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《シナリオ：支援会話一覧》
エイリーク×ヒーニアス

【エイリーク×ヒーニアス　C】
ヒーニアス
エイリーク。
突然で済まないが…私はしばらく、君の身を守る事にした。

エイリーク
え…？
どういう事ですか？

ヒーニアス
カルチノの包囲戦において極めて不本意ではあるものの…
私が君に助けられた形になった事は事実だ。

エイリーク
は、はあ…。

ヒーニアス
だから今から傍で君を助ける事にしたのだ。
うまく言えないが、このままでは借りを作っているようで、私の気が済まない。

エイリーク
そんな。私は借りなど…。

ヒーニアス
とにかく、任せてくれないか。我が弓に貫けぬものは無い。
君の安全は、この私が保証しよう。
構わないな？

エイリーク
は、はい…。ではお言葉に甘えます。
ありがとうございます、ヒーニアス王子。

ヒーニアス
うむ、では行くぞ。

エイリーク
あ、お待ちください王子。
王子は弓使いですから、私の後ろを進まれた方が…。

ヒーニアス
……。



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【エイリーク×ヒーニアス　B】
ヒーニアス
どうしたものか…。

エイリーク
どうかされましたか？

ヒーニアス
…先頃、私は君を守ると約束した。

エイリーク
はい。

ヒーニアス
しかし敵が現れれば、私は距離を置き君が敵に切り込んでいく…。
これではまるで、私がきみに守られているようではないか。

エイリーク
でもそれは…仕方ありません。
ヒーニアス王子は弓の使い手なのですから、前に出て戦うべきではないでしょう。

ヒーニアス
…不本意だ。
君を守りたいというこの気持ちに、偽りは無いのだが…。

エイリーク
そのお気持ちだけで十分嬉しいです。
敵と剣を交える時、王子がお傍にいて下さるだけで気持ちが楽になりますから。

ヒーニアス
エイリーク…。君は優しいな。
あの男…エフラムとはまるで正反対だ。

エイリーク
いえ、そんな事はありません。
兄上は荒々しい戦いばかりが目立っていますが…、
本当はとても繊細で、人を思いやる事のできる者なのです。

ヒーニアス
…そうか…きみがそう言うのなら、あるいはそうかもしれないが。

エイリーク
ヒーニアス王子も、どうか兄上と仲良くしてください。
兄上もきっと、そう願っているはずです。
私と二人でいる時、兄上はいつも優しく…。

ヒーニアス
済まないがそれは容認できない。
今のきみの顔を見ていると…エフラムが余計に憎らしくなった。

エイリーク
え…？

ヒーニアス
まったく度し難い男だ。
やはりあの男とは、一度決着をつけねばならん。

エイリーク
ヒーニアス王子…？



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【エイリーク×ヒーニアス　A】
ヒーニアス
エイリーク。突然で済まない。
君に大切な話がある。

エイリーク
ヒーニアス王子？
なんでしょうか？

ヒーニアス
まず始めに聞いておきたい。
君には誰か、心に決めた伴侶はいるのか？

エイリーク
え…？
い、いえ。そのような人はいません。

ヒーニアス
そうか…ならば言おう。
エイリーク、私は君を愛してしまったらしい。

エイリーク
え…ええ！？
か、からかわないでください！
突然何を仰るのですか？

ヒーニアス
からかってなどいない。
私はいつだって真面目だ。
自分でもいささか驚いている。
まさかこのような感情を抱くなど…だが君を愛してしまったのだ。
こればかりはどうしようもない。
これまで君と共に戦っていて…その気持ちは、はっきりと形になった。
私は君を愛している。
君を他の男には渡したくない。

エイリーク
ヒ…ヒーニアス王子…。
私は…。

ヒーニアス
いや、エイリーク。
返事は後で構わない。
私はまだエフラムを倒していない。
それでは君に求婚する資格も無いだろう。

エイリーク
な…なぜ兄上が出てくるのですか！

ヒーニアス
身近にあのような男がいたのなら、君が他の男に興味が無くなるのも無理はない。
あの男を上回っているのだと証明してこそ、君に見てもらう資格があるのだ。
私はエフラムと勝負をする。
そこで敗れれば、君の事は潔く諦める。
だがこの気持ちに誓って、私はエフラムを破ってみせる。
エイリーク、その時に君の返事を聞かせて欲しい。
話は以上だ。

エイリーク
お、王子！もう…なんて勝手な方なのでしょうか。
でも…。



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