縮緬遊戯堂 > ファイアーエムブレム攻略 > 聖戦の系譜 > カップリング考察+ > ティルテュ

縮緬遊戯堂
ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 攻略
カップリング考察+
《ティルテュ》

母親:ティルテュ
クラス:サンダーマージ → マージファイター
継承可能武器:炎C・雷B・風C(→ティニー)
スキル:怒り + 連続
  成長率(%)
HP 40+20
10
魔力 20
30+30
速さ 40
幸運 50
守備 10
魔防 10
 敵方のフリージ家の出ながら、クロード神父様に惚れてくっついて家出してきたお嬢様。表面上はコギャルチックでノーテンキ&頭悪そうな言動が多いのだが、自らの出自から仲間との距離感に悩んでいたり、シビアな描写もある辺りは見逃せない部分でもある。

 能力的には登場が遅いクセに初期レベルが低いので、育てるのが間に合わず次章の風魔法(=相性サイアク)だらけのシレジアで「使えない子」扱いされる事も多いかもしれない。

 スキル面でも『追撃』を持たず、威力に直結する魔力の成長も鈍いので今一つパッとしない印象が強いが、育てればクラスチェンジ後は杖も使えたり、高い回避率を活かして『怒り』状態をキープして必殺攻撃をぶち込み続けたりできたりと、使い方が分かると面白くなってくる存在ではある。

 成長率的にはファイアーエムブレムシリーズ初期の女性ユニットの典型とも言える、真ん中(技・速さ・幸運)ばっかり高い偏ったアンバランスな伸びを見せる。なんちゅーか、運とか技とかを20%ずつ下げて魔力や守備に回したいくらい(笑)。

息子:アーサー
クラス:マージ → マージナイト
使用武器:炎・雷・風
スキル:怒り
娘:ティニー
クラス:マージ → マージファイター
武器:炎・雷・風
スキル:怒り + 連続
 息子アーサーと娘ティニーは共にマージ。2人とも魔道士系ユニットとなるのはこのティルテュの子供たちのみ。

 スキルは標準では発動条件が厳しい『怒り』しか持たず攻撃回数が足りないので、是非ともスキルを補強したい。また、成長率方面では母親ティルテュが魔力が不足気味であったことから、弱点を補強するには魔力の高い魔法系のユニットを夫にすることが望ましい。

 以上を考慮すると、条件を満たす夫の候補はおのずと限定されてくる。カップリングの自由度という点では自由に選べる女性ユニットの中では一番低いかもしれない。


【オススメ父親1着】アゼル
スキル:追撃
武器:武器の継承可能(炎Bまで、雷・風Cまで)
成長率:力×魔力◎速さ○守備△
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
イベントの
豊富さ
子供への
継承スキル
子供への
武器継承
子供の
成長率
総合評価
 息子アーサーと娘ティニーを均等に強化できるという点では文句無しでオススメの父親候補はアゼル。

(1)スキル『追撃』保持
(2)息子アーサーに使い込んだファイアーの書(他にも炎B・他Cレベルまでの魔法も)を継承可能
(3)成長率も技・幸運が低いアゼルと魔力が足りないティルテュ、お互いの欠点を効率良くカバーできており穴が無い
(4)相性が良くカップル成立を狙いやすい

 と、良いことずくめで、まさに死角なしと言ったところ。アゼルの他には上記4点の条件を同時に満たせる父親候補は1人もおらず、文句なしで理想のカップルと言えるんじゃなかろうか?

 逆に言うと、このティルテュの場合、アゼル以外のユニットを夫にした場合では子供はいまひとつパッとしない or どこかに大きな弱点を抱えるユニットになってしまいがちだったりもする。『追撃リング』を継承させる事である程度のカバーは可能とは言え、リングは1つしか無いため子供2人を同時に強化はできないのだ。

 当コーナーで2位レヴィン、3位クロードとの差は『追撃』の有無から来ると言っても過言では無いかも…。

【オススメ父親2着】レヴィン
スキル:連続・必殺
武器:武器の継承可能(風☆まで全部、炎・風Cまで)
成長率:力×魔力○速さ◎守備△
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆
子供への
武器継承
子供の
成長率
総合評価
 オススメ夫候補2着はレヴィン。最大のメリットは6章開始まもなくから息子アーサーが神器フォルセティを使えることにある。クラス上限の関係でセイジであるセティがフォルセティを持った時と比較すると一回り強さ的に劣り、イシュタルら神器を持つ強敵相手にはいささか不安もあるのだが、それでも『騎馬系の高い機動力+チート級武器フォルセティ』を満喫可能な魅力は大きい。

 欠点は『追撃』が無いため攻撃回数がやや不安定な事。一応、フォルセティを装備すれば高確率で『連続』が発動するので、割合2回攻撃できる事も多いのだが、更に『追撃』を持つか否かで実際は倍以上攻撃回数が変わってくる事も確か。是非とも追撃リングをレヴィンからアーサーに継承させたい。また、早くクラスチェンジしてマージナイトの機動力を活かしてこそこのカップルは意味があるわけで、できれば成長を早めるためにエリートリングも欲しい。父親のレヴィンはただでさえ武器代で金がかかるので、それに加えて高額なリング2つを持たせるのはキツいかもしれないが…。余裕が無い場合は『追撃リング』を優先した方がいいかも…。

 娘ティニー対しては風の武器レベルが上がる事以外はそれほどメリットは無い父親である。『追撃リング』はゲームを通して一つしか入手できない貴重品ので、『追撃』が無いことによる使い勝手の悪さは諦めるしかない。また、マージナイトを上回るとは言え、クラスのパラメータ上限の関係上、レヴィンほどの強さも期待できないのが辛いところ。戦闘は他のエースに任せて、『攻撃もできる杖振り役』程度に捉えておいた方が無難かも。

【オススメ父親3着】クロード
スキル:なし
武器:武器の継承可能(各魔法Cまで)
成長率:力×魔力◎守備△魔防◎
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
イベントの
豊富さ
子供への
継承スキル
☆☆☆☆
子供への
武器継承
☆☆
子供の
成長率
総合評価 ☆☆
 一応、3着ということになってはいるが、3着以下のアップリングは正直あまりオススメできない。このクロードを父親とした場合は、子供のスキルが『怒り』のみになってしまうのが痛過ぎる。また、息子のアーサーは魔法系ユニットとは言えど杖は持てないので、使えないバルキリーの杖が持ち物欄に残るのがちょっとむなしい。

 ティルテュとクロードは3章で同時に孤立した状態で登場し、相性自体も良くカップル成立しやすいので、狙ってなくてもちょっと隣接を繰り返すだけでくっついてしまう。カップルにするつもりならそのままくっ付けてしまえば良いのだが、カップル成立を望まない場合は極力隣接させないよう配慮が必要となる。

 一応、娘のティニーのクラスチェンジ後の杖レベルが上がると言うメリットはあるにはあるのだが、スキルが『怒り』のみと言う貧弱さをひっくり返すほどの利点で無い事だけは確か。

 ブラギの神族ボーナスが魔力・幸運・魔防を底上げしてくれるおかげで成長率自体は安定している。攻撃一撃あたりの威力だけなら保証されていると言えなくもないのだが…。

【オススメ父親4着】アレク
スキル:追撃・見切り
武器:武器の継承不可能
成長率:力○魔力×
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆
 4着以下は全て物理攻撃系のユニット。子供は2人共魔法系であるから、魔力の伸びが悪いユニットを父親に据えるとそれだけで使い勝手はガクンと落ちる。正直、物理攻撃系のユニットをティルテュの旦那に据えるのはわざと難度を上げるための縛り要素でしかない気が…。クラスチェンジ前でも剣が使えるならだいぶ評価は違ったものになっただろうが。

 4着はスキルの手堅さからアレクとしてみた。スキルだけ見れば全ての父親候補の中でもトップクラスなのだが…やはり、魔力の伸びが鈍いので吟味無しで進めるとアーサーの魔力が20さえも確保できなかったりする。

 息子アーサーは、序盤は攻撃力は期待できない。ただし、クラスチェンジ後は剣を持てるようになる。使い込んで必殺が出るくらいの武器を持たせれ多少は活躍は見込めるかもしれない。

 娘ティニーは母親ティルテュと同じくらいの魔力の伸びは確保されている。力・魔力共に同程度伸びるのだが、魔力は27まで伸びるのに対し力は18までしか上がらないので、優先的すべきはやはり魔力。魔力を伸ばし、攻撃に回復に活用したい。スキルは手堅いのでアーサーより使い勝手は悪くない。

 まあ、魔力が低い伸びないと言っても子供は二人とも母親の成長率20%前後は確保できてる訳だし、アーサーもティニーも低レベルで登場するから吟味次第では十分な値を確保するのも難しくはない。スキルは手堅いので、育ち次第ではしっかり戦える子供になるはずだ。

【オススメ父親5着】ベオウルフ
スキル:追撃・突撃
武器:武器の継承不可能
成長率:力○魔力×
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆
 ベオウルフを父親に据えた場合、子供は『追撃』と『突撃』の所有が確定する。魔法での間接攻撃を主体とするユニットと継承する2つのスキルは相性が良く、効率的にダメージを与える事ができる。

 しかし、何と言ってもベオウルフの魔力成長率0%は魔法系ユニットの父親としてはあまりにも不向きな値。娘ティニーは母親と同じ20%が確保できているからまだいいが、息子アーサーはその影響をモロに受け魔法系ユニットとは思えぬ魔力成長率10%。流して育てると上級職レベルMAXでも魔力15以下なんて悲劇も起こり得る。

 スキルはなかなかなので、なんとかレベルアップ時に吟味を重ねて優先的に魔力を上げて行く事を心がけよう。

 一応、アーサーは力が20まで伸びるので、魔力上げの吟味に疲れたら思い切って剣だけで戦っていく(魔法は手槍のように補助間接攻撃用)…と言う風に切り替えるのもアリっちゃアリだけども…。娘ティニーは母親並の20%は保証されているので、一応吟味を重ねれば十分MAXまで持っていくのも可能だ。

【オススメ父親6着】ミデェール
スキル:追撃・突撃
武器:武器の継承不可能
成長率:HP△力○魔力×幸運△
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆
 ミデェールの良さは子供にスキル『追撃』を付けられる事に尽きる。本ページの格付けで同じ『追撃』持ちでより上位のアレクと比べると全体的に成長率は低くなってしまい、特にアーサーのレベルアップ時のHP+2ポイントが期待できなくなってしまう事が難点。ただし、父親ミデェールが低かった技・幸運の成長率は母親ティルテュによってある程度カバーは可能だし、『突撃』と言う攻撃的なスキルが追加されるのは魅力的であるとは言える。

 武器継承はできないので純粋に成長率で順位づけをした。全く同じスキルを持つベオウルフとどちらを5着にするか迷ったが、全体的にミデェールよりも成長率の高いベオウルフを上位の5位とした。ただ、あくまで魔力を重視するならミデェールの方が良いかもしれない。高い成長率の数パーセントの違いは何てことは無いのだが、低い項目を吟味して伸ばすとなると、意外とその数パーセントの差がバカにできなかったりするのでネ。まあその分、息子アーサーのHPは+2が期待できないと言うデメリットを抱えるのだけども…。

【オススメ父親7着】フィン
スキル:追撃・祈り
武器:武器の継承不可能
成長率:力○魔力×幸運◎
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆
総合評価 ☆☆☆
 成長率だけで考えれば4位に据えたアレクよりも格上だし、スキルも『追撃』をしっかり継承できる。槍は子供に継承できないが物理攻撃系ユニットは剣だろうが斧だろうがどうせ全員同様に継承不可なので、フィンに限った欠点でも無い(マージナイトが使える剣をあらかじめ継承可能とかだったらフィンにとっては痛手だったろうけど)。

 まあ、スキルだとか魔力以外の成長率だとか考えれみればフィン×ティルテュはそれほど悪くはないカップリングではある。レベルアップ時の吟味を根性で乗り切って魔力を値さえ確保できれば使い応えのあるとは言えると思う。運の上がり方に至ってはウル直系のファバル並にガンガン上がり、上限の30確保も容易い。

 しかしどうにも、4章開始時にいなくなるフィンと3章中盤で仲間になるティルテュ、同時にシグルド軍に所属する期間が短すぎてカップリング成立にたどり着く事自体が困難なのが辛い。

【オススメ父親8着】レックス
スキル:待ち伏せ・エリート
武器:武器の継承不可能
成長率:HP○力○魔力×守備◎
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆☆
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆
総合評価 ☆☆☆
 8着は『怒り』と『待ち伏せ』による先制必殺攻撃と言う魅力一点を取ってレックスとしてみました。けども…先制『怒り』、魔力が高けりゃ一撃必殺なんだけど、余程気合いを入れて育てないと結局は敵を倒せずに無意味になっちまうからなァ…。

 とりあえず、子供はネール神族のボーナスのおかげで守備が高くなるのでHP50%以下の『怒り』状態を維持しやすいのが大きな利点。とは言え、魔防の伸びは鈍いので、敵の闇魔道士が増えて来る10章以降はでは『怒り』をアテにした運用は危険とも言える。

 魔力より力の伸びの方が断然高くなるので、特に息子アーサーはクラスチェンジ後は剣を持たせた方が強いかも。魔力の成長率はアーサーが15%、ティニーが22%あるので多少頑張って吟味を繰り返せば子供2人共上限値は確保できると思われるが、流して育てると威力不足に悩まされる事に…。単発での威力が無いなら回数でカバーできれば良いのだが、レックスが父親だと攻撃回数の増えるスキルは付かないので、それすら期待できず。

 先制攻撃による『怒り』の爆発力は魅力とは言え、敵に魔法使いが増えて来る9章以降はわざわざHPを半分以下の状態にしておくのは危険な事この上無かったり。魔防が高いダークマージ相手だと必殺出ようが一発の一撃でなぎ倒していくのは厳しいのでね。

 面白いけど微妙。使えそうで使えない。そんな子供が生まれる父親候補がレックス、キミだ!

【オススメ父親9着】ノイッシュ
スキル:突撃・必殺
武器:武器の継承不可能
成長率:力○魔力×守備○
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆☆
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆☆
 ノイッシュを父親とした場合、息子のアーサー・娘ティニー共に父親同様の粗っぽい一発屋になってしまう。ノイッシュの場合は力の値が高かったのでまだ一撃の威力が期待できたのだが、魔法系ユニットである子供達は必殺が出てようやく人並みのダメージが通る、と言った具合で悲惨な状況に陥りがち。

 娘のティニーは母親ティルテュの影響が色濃く出るためティルテュ同様に使っていけるのだが、息子アーサーはとにかく魔力が低いため、レベルアップの際は吟味して魔力を上げていかないとかなり辛くなる。クラスチェンジ後は武器レベルBまでの剣を装備可能なので、剣を持たせる事である程度は戦えるようになる。

 …とは言え、クラス上限の関係で力はどう頑張っても20までしか上がらず、やはり威力は不足気味。どちらかと言えば頑張って吟味して魔力を上げた方が上限値の関係上断然強いとは思うが、魔力を上げて行くのはだいぶ疲れるのも確か。その場合は力を20まで上げて必殺付き剣を持たせるなどして我慢するしかないだろう。

【オススメ父親10着】ジャムカ
スキル:連続・突撃
武器:武器の継承不可能
成長率:HP○力◎魔力×幸運○
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆☆
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆☆
 ベオウルフと同様に魔力成長率が0%であるため、魔法系の父親としてはかなり厳しい。加えて、ベオウルフは個人スキル『追撃』を子供に継承できるのに対し、ジャムカの『追撃』は兵種スキルであるため子供には受け継がせることができないのが辛いところ。代わりと言ってはナンだが、ベオウルフが受け継がせる事ができない『連続』はジャムカの場合個人スキルなので、しっかり子供に受け継がせる事が可能。…ただ、娘のティニーはクラスチェンジ後に追加で『連続』を習得するし、何より発動が運任せで確実性の無い『連続』よりは条件次第で絶対発動する『追撃』の方が俄然有用なので、敢えてジャムカを父親に据える意義はそれほど感じられなかったり。

 魔力以外の成長率はかなり良好。ジャムカ自身の欠点である技の伸びの悪さ(10%)はティルテュのトードの神族ボーナスで綺麗にカバーされるし、HP・力・幸運をグンと底上げしてくれるので、子供はクラスチェンジ後は是非とも剣を持たせたいところ。

【オススメ父親11着】アーダン
スキル:待ち伏せ
武器:武器の継承不可能
成長率:HP○力◎魔力×
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆☆
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆☆
 同じ『待ち伏せ』を持つレックスと比較すると、このアーダンが優れていると言えるのは精々力の伸びくらい。アーダンの持ち味である武器継承の多彩さは魔法使いの子供に対しては全く無意味。守備の伸びは良いとしても、レックスの持つネール神族ボーナスの方が効率的に成長率を底上げしてくれるので、レックスを押しのけてまでアーダンをティルテュの夫に据える意義はそれほど感じられなかったり。

 まあ、アーダン自身に欠けている技・速さ・幸運の伸びは綺麗にティルテュがカバーしてくれるので、魔力の成長率さえ気にならなければ成長率的にはそんなに悪くはなかったりする。

 どのみち、『待ち伏せ』(+ティニーのCC後の『連続』)だけじゃ攻撃が単発なんで手数が足りな過ぎて戦力としては物足りないけども。魔力について吟味に吟味を重ねて上限値近くを確保した上で『追撃リング』を持たせて、ようやく人並み、といったところか。苦労に見合うだけの強さは無い。

【オススメ父親12着】デュー
スキル:値切り
武器:武器の継承不可能
成長率:HP×力○魔力△守備○
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆☆☆
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆☆
 当サイトの格付けでは12位としたのだが、一応、魔力の成長率は魔法系の父親候補を除けばNo.1である。アーサーはレベルアップ時の吟味がそれほど苦ではない20%、娘ティニーは25%あり、HP以外の成長も良好。

 しかしいかんせん、スキルが『値切り』だけってのが痛過ぎる。一撃で敵をなぎ倒すだけの威力は期待できない上に手数も無いので、ほんのりとそよ風のような魔法を一発叩き込んで攻撃終了、と言うのはかなり切ない。気合いで魔力をMAXまで伸ばしてもやはり攻撃は一発で終了で火力不足は明らか。

 一応、『値切り』は誰が持っていても有用なスキルなのだが、神器も高レベルの武器も持てないティルテュの子供たちは元からそれほど金策で困らない。まあ、『値切り』で『追撃リング』とか余ったパラメータ補強系のリングをじゃらじゃら買わせる事で力を発揮する、と言えなくもないか。

 もしくは、ティニーをアレス・シャナンやフォルセティ持ちのセティ or コープル辺りとくっつけて金庫として使っていくのもアリかと。

【オススメ父親・ビリ】ホリン
スキル:月光剣
武器:武器の継承不可能
成長率:HP◎力○魔力×技◎
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
イベントの
豊富さ
☆☆☆☆
子供への
継承スキル
☆☆☆☆
子供への
武器継承
☆☆☆☆
子供の
成長率
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆☆
 ホリンを父親に据えた場合、子供達には一切スキルの強化が無く、パラメータは高いが使えないと言う悲しい子供達が生まれてしまう。

 HPが伸びやすくなる事においては他の追随を許さないが、もう一つの利点である技の伸びはティルテュが元から充分過ぎるほど高いので別にそれほど有難味は感じられない。

 一応のメリットとしては、オードの神族ボーナスで子供のクラスチェンジ後の剣レベルが一段階上がり、アーサーはAに、ティニーはBまで剣レベルが上がる。しかし、やはり力の上限値を考慮すると剣での戦いをメインに据えるのは厳しい。せっかくなのでアーサーには威力を補強するために大剣を持たせる手もあるが、技の上限値22で終盤の敵相手に大剣を振り回すのはやや確実性に欠けると言わざるを得ない。技の成長率がここまで高ければ、ついでに上限値も25〜26くらいまで上げてくれればいいのに、とか思ってしまう(焼石に水、程度だけども…)。

 ついでに『追撃リング』でも持たせればもはや立派なパラディン(ただし非力)だが、そこまでする価値はあるかどうか…。
 『月光剣』は子供には受け継がせる事もできないので、利点らしい利点はHPの高さ以外に見当たらないと言うのが悲しい。技の値は随一なので、魔法使いでも『月光』保持可能であれば、かなり印象は変わったとは思うんだが。

【オススメ父親・番外編】独身で通す
息子:アミッド 娘:リンダ
スキル:連続(アミッド)、怒り・エリート+連続(リンダ)
武器:武器の継承不可能
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
イベントの
豊富さ
子供の
スキル
☆☆☆
子供への
武器継承
子供の
成長率
☆☆
総合評価 ☆☆
 ティルテュが独身のままシグルド編を終えた場合、アーサーの代わりにアミッド、ティニーの代わりにリンダが登場する。

 アミッドはマージナイトではなくマージファイターになる。移動力が低い&再移動で攻撃を当てて逃げると言った運用はできないが、その分少しだけパラメータの上限値が高い。地の力・守備の成長率が魔法系のクセに意外と高いので、HPと運以外は全て上限値なんて芸当も十分に実現可能だったりする。

 他の代替ユニットと違い、平民ではなくてティルテュの妹エスニャの子供であり、代替キャラと言うくくりで他と比較すればパラメータがしっかり伸びる。攻撃回数を増やすスキルが『連続』のみなのでやはり攻撃は単発になりがちなのだが、魔力が育つぶん、しっかり魔法で戦えるユニットには育つ。

 物理攻撃系のユニットを父親にしたアーサー・ティニーよりは使えるユニットと言える。



縮緬遊戯堂 > ファイアーエムブレム攻略 > 聖戦の系譜 > カップリング考察+ > ティルテュ