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《シナリオ：支援会話一覧》
マーカス×ウォルト

【マーカス×ウォルト　C】
ウォルト
マーカス様！

マーカス
ウォルトか。どうした？

ウォルト
実は折り入ってお願いがあります

マーカス
願い？わしにか？

ウォルト
はい。ぼくに…ぼくに剣の使いかたを教えてください！

マーカス
！！…理由を聞こうか。

ウォルト
ぼくは弓しか使えません。
弓はふところに飛び込まれたら最後です
これではいざというときロイ様をお守りすることが…

マーカス
そんなことはない。
弓でしかできぬ戦い方もある。

ウォルト
し、しかし…

マーカス
それに今わしが剣の使いかたを教えたとしてそれでどうなる？
そんな半端な技術でロイ様のお役に立てると思うのか？

ウォルト
それは…

マーカス
焦らぬことだ。
おぬしは十分ロイ様のお役に立っておる。

ウォルト
そうでしょうか…



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【マーカス×ウォルト　B】
ウォルト
マーカス様。

マーカス
ウォルトか。その顔はまだ剣を教えてほしいという顔だな。

ウォルト
分からないのです。
ぼくは本当にロイ様のお役に立っているのでしょうか？

マーカス
…ウォルト。おまえは我々をエリウッド様の臣下としてどう思う？

ウォルト
どう、と言われましても…。強者揃いですごいなぁと。

マーカス
ふむ。嬉しい言葉だ。
だが、我らにはエリウッド様にとって大きな不幸が一つある。

ウォルト
不幸？

マーカス
それはお側に同じ年頃の臣下がいないことだ。

ウォルト
！！

マーカス
お側におったのはわしのような老いぼれかずっと若い者ばかりだ。
ともに冗談を言いあう相手もない。
気楽に悩みをうちあける相手もない。
あの方はいつも一人で戦っておられた。

ウォルト
いつも一人で…

マーカス
わしはロイ様に同じ思いをしていただきたくはない。
おぬしは　ロイ様とは年も近いし、なによりも乳兄弟の間だ。
だからおぬしにロイ様の心の支えになってもらいたいのだ。

ウォルト
心の支えですか？

マーカス
そうだ。…戦場の働きは確かに大事だ。
だがそれだけが真の忠誠ではないぞ。
そのあたりをもう一度よく考えてみよ。



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【マーカス×ウォルト　A】
マーカス
おう、ウォルト。
久しぶりにいい顔をしておるな。
どうだ。まだ剣を教えてほしいか？

ウォルト
いえ、マーカス様のお言葉で迷いが消えました。
今はまず弓の修練に打ちこみます。
そしてロイ様に頼られても大丈夫なようもっともっと自分をみがきます！

マーカス
うむ。それでよい。
おぬしがその気構えならわしも安心して一線を退けそうだ。

ウォルト
えっ！し、しかし今マーカス様に…

マーカス
慌てるな。『今すぐに』とは言っておらん。
だがそう遠い未来ではなさそうだな。
わしのあとはおぬしがロイ様をよく導いてくれよう。

ウォルト
ぼくがですか？

マーカス
もっともこんな年よりのあとでは不満かもしれんが。

ウォルト
いえ、不満ではありませんが。ぼくなんかがそんな…

マーカス
ほれ、その自信のなさがおぬしの悪いところだと言っておる。
おぬしがそれではロイ様が不安がられるであろうが。

ウォルト
は、はい…

マーカス
大丈夫おぬしならやれる
自信をも持て自信を！



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