィン
スキル:祈り
武器:武器の継承不可能
成長率:幸運◎
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆
総合評価 ☆☆
 成長率はバランスが取れているしスキル『祈り』も継承可能だが、後半登場するフィンの装備が鉄の槍一本になってしまうのが大きな欠点(もちろん、剣士であるスカサハに槍が継承できると言う訳でもない)。

 アイラとフィンの相性も良くなく、フィンが早期に離脱する事を考慮すると、カップル成立のためにはずーっとフィンとアイラを隣接させ続けるくらいでないと厳しかったりする。ただ、アイラの登場が1章途中であり早いだけに、「フィンを誰か女性とくっ付ける」と言う意味では比較的成立させやすい部類には入る。

 フィンのウリである『追撃』のスキルも子供達はデフォルトで所持。全体的な成長率は高めのフィンだが、アイラが低めの力や守備をそれほど効率的に補えないのは欠点と言える。他のユニットだとなかなか強化しにくい幸運の伸びを大きく底上げできるのは魅力ではあるが…。

 カップル成立の苦労に見合うだけの強さは得られず、メリットが小さい組み合わせであるのは否めない。一風変わった能力の子供が見たいって場合は面白いかもしれないが。

【オススメ父親11着】レヴィン
スキル:連続・必殺
武器:武器の継承不可能
成長率:力△魔力○速さ◎
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆
総合評価 ☆☆
 成長率は力がややヘタれてしまうのは否めないが、『連続』・『必殺』が加わるため、スキル自体は非常に攻撃的となり充実している。

 スカサハは魔力の成長率も高めになるので魔法剣を使っての攻撃も有効になる。ラクチェに関してはアイラ以上の力の値の確保は易しいと思われるが、スカサハは力が伸びにくいので流して育てると20前後でストップしてしまう。レベルアップの際は是非吟味を。

 力の低ささえカバーできれば悪くないカップリングだとは思うが、最大のネックはレヴィンの神器『フォルセティ』を眠らせてしまう事。聖戦の系譜随一の強武器を使えなくなってしまうのは、どうにも勿体ない。神器を持つ強敵イシュタルやアリオーンらなど、要所要所でセリス編全体の難易度は間違いなく上がってしまう。魔力を上げるにしても、息子スカサハだけでなく娘ラクチェにも神族補正で大きく底上げされるクロード・アゼルの方が明らかに格上なんで、どうもその点でも印象が弱い。

 その点を考慮すると、微々たるメリットに特大級のデメリット、ちょっと報われない感じがあるカップリングではある。

【オススメ父親12着】アレク
スキル:なし
武器:武器の継承可能(剣のみ)
成長率:技○
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆☆☆
子供への
武器継承
☆☆
子供の
成長率
☆☆
総合評価 ☆☆
 剣Bまでの武器をスカサハに継承できるし、成長率も全体的に無難にまとまってはいて、決して使えない組み合わせではない。しかしアレクの持つスキル『追撃』・『見切り』が見事にアイラと被ってしまっているのが、勿体なさ過ぎる。

 父親としてのアレクの武器である両スキルが無意味となると、アイラに対してアレクはまるで旨味が無いダンナ候補としか言い様が無い。


 繰り返しだけど、別に弱い子供になる訳ではないし、アイラの鬼スキルとそこそこバランスの良い成長率の時点で弱い筈もない。武器継承だって剣Bのものまでスカサハに持たせる事はできる。

 ただ、どうにも勿体無いイメージが先行して、印象的にモヤモヤしてしまうカップリングとは言えそうな。

【オススメ父親ビリ】ミデェール
スキル:突撃
武器:武器の継承不可能
成長率:HP△速さ○
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆☆☆
総合評価 ☆☆☆
 成長率が全体的に低めなうえに子供に一切の武器を継承できない。スキルが同じベオウルフの時と比べるとメリットは剣士にはどうでも良い魔力が数%高い事しかない。悪い部分は被り、アイラ自身の幸運の伸びも悪いため、運はホントに上がってくれない。

 武器を継承できるでもなく、『突撃』が欲しいならノイッシュやジャムカら、明らかに格上のキャラがいる。頼みの綱である『追撃』も最初から兵種スキルで備えているとなれば、いよいよもって旨味が無い。

 一応フォローとしては、『突撃』はそこそこの頻度で発動するため、敵に与えるダメージ量って観点では『突撃』ナシの父親候補の時と比べれば明らかに上ではある。……のだが、ミデェール自身のHP成長の悪さとスキルが噛み合っておらず、弓を使い反撃を受けづらいミデェールと剣を使い反撃も基本受ける子供との『突撃』の相性もそれほど良いとは言えない。

 その点を考慮すると、デメリットは積もりに積もって最大級であり、オススメし難いカップリングであると言えるか。まぁそれでも代替キャラのロドルバン&ラドネイとは比べ物にならないくらい強いスカサハ&ラクチェだったりはしますがね…(笑)。




【オススメ父親・番外編】独身で通す!
スキル:ロドルバン・ラドネイ『追撃』 + ロドルバンは『待ち伏せ』
武器:継承不可能
成長率:全体的に×ラドネイの魔防○
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
イベントの
豊富さ
子供への
継承スキル
☆☆☆☆
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆☆☆
総合評価 ☆☆☆☆
 アイラが独身のままだと、息子スカサハの代わりにロドルバンが、娘ラクチェの代わりにラドネイが登場する。

 兵種スキルで『追撃』を持っていて性能の良い剣を扱えるだけに平民キャラの中ではなかなか強い部類だとは思うのだが、比較相手がスカサハ&ラクチェだとやっぱり話にならないくらい弱い。 『流星剣』・『連続』が無いので攻撃回数は2回で固定。火力は明らかにないし、HPを中心にパラメータも二回り以上見劣りする仕上がりになってしまう。『見切り』も無いので、終盤多い『必殺』持ちの敵将にぶつけるのも怖い。

 ラドネイは味方で唯一の女性フォーレスト(≒専用グラフィック)だが、本作においてフォーレストはパラメータ上限値・スキルにおいて完全にソードマスターより格下ゆえ、別に全然有り難くなかったりする。ラドネイの魔力の成長率は5%であり、フォーレストの上限値18を確保するのもほぼ無理であり、魔力上限の僅かな高さも大して意味を持たない。
 ラドネイに関しては、20%ある魔防の伸びの良さは一応ラクチェ(クロード父の時以外)と比較して明確なアドバンテージと言えると思うが、その他の諸々の欠点をひっくり返すだけの魅力が無い事は明らか。

 「とにかく代替キャラの顔を見たい」、「レアな女性フォーレストの姿を拝みたい」とかの事情が無い限り、素直にアイラには誰でも良いので男をくっ付けて置き、鬼畜級の子供を産ませた方が良い。


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