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《シナリオ：支援会話一覧》
ターナ×クーガー

【ターナ×クーガー　C】
ターナ
クーガーさん。

クーガー
ターナ姫。…フレリアの王女だったとはな。
一介の兵に「さん」付けはいらない。クーガーでいい、クーガーで。

ターナ
じゃあ、クーガー。あなたにお願いがあるの。

クーガー
何をすればいいんだ、姫？

ターナ
わたし、戦場に出たら弓兵に狙われやすいんだけれど…。

クーガー
それは俺も同じだ。俺たち飛行系の言わば宿命ってやつだ。

ターナ
そこでね、特に弓兵に気を付けて、
互いの周囲を注意し合えないかと思って。

クーガー
そうだな。それはもっともだ。
だが、言われるまでもなく、味方が危ない時は声を掛ける。誰だってそうだろ？

ターナ
ええ。でもね、弓兵に狙われた場合、
人の声が届く距離になってからじゃ、遅いと思うの。
だから、お互いの天馬と飛竜のいななきや、鳴き声で知らせられないかと思って。

クーガー
そうか…！…なるほどな。
確かに、こいつらだったら俺たちが直接声を掛け合うよりも、
遥かに遠い位置から危険を知らせる事が可能だな。いい考えだ、姫。

ターナ
本当？よかった。

クーガー
じゃあ、そう言った機会があれば、お互いそうする、という事でいいな？

ターナ
ええ、お願いね。クーガー。



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【ターナ×クーガー　B】
ターナ
あ、クーガー。この前はありがとう。
あなたの飛竜が鳴いてくれたお陰で、助かったわ。

クーガー
そうか。でも、礼ならこいつに言ってやってくれ。
俺が指示するよりも早く、鳴き出したんだ。

ターナ
えっ、そうなの？
凄いわ…じゃあ…ありがとう。

クーガー
ひょっとすると、姫の天馬もそうかもしれないぞ。
こいつらも、敵と味方の事が分かってるんだ。
こいつらも戦ってるんだ。

ターナ
そうね…本当にそうだわ。
今回の戦いは、色々な人や動物が戦ってる…。
大陸全土が、この戦いに巻き込まれて…そして、その犠牲はとても大きい。

クーガー
ああ。戦争なんて本当につまらないものだ。
それが、誰かの私欲や思い込みなんかで始まったのなら、尚更な。

ターナ
これ以上、犠牲を増やさない為にも、早くこの戦いを終わらせないと。

クーガー
そうだな。だが焦りは禁物だ。
特に姫、あんたは立場を考えたほうがいい。
敵に突撃するのなんかは、俺たちに任せておけばいいのさ。
犠牲になっても大して被害が大きくない、俺たちにな。

ターナ
駄目よ、クーガー！

クーガー
！

ターナ
犠牲になってもいい人なんて、いるわけないわ。

クーガー
姫…。

ターナ
あなたも命を大切にして。ね？

クーガー
……。
…分かった、姫。気を付ける。

ターナ
約束よ、クーガー。



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【ターナ×クーガー　A】
ターナ
クーガー、あなたは何の為に戦っているの？

クーガー
何故そんな事を聞く？

ターナ
あなたの戦っている姿が、何故だか悲しく見えたから…。

クーガー
…そうか。
罪滅ぼし…復讐…偽善…気晴らし…理由は色々思いつく。
だが…本当の理由は、俺自身にも分からない。

ターナ
クーガー…。

クーガー
自分が信じた君主の乱心…崩壊してゆく自国…。
忠誠の無くなった騎士なんて、こんなもんだ。

ターナ
……この戦いが終わったら、どうするの？

クーガー
一応、グラドの復興に手を貸すが、その後は決めていない。
だが…グラドに定住する事は無いだろう。俺は裏切り者だからな…。

ターナ
な、なら、フレリアに来ない？フレリアで、騎士として仕えて。

クーガー
俺がか？どうしてそんな事を言う？

ターナ
あなたは何も理由が無いのに、自分から誰かを裏切る人間じゃないわ。
今、あなたのその心の中にある悲しさは、あなたの忠誠心の裏返し。
あなたの志が大きかったからこそ、今の深い悲しみがあるんだわ。
その強い思いとあなたの力を…今度は、フレリアの為に役立てて欲しいの。

クーガー
そうか。
誘ってくれるのはありがたいが、今はそんな気分じゃない。悪いな。

ターナ
そう…分かったわ。
でも、いつかその気になったら、是非、お願いね。

クーガー
俺は姿を消すかもしれない。その機会は無いさ。

ターナ
だったら、わたしがあなたを見つけ出すわ。

クーガー
見かけによらず、意思の強い姫さんだな。
考えとくよ。



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