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ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 攻略
カップリング考察+
《フュリー》

母親:フュリー
クラス:ペガサスナイト(ファルコンナイト)
継承可能武器:剣B・槍B(→フィー)
スキル:追撃 + 連続
  成長率
(%)
HP 50
20
魔力 10
20
速さ 30
幸運 20
守備 30
魔防 10
 ひたすらにレヴィン様一筋の純情過ぎる天馬騎士。世間知らずなところを突かれ、アグストリア王シャガールに騙されたりもしている。

 フュリー自身の『ファルコンナイト』というクラスは強力なのだが、彼女自身の成長率自体は良いとは言い難い。彼女はシレジア王国が誇る『四天馬騎士』の一人らしいが、彼女より強い天馬騎士は沢山いそうな気がする。んむー…家柄でその呼び名を勝ち取ったんでしょうかね?

 ただし、他の四天馬騎士である姉マーニャ、パメラ、ディートバと異なり個人スキルで『追撃』を備えており、クラス自体の素早さも相まって手数の多さは折り紙つき(手数を活かすためにも剣や細身の槍など軽い武器を持たせたい)。2人の子供も揃ってセイジ・ファルコンナイトと本作でもトップレベルの強クラスと、母親としてはなかなか良い仕事をしていると言えそうな。

 ちなみに、神族ボーナスのついていない唯一の母親候補でもある。


息子:セティ
クラス:セイジ
使用武器:炎・雷・風・光・杖
スキル:追撃・連続
娘:フィー
クラス:ペガサスナイト → ファルコンナイト
武器:剣・槍 + 杖
スキル:追撃+連続
 息子セティはセイジ、娘フィーはペガサスナイト。

 夫候補は、強化したい子供によって選ぶと良い。セティを強化するなら父親は断然、魔道士系ユニットが良い(物理攻撃職だとセティの魔力が確保が困難ですのでネ…)。フィーを優先するなら母親フュリーに足りない力の伸びを補える物理攻撃ユニットを父親に据えた方が強くなりやすい。
 幸いな事に母親が『追撃』のスキル持ちなので、一見父親選びの選択肢の幅は広めに思えるのだが、息子と娘が物理攻撃系と魔法攻撃系に分かれているのがクセモノ。両方を同時に強くするのが難しいのだ

 娘のフィーは母親の成長率が色濃く出るため、父親が魔法系の時でもしっかり働きは期待できる。…と言うことで、ここは父親次第で大きく強さが変わってしまうセティの強化を優先して考えてみたい。

 以上を考慮して、当サイトがオススメする父親は次の通り。




【オススメ父親1着】レヴィン
追加スキル:連続・必殺
武器:武器の継承可能
成長率:力△魔力○技○速さ◎
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
イベントの
豊富さ
子供への
継承スキル
子供への
武器継承
子供の
成長率
総合評価
 セティの強化を考えるなら最適なのは何と言ってもレヴィン。レヴィンとフュリーは相性が非常に良く、カップル成立をラクに狙えるのも長所と言える。特に隣接を意識せずとも4章で発生する会話イベント一発で成立。クラスの関係上、単独行動が多いフュリーにとって、好感度上昇のために行動が殆ど制約されないのも大きなメリットである。

 息子セティは聖戦士であった先祖の風使いセティの名の通り、風魔法『フォルセティ』を使用でき、高威力の必殺攻撃で敵を粉砕するわ敵の攻撃をかわしまくりで壁としても運用できるわで、まさにチート級の働きを見せてくれる。直接・間接両対応である事も考えると神器の使い手で剣装備のセリス&アレス&シャナン、弓専門のファバルらよりも使い勝手も良く、セリス編最強ユニットと言っても過言では無いかと思う。成長率もバランスが良く文句なし。ただし、息子セティの速さの初期値は上限値の30を振り切ってしまうため、基準値の15で登場すると言うデメリット(バグ)は抱える。また、魔力の期待値では上限30までちょっと届かないので、終盤の神器装備の強敵を杖で黙らせたい場合は吟味して魔力を優先的に育てておく必要はある。

 一方、娘のフィーに対しては恩恵はそれほど無い。スキル『連続』はファルコンナイトの兵種スキルと被っているし、力の成長率が25%しか無いために流して育てると力が15程度に留まり攻撃の威力不足に悩まされることも…。とは言え、レヴィンから継承される『必殺』で威力はある程度カバーが可能だし、魔力もある程度伸びが期待できる事で魔法剣使いとして使い勝手が上がると言うメリットもあるにはある。

 ちなみに、次回作『トラキア776』で採用された公式カップルであり、ゲーム中でセティは風魔法フォルセティを手にし、風の勇者として参戦する。

【オススメ父親2着】クロード
スキル:なし
武器:武器の継承可能
成長率:力△魔力○技△幸運○魔防◎
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆☆☆
子供への
武器継承
子供の
成長率
総合評価
 息子・娘共にスキルは『追撃』と『連続』を持っており、スキル面ではそれほど不安が無い。そのため、個人スキルを一つも持たないクロードでも安心して父親に据える事が可能。当然初期で持ってる以外に追加される個人スキルは無いが、それほど不足は感じなかったりする。

 ブラギ神族のおかげで子供は二人とも魔防が伸び、魔法・魔法剣の威力は勿論のこと、敵の杖攻撃に妨害されない安定感を持つユニットになれる。子供両方に杖の武器レベルの上乗せがあるのも嬉しい。

 息子セティはバルキリーを持ち『バルセティ』の通称で多くのユーザーから親しまれる。バルキリー自体はともかく、魔力と魔防が伸びやすく、全ての杖を登場時から扱えるため、サポート役として非常に優秀。勿論、高い魔力はライトニングなどの魔道書を用いた攻撃にも活き、フュリーから受け継がれた『追撃』・兵種の『連続』を備えスキル面での不満も無い。

 娘フィーはレヴィンが父親の時と同様、力の伸びに難があるのだが、神族ボーナスでダイレクトに魔力成長率に上積みがなされるため魔法剣を持たせるならば、こちらの方がより適性が高い。杖もCC後はBレベルまで扱えるので、移動力に優れたシスターとしての運用も可能。

【オススメ父親3着】アゼル
スキル:なし
武器:武器の継承可能(魔法のみ)
成長率:力△魔力◎技△速さ○
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆☆☆
子供への
武器継承
子供の
成長率
☆☆
総合評価 ☆☆
 スキル『追撃』がフュリーと被っているのが勿体ないのだが、子供は魔力を中心に子供は安定した成長を期待できる。

 セティには使い込んだ魔道書を継承できる。炎のレベルがAまで上がるのでボルガノンまでの全ての炎魔法を扱える(炎は重いのでアゼル初期装備のファイアー以外は特に欲しいとは感じないのがナンだが)。

 フィーの魔力の成長率は一番高くなるので、魔法剣を持たせれば間接攻撃での威力が期待でき、活躍が見込まれる。

 ただ、今一つこれと言った華に欠けるのも事実。クラスが強いだけに使い出はあるが、レヴィンの『フォルセティ』・クロードの『高い魔防』に匹敵するだけのインパクトは無い。
 まあ、ティルテュの夫にレヴィンを迎え『フォルアーサー』を作りたい&魔防は要らないからとにかくフィーの魔力をピンポイントで上げたい!!…と言う方にはピッタリかと!

【オススメ父親4着】アレク
スキル:見切り
武器:武器の継承不可能
成長率:力○魔力×技○
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆☆
総合評価 ☆☆
 娘フィーが『見切り』により飛行系の弓特効を受けなくなるので単独行動させるならこれ以上無いユニットになる。フィーに対しての貢献度だけなら文句無しでNo.1。このアレク×フュリーを“一押しカップル”と挙げている攻略本も多い。

 …にも関わらず、当遊戯堂でこの順位としているのは、やはり『セティの魔力が低くなる』と言うデメリットが余りにも大き過ぎるがゆえ。特に、アレクの場合は息子セティに対しての利点が少ないのが痛い。

 とにかく、物理攻撃職を父親とすると息子セティの魔力は低くなる。成長率が低かろうとゼロで無ければ伸ばす事も可能な事は可能なのだが、セティの登場レベルが14と高い事がまた響いてしまっている。軌道修正が困難なのだ。流して育てると魔力が20弱で終わる恐れも。力はそれなりに伸びるが、セイジは剣を持てないので、力が伸びても完全に無意味。

 アレクが父親だとセティの魔力成長率は10%。だが、『聖戦』でも随一の強クラスであるセイジを寝かせてしまうのは勿体ない。気合いで魔力を育てよう!!

【オススメ父親5着】ノイッシュ
追加スキル:突撃・必殺
武器:武器の継承不可能
成長率:力○魔力×守備○
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆
子供への
継承スキル
☆☆
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆
 このノイッシュ×フュリーは会話イベントが用意されているカップルなのだが、その割にはどーも地味である。子供が『追撃』持ちなのでノイッシュの攻撃的なスキルを存分に活かせるはずなのだが、いざ実際使ってみるとイマイチ印象に残らない。やはり、上位の“フォル”セティ、“バル”セティ、『見切りフィー』のインパクトが強過ぎるのか…。

 セティは『追撃』・『連続』・『突撃』を持ち、父親とは正反対の手数で勝負するユニットになるのが面白い。魔法の威力の無さは『必殺』によりある程度はカバーできる…が必殺が出ないとそよ風のような魔法を叩き込んでおしまいになってしまうのがむなしい。

 フィーは母親フュリーが低めだった力と守備の成長が改善され、安定した活躍が期待できる。攻撃回数を増すものの他にも攻撃的なスキルが並び、豊富な手数で敵を圧倒できる。




【オススメ父親6着】レックス
スキル:待ち伏せ・エリート
武器:武器の継承不可能
成長率:力○魔力×守備◎
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆
総合評価 ☆☆☆☆
 6位以下ビリまでは順位に差はあれど、ほぼ似たり寄ったり。とりあえず順位は付けたけど、大して性能差は出ませぬので、念のため。

 その中で上位につけるレックスの利点はやはり『エリート』による成長の早さ。孤立する状況が多いペガサスナイトの娘フィーと登場そのものが遅く高レベルで加入する息子セティにとって、『エリート』は有難味のあるスキルと言える。一方の『待ち伏せ』は…まあ、攻撃順序がちょっと変わる程度なんで、無いよりはあったらマシ程度。

 このカップリングの場合、『待ち伏せ』で先手を取っても敵に攻撃順番が回る前に粉砕するだけの威力は確保できんので、どのみちあまり意味は無い。レベルアップ時に吟味してムリヤリ魔力を伸ばすだとか、必殺付きの武器をリッチに持たせるだとかすれば、一応は活かせるかもしれんけども…。

 子供の職種はどちらも守備が低めなので、守備が伸びやすいネール神族のボーナスも弱点を補う意味では効果的。

【オススメ父親7着】デュー
スキル:待ち伏せ・エリート
武器:武器の継承不可能
成長率:力○魔力△技○幸運○守備○
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆☆
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆
総合評価 ☆☆☆☆
 デューの良さと言えば『値切り』によって武器の購入や修理が楽になることに尽きる。子供は魔法系と飛行系なので『太陽剣』は継承できないが、『値切り』があるだけでも、他の物理攻撃系のメンツよりはお得感が強い。

 セティに対してはやはり魔力の低さがネックになるが、他の物理攻撃系のユニットよりはマシな成長が望める。高い成長率だと数パーセントの違いはあんまり意味が無かったりするが、5%〜10%と15%だとだいぶ体感での上がりやすさは差がある感じがする。吟味する上では結構響いてくる値だと思いますぞ!!

 一方、HPの伸びは絶望的。両親とも50%しかないため、子供はどちらも75%の成長率しかない。2ポイントアップは当然望めないが、せめて毎回上げていくようにしたいところ。特に高いレベルで登場するセティは登場時点でのHPががっつり低めに。残りのレベルアップではせめて毎回上げて行くようにしたい。

【オススメ父親8着】ホリン
スキル:無し
武器:武器の継承不可能
成長率:HP◎魔力×技◎
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆☆☆
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆
総合評価 ☆☆☆☆
 ホリンの持つ『月光剣』は子供の兵種の関係で継承されず。となるとスキルは何も追加される物が無いが、それでも、子供は『追撃』と『連続』の保持が確定しているので、スキル的には特に大きな問題は無い。

 パラメータの成長率に目を向けると、母親のフュリーは全体的に伸びが悪いが、ホリンはHP・技を中心にうまく底上げしてくれており、子供は数値的にはかなりの完成度が期待できる。低レベルで加入するフィーのHPもレベルアップで+2を狙えるため、吟味次第ではHP70超えのフィーとか貴重なお姿も見られたり。……もっとも、セティの魔力を除いて、だけども。

【オススメ父親9着】フィン
スキル:祈り
武器:武器の継承不可能
成長率:魔力×技○幸運◎
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆☆☆
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆
総合評価 ☆☆☆☆
 フィンは、ホリン同様に魔力を除く成長率の底上げと言った点ではそこそこ優秀な父親候補と言える。

 ホリンと比較するとHPは大きく劣るが、幸運はこちらの方が大きく伸びる。

 スキル『祈り』は常にアテに出来るような類の物ではないのだが、うまくダメージ量を計算すれば通常ではかわせない強敵の攻撃を避ける事も出来るなど、テクニカルな戦い方も可能。

 ただ、ホリンの『HP+2』と比較すると見劣りするし、何より途中離脱するフィンと単独行動が多いフュリー間の好感度の上がりにくさを考慮し、こちらを9着とした。序章や1章でみっちりボスチクで稼いでおかないと、まぁ成立すらムリなカップリングとは思いますぞ…。

【オススメ父親10着】アーダン
スキル:待ち伏せ
武器:武器の継承不可能
成長率:HP○力◎魔力×技×幸運×
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆
子供への
継承スキル
☆☆☆☆
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆☆
 アーダンとフュリーにはイベントが用意されていて、バーハラの戦いで生き残れたら「シレジアで店を出して生活しよう」とささやかな夢を語るアーダンが微笑ましい。とは言え、アイテムが手に入るでもなく、能力値が上がるわけでもないので、あんまり有難味は無かったりするけれども…。

 息子のセティは魔法使いゆえ、アーダンの武器の多彩さも活かされず、HP・守備はともかく、力が伸びやすくなっても意味が無い。それでいて母親フュリーの技の低さもまるでカバーできず。

 このランキングではアーダン・ミデェール・ジャムカ・ベオウルフの下位4名の順位付けはかなり悩んだが、イベントが用意されていて魔力の成長率が5%分だけジャムカ・ベオウルフより高いアーダンを10位、魔力は0%ながらその他の伸びがバランスが取れているベオウルフを次点の11位、技・魔力以外は伸びるジャムカを12位、色々と成長率が悪くスキルも『突撃』のみの追加に留まるミデェールを最下位としている。……まあ、4人のうちどのユニットを選んでも子供がイマイチな事自体はなんら変わりません…がね!

【オススメ父親11着】ベオウルフ
スキル:突撃
武器:武器の継承不可能
成長率:力○魔力×技○
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆☆☆
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆☆
 ベオウルフから新たに子供に加わるスキルは『突撃』のみだが、子供は『追撃』・『連続』の保持が確定しているので、攻撃回数で悩まされることは無い。

 成長率は母親フュリーが低めのHP・力・技をうまく補うことができ、娘のフィーにとっては恩恵はそこそこある。…が、問題は息子セティの方。魔力の成長率は魔法専門ユニットとは思えぬ驚異の低さ5%となってしまうため、魔法の威力・杖での回復量が物足りなくなる可能性は大。

 ベオウルフの父親としての長所と言えば、レベルAまでの剣をすべて継承できる事、個人スキル『追撃』、魔力を除く各成長率のバランスの良さだと思うのだが、フュリーに対してはそれらの良さがことごとく空振りしてる感あり。

 同じ魔力0%組のジャムカと夫候補としてはどっこいどっこいなのだが、フュリーが低めの技を補える事を考慮し、こちらを11位とする。

【オススメ父親12着】ジャムカ
スキル:連続・突撃
武器:武器の継承不可能
成長率:HP○力◎魔力×技×幸運○
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆☆☆
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆☆
 ジャムカの『追撃』は兵種スキルなので継承されないが、子供は両方とも『追撃』持ちなので、『追撃』ナシと言う短所は抱えずに済む。つまり、子供は登場時から『追撃』・『連続』・『突撃』の攻撃回数増加スキル三点セットを備えていることとなる。

 パラメータの成長率は、フュリーの弱点であるHP・力・幸運をうまく底上げしてくれている。一方、技の10%が響いて、高レベルで登場の息子のセティはがっつりと技が低めになってしまう。娘のフィーは低レベルで登場するためレベルアップ時の吟味でどうにでもなるが、25%と言う成長率自体はお世辞にも良いとは言い難い。

 しかし何よりも、最大の問題点はセティの魔力成長率の5%、である。マージナイト・マージファイター等の他の魔法系上級職と異なり、セイジはホントに魔法でしか勝負できない。それでいてこの成長率となると…いくらスキルで攻撃回数が増えても焼石に水と言った感は否めず。一応20回に1回程度は伸びるから、粘りさえすればいつかは上がるんだけど……。

【オススメ父親・ビリ】ミデェール
スキル:突撃
武器:武器の継承不可能
成長率:HP△魔力×幸運×
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆☆☆
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆☆☆
総合評価 ☆☆☆☆
 戦いに参加しないダンサーのシルヴィア、イベント加入に近いディアドラを除いて、女性の中ではワーストクラスの成長率のフュリーと、男性陣の中で最も数値の伸びが悪いミデェールのカップリングともなると…当然、子供も全体的にパラメータの伸びは良いとは言い難い内容に。人並みに伸びが期待できるのは速さと守備程度であり、その他は綺麗に低くまとまってしまっているのが切ない。各項目が40%に乗らないパラメータも多く、流して育てると上限まで届かない物が多い。

 父親としてのミデェールの数少ない利点である『追撃』も母親フュリーと被ってしまっており、弓を継承可能と言うウリも魔道士系の息子セティには関係ない。

 セティの魔力だけで見ればベオウルフやジャムカご両名よりは勝るとは言えど、所詮は数%の違いでしか無く、メリットらしいメリットが浮かんでこないのが現実。




【オススメ父親・番外編】独身で通す!
息子:ホーク 娘:フェミナ
スキル:ホーク『追撃』・『連続』、フェミナ『連続』
武器:継承不可能
成長率:全体的に×
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
イベントの
豊富さ
子供への
継承スキル
☆☆☆
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆☆
 フュリーが独身のままシグルド編を終えると、息子セティの代わりにホークが、娘フィーの代わりにフェミナが登場する。

 ホークは代替ユニットとしては数少ない個人スキル『追撃』を保持する実力者。全体的に初期パラメータが高く、魔法攻撃役としても杖を使ってのサポート役としてもなかなかの強さで最初から完成した強さを誇る。物理攻撃系ユニットが父親のセティよりは俄然使い勝手が良い。ただし、数値類の伸びは速さ以外は壊滅的で登場時からの伸びはあまり期待できない。せめてHPと魔力だけでも確保し、終盤の状態異常系の杖の使い手として通用する用育てたい。

 フェミナは数値だけ見れば実はフィーとそれほど大差ないと言って差し支えないと思うのだが、痛いのはスキル『追撃』を持たない事。唯一の個人スキル『連続』が上級職ファルコンナイトの兵種スキルと被ってしまっているのも面白くない(代替ユニットにはアミッドなどこういう例が多い)。攻撃が単発で終わってしまう事も多く、火力において見かけの数字以上に差が出てしまうのが辛い。遠く離れた地点の村を救いに行こうとした際、村を襲う山賊・海賊をサクサクと倒せないのは結構なストレスに感じるかも…。顔グラなんかはこちらさんの方が美人な感じはするんだけどネ(フィーには悪いけど



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