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ファイアーエムブレム覚醒 攻略
《カップリング考察〜覚醒ッ!!〜》
〜ミリエル〜

母親:ミリエル
クラス:魔道士 → 賢者/ダークナイト
職適性:魔道士系、ダークマージ系、トルバドール系
  成長
傾向
限界
補正
HP D -
E -2
魔力 A +3
C +1
速さ B +1
幸運 B 0
守備 E -2
魔防 C +1
 エキセントリックな行動や発言が多いインテリ系魔道士。「私、優秀ですから」の聖魔ルーテさんを思い出すが彼女ほどの自信家でもない。研究に没頭すると周りが見えなくなり周囲の人間を巻き込んでしまう。とにかく学問を極める事を生きがいとする(だけどちょっと奇人チックな)クールな女性。聖戦のレプトール卿(前半のボス)を除けばFEシリーズ通じて初のメガネ使用の人物である(自軍としては初)。

 性能面では魔力や魔防の伸びは良いがHP・力・守備は絶望的な典型的な魔法ユニット。威力が稼げる上に技・速さもしっかり伸びるのがありがたい。耐久力に難ありで敵の攻撃を受けると危ないので基本的にはダブルの後衛で、敵を倒せそうな時のみ前に出すのがセオリーか。

 職の素質は3系統全てが魔法系で固まっている。似た系統の職が多いせいで上級職でカブリが生じてしまっているのがやや勿体なかったりも。ステータスの上限値は魔力に+3なる大きな補正が加わるのが長所。

 なお、自身はペガサスナイト系になれず、子供が男なのでどう足掻いても息子ロランには『疾風迅雷』を習得させられないのが残念。反対に言えば『疾風迅雷』にとらわれずにカップリングを考えられるので、恋愛の自由度は高いと言えるかもしれない。


息子:ロラン
クラス:魔道士 → 賢者/ダークナイト
職適性:魔道士系、ダークマージ系、蛮族系
  成長
傾向
HP B
E
魔力 B
B
速さ C
幸運 C
守備 D
魔防 C
 母親同様、魔道士として軍に参加する。メガネとクールで鋭い視線が母ミリエルそっくり。調べ物に熱中すると周りが見えなくなる母親と違い、やたらと周囲に気を配る常識人。ただし、過剰な気配りが災いしてンンらからはストーカー扱いされていたりする。
 どういうわけか他の子供ユニットと異なる時代に飛んできてしまい余分に年をとったせいで、未来からやって来る子供世代の中では最年長にあたる苦労人(純粋に産まれた順番ならばルキナが最速ではあるが)。

 ユニットとしての特性はだいたい母親ミリエルと同等なのだが、職の素質は母親のトルバドール適性が蛮族系に変化する。したがって、トルバドールとヴァルキュリアのスキルは継承専用となる。『深窓の令嬢』(ややシュールだが)・『魔防の叫び』・『デュアルサポート+』の内から選ぶと良い。僧侶系の素質が追加されない父親ならばバトルシスターの『回復』も継承候補に入れよう。

 パラメータや素質など全方面に渡ってほぼ完全な魔法系なので、魔力上限にマイナス補正が無く、攻撃系奥義が追加される父親を選べば更に威力を上乗せできる。
 ただ、母親の素質の関係上『疾風迅雷』は持てないので、攻撃役としては他のユニットよりも見劣りしてしまう。どちらかと言えばソーサラーでリザイアなどを持たせて地雷用として使うか、他のエース級ユニットと組ませ、ダブルの後衛専用として極めるかした方が良いかも…。




【別格ダントツ1着】マイユニット(男)
クラス適性追加:汎用職全て(男性専用職除く)
上限値補正:可変(プレイヤーの初期の選択で変わる)
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆☆
総合評価
 ロランを最強にしたいならばやはりマイユニットに敵う父親候補はいないと言える。女性職を除く全ての汎用職に就けるため、豊富にスキルを習得できるのが圧倒的な強み。


 ただし、マイユニットとミリエルをくっつけた場合、『疾風迅雷』の習得見込みのあるユニットを実質1人分損してしまうのが痛い。

 ミリエル自体に思い入れがあるならマイユニットをくっつけようがプレイヤーさんの自由だと思うが、特にこだわりが無ければマイユニットはペガサスナイト系の素質を加えられる女性とくっつけた方が効率は良い。

 …まぁ効率云々だけで男女の恋愛を語るのも野暮かもしれませんけどもね!!



〜マイユニット除くランキング部門〜

【オススメ父親1位】カラム
クラス適性: 魔道士系、ダークマージ系、蛮族系
アーマーナイト系盗賊系僧侶系+3種
上限値補正:
 




父親 +1 0 +1 -2 -2 +3 0 +1
息子:ロラン 0 +4 +3 0 -1 +2 +1 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
総合評価
 カラムはミリエルの守備面の弱点を補いつつも長所である魔力の高さを邪魔しない優秀な父親候補と言える。また、最前線で戦う壁役のカラムとダブルでミリエルを組ませ、ミリエルをダブル後衛に下げて敵の攻撃を受け続ければ勝手に支援値が溜まっていくので、カップリング成立も容易い。

 弱点補強と言った点では2位に格付けしたソールと強化度合いは似ているのだが、就ける職はかなり違うので、使い勝手もだいぶ変わってくる。アーマー系で『大盾』・『月光』、僧侶系で『回復』を覚えるため、ソーサラーでリザイアを装備し最前線で壁兼地雷として使う場合の安定感が嬉しい。また、『回復』を継承に頼らず自前で覚えられるため、母ミリエルから『デュアルサポート+』を継承し、ダブル後衛のスペシャリストとして使っていく分にも使い勝手は良い。

 速さの伸び・上限値は下がってしまうものの、ダブルの後衛としてなら速さの低さは一切関係無いため、この部分のデメリットは無いものの見なせるのもポイント(前衛としての使い勝手は若干下がってしまうのは否めんところだが)。

 その他、盗賊系の移動補助スキルも覚えられるので、『軽業』や『すり抜け』をセットして敵陣へ切り込む遊撃役としても有用。前述の通り守備面に優れ『回復』や『生命吸収』でのHPの自己回復も可能なので、敵陣に孤立しても生き残れるタフな攻撃役になれる。


【オススメ父親2位】ソール
クラス適性: 魔道士系、ダークマージ系、蛮族系
ソシアルナイト系剣士系アーチャー系+3種
上限値補正:
 




父親 +2 0 +1 +3 -2 +2 0 +3
息子:ロラン +1 +4 +3 +2 -1 +1 +1 +11
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆
総合評価
 ソールとミリエルはどちらも登場が早く、前衛で戦えるソールにミリエルを同行させていれば楽に支援値が稼げるため、カップリングはかなり楽。楽に成立が目指せる上にミリエルの弱点を補強しつつ魔力にマイナス作用を及ぼさない優れた相手と言える。

 力・守備上限に各+2のボーナスで、幸運を除く全てのパラメータが綺麗にプラス補正される。幸運上限は唯一マイナス補正だが、このカップリングの場合は幸運発動である『武器節約』も『祈り』も覚えられないから大きな問題ではない。

 守備面に嵩上げされる事で迎撃役のユニットとして使い勝手が上がるので、魔法一本で戦うソーサラーとして安定感が上がる。剣士系で覚えられる『待ちぶせ』をセットしてリザイアを使えば多少のダメージはすぐに回復・無効化できる不沈艦の前衛として、更に『怒り』・『呪い』系・『復讐』をセットして高必殺のルインを持たせれば驚異の必殺率で一撃で敵を沈める攻撃役としても使っていける。自らのダメージに依存しない使い方ならばソシアルナイト系で覚える『月光』も安定して攻撃威力の底上げに貢献してくれる。

 その他、ソシアルナイト系の『デュアルガード+』や母親からの継承限定になるが『デュアルサポート+』をセットして、ダブルの後衛役メインとして使っていく手もある。ただし、『デュアルサポート+』と『回復』とどちらを母ミリエルから継承させるかは迷う部分ではある。ダブルでの使い勝手を向上させ、後衛スペシャリストへ育てるなら『デュアルサポート+』、前衛での壁や地雷としての安定感向上を狙うなら『回復』を継承させたい。


【オススメ父親3位】ロンクー
クラス適性: 魔道士系、ダークマージ系、蛮族系
剣士系ドラゴンナイト系盗賊系+3種
上限値補正:
 




父親 0 0 +3 +3 0 -2 -2 +2
息子:ロラン -1 +4 +5 +5 +1 -3 -1 +10
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価
 ロンクーは物理攻撃を得意とするユニットだが、魔力を下げないため、ミリエルの魔法適性を潰さずに技・速さを効率底上げできる。技・速さ上限に各+5されるのは大きく、高難度の敵に対してもほぼ確実に追撃を入れる事ができるようになる。技は上限値・成長率共に上昇が見込めるため、技が確率に絡む『復讐』・『流星』・『滅殺』等の発動率向上も期待できる。

 職の素質面でも父親と母親でカブリが無いため、6系統の職に就く事ができるのが嬉しい点(アサシンやダークナイト等、上級職では部分的に被る箇所もあるが)。

 ネックとなるのは守備面の脆さ。両親共に守備の補正が-2なのでロランは上限で-3ものハンディを抱えてしまう。賢者等の生粋の魔法職で運用すると、上限でも30を確保できず、強敵相手では一発もらうと瀕死になってしまう。数値面の低さをカバーする守備的なスキルも一切無いので、賢者・ソーサラーでの運用はやや勇気がいるかも。守備も高いダークナイトで運用し、『剣の達人』をセットして二刀流で頑張るのも手ではある。

 母親からの継承スキルは是非ともバトルシスターの『回復』を選び、耐久力をカバーしたいところだ。


【オススメ父親4位】リヒト
クラス適性: 魔道士系(カブリ)、ダークマージ系、蛮族系
ソシアルナイト系アーチャー系+2種
上限値補正:
 




父親 -1 +2 0 0 +1 -1 0 +1
息子:ロラン -2 +6 +2 +2 +2 -2 +1 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
☆☆
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆
 両親共に魔道士同士のカップリングで息子ロランの魔力上限補正は+6。この魔力上限値だけなら間違いなくNo.1である。

 また、ソシアルナイト系で『月光』・アーチャー系で『命中+20』・『先の先』等、自分からの攻撃に有用なスキルを習得できるのが長所と言える。

 ただし、ロランは『疾風迅雷』を持てないため、単純に攻撃役として他と比較するとどうしても見劣りしてしまう。リザイア等を持たせての壁・地雷としては守備面の脆さから来る不安定さがどうしても足を引っ張ってしまう感は否めない。

 魔力上限と成長の高い補正値は魅力だが、実際使ってみるとパンチ力はともかくとして、運用のし易さにおいて若干ハンディを抱えてしまうかなぁ…という印象。


【オススメ父親5位】フレデリク
クラス適性: 魔道士系、ダークマージ系、蛮族系
ソシアルナイト系アーマーナイトドラゴンナイト系+3種
上限値補正:
 




父親 +2 -2 +2 -2 0 +2 0 +2
息子:ロラン +1 +2 +4 0 +1 +1 +1 +10
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆
 フレデリクは、ソールやカラム同様に母親ミリエルの欠点をカバーする系の父親候補。ただし、ソール・カラムと違って魔力上限がマイナス補正されてしまうのは地味ながら痛い。

 長所は『大盾』・『聖盾』といったガード用のスキルをガッチリと両方習得できる事。これに加えて母ミリエルから『回復』を継承すればこれ以上の硬さは無いほどの守備力を期待できる。

 攻撃面を多少犠牲にして構わないならば、リザイア装備の壁・地雷ユニットとして使うにはベストに近いチョイスと言えるのかも。リザイア装備のソーサラーも強力だが、他のユニットのサポートも考慮に入れるならば杖を使用可能な賢者で使うのも良い。
 力と魔力の上限補正がほぼ同値で父親からの職素質はいずれも物理系なので、物理攻撃役としての運用も考慮したい。各種守備スキルを活かして守備の高いジェネラル・グレートナイト・ドラゴンマスター等での運用も悪くないし、剣と魔法の両方で勝負可能なダークナイトでの運用も手。幅広い運用法が考えられるのは一応メリットと言えるかもしれない。


【オススメ父親6位】ガイア
クラス適性: 魔道士系、ダークマージ系、蛮族系
盗賊系剣士系戦士系+3種
上限値補正:
 




父親 +1 -1 +1 +2 -2 -1 0 0
息子:ロラン 0 +3 +3 +4 -1 -2 +1 +8
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆☆
総合評価 ☆☆
 かなり下位の格付けになってしまったが、ガイアをロランの父親に据える事自体はそれ程欠点はなかったりする。
 
 職の素質に関しては上級職で重複が多い点は少々気になるが、トリックスター・アサシン・ソードマスター・勇者の計4職が加わるので、まぁまぁの部類とは言えるか。

 魔力はやや下がってしまうが、技の高さを活かして『復讐』・『流星』・『滅殺』をセットしてダメージ底上げを期待しやすい。守備面は数値的にやや不安が残る値だが、勇者で習得できる『太陽』や継承限定の『回復』等を活かせばかなりカバーはできる。

 また、盗賊系の豊富な移動補助スキルをセットすれば、敵の位置や地形に影響されずに戦場を駆け回るアタッカーとしての活躍も期待できる。

 ただ一点、ガイアが女性の子供に対し継承可能なペガサスナイト系の素質が死んでしまうのが何よりも痛過ぎる欠点かも。


【オススメ父親7位】ドニ
クラス適性: 魔道士系、ダークマージ系、蛮族系
村人傭兵系戦士系+3種
上限値補正:
 




父親 +1 -1 -1 -1 +3 +1 -1 +1
息子:ロラン 0 +3 +1 +1 +4 0 0 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆☆
総合評価 ☆☆
 ドニを父親にした場合、職素質で傭兵系が加わるのが大きな利点。幸運の補正値も上がるので『武器節約』で錬成武器で無双するのには一番向いた父親候補とは言える。

 ドニの基本職3系統はミリエルの持つ系統と被らないので、息子ロランは6系統の職に就く事ができる(バーサーカー・ウォーリアー・ダークナイトなど上級職で被る部分はあるが)。

 ただ、それ以外のメリットらしいメリットが浮かんで来ないのが問題。錬成武器で無双をするなら剣士適性を持つグレゴで『待ちぶせ』を習得した方が高性能になるし、魔力の高さを求めるならば候補は他にも色々思い浮かぶ。

 一番勿体ないのはドニ→娘へのペガサスナイト素質(≒スキル『疾風迅雷』)を1人分ムダにしてしまう事か。該当する母親ユニットが既に埋まってしまっているなら別だが、他を捨ててまで敢えてドニとミリエルをくっつける意味はそれほど無いかもしれない…。


【オススメ父親8位】グレゴ
クラス適性: 魔道士系、ダークマージ系、蛮族系(カブリ)
傭兵系剣士系+2種
上限値補正:
 




父親 +2 -1 +2 0 -1 +1 -2 +1
息子:ロラン +1 +3 +4 +2 0 0 -1 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆☆
総合評価 ☆☆
 グレゴを父親にした場合、蛮族の素質が被ってしまうのが勿体ないのだが、傭兵素質が加わるのが嬉しい点。ここで嬉しいのはスキル『武器節約』を活かして錬成武器を使いまくれる事。また、剣士系で習得可能な『待ちぶせ』や蛮族系『カウンター』も組み合わせて錬成リザイア地雷として優れた性能を持つようになる。

 パラメータの上限値はミリエルの長所である魔力に加算されないのが欠点。ただしグレゴの減少幅は-1なので、子世代ボーナス+1と合わせてミリエルと同値の+3は維持できる。錬成魔法を使いまくると言うメリットを活かせば、魔力のマイナス分くらいは容易に穴埋めできる。

 その他は魔防の-2が痛い他はバランス型と言ったところか。技の上限が+4となり、技の値で発動する『太陽』・『復讐』・『流星』等のスキルの発動確率の底上げが期待できるのは◎。


【オススメ父親9位】ヴィオール
クラス適性: 魔道士系(カブリ)、ダークマージ系、蛮族系
アーチャー系ドラゴンナイト系+2種
上限値補正:
 




父親 0 0 +2 +2 -1 -2 0 +1
息子:ロラン -1 +4 +4 +4 0 -3 +1 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
総合評価 ☆☆
 魔力を下げずに技・速さを伸ばせるという意味では基本的にはロンクーに近い特性は持っている。

 ただし、魔道士系の職の素質が被ってしまう他、壁・地雷運用に向くスキルが追加されないのが問題となってくる。

 パラメータの上限値は、力も魔力もマイナスされないのは長所と言えるが、技・速さを強化したいならロンクーの方が効率が上であり、職素質やスキルの面から言ってもこちらの方が優れている部分が少ないのが辛いところか。

 力の上限値からするとあまり適しているとは言い難いが、育成の途上なら力も魔力も同程度あるため、アーチャー系で習得可能な『弓殺し』、蛮族系の『斧の達人』をセットした上でドラゴンマスターで使ってみると言うのも手ではある。

 トルバドール系のスキルは母ミリエルからの継承限定となるので、『魔の達人』を活かしてロラン自らを前衛として使いたい場合は『回復』を、ダブル後衛としての使い勝手を求めるならば『デュアルサポート+』を継承させると良い。ヴィオール父の場合はどうしても決め手に欠ける分、後者『デュアルサポート+』の方が結果的には戦力として計算できるかも。


【オススメ父親10位】リベラ
クラス適性: 魔道士系(カブリ)ダークマージ系(カブリ)、蛮族系
僧侶系+1種
上限値補正:
 




父親 0 +1 +1 0 -1 0 +1 +2
息子:ロラン -1 +5 +3 +2 0 -1 +2 +10
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆☆
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆☆
 リベラを父親にした場合、3つの職の素質の内、魔道士系とダークマージ系の2系統も被ってしまう。リベラはただでさえ上級職のカブリが多く、その上に2系統も重複するのは結構な痛手。

 パラメータの上限値に目を向けると、魔力のパラメータ上限に+5される利点は大きい。リベラは魔法系ながら力や守備を下げないため、息子ロランを魔法系の職で使っても守備に大きな不安点を抱えずに済む事は利点と言える。


 一応、利点らしい利点もあるにはあるが、職カブリなる欠点を覆すだけの材料に乏しく、父親リベラのダークマージ適性もムダにしてしまうので、総合して見るとリベラ×ミリエルのカップリングはあまり美味しくない組み合わせと言えそうな。


【オススメ父親11位】ヘンリー
クラス適性: 魔道士系、ダークマージ系(カブリ)蛮族系(カブリ)
盗賊系+1種
上限値補正:
 




父親 +1 +1 +2 0 -2 +1 -1 +2
息子:ロラン 0 +5 +4 +2 -1 0 0 +10
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆☆
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆
 ヘンリーとミリエルは両親どちら共に魔法系のカップリングとなる。そのためか職被りが多く、ヘンリーの基本職の内、ダークマージ系・蛮族系の2系統が被ってしまうのが効率がなんともよろしくない。

 魔力のパラメータ上限が+5される利点はあるのだが、ヘンリーは魔法系にしてはそれほど魔力の伸びを高めてくれず、加わる職が盗賊系だけというのは無駄が多過ぎる印象。

 ヘンリーは力も魔力も上げられ、貴重なダークマージ素質を持つため、他の女性からも比較的需要が多い旦那候補である。
 ヘンリー×ミリエルのカップリングで息子ロランの使い勝手が極端に下がる訳では無いが、父親の良さを生かし切れない分わざわざミリエルとヘンリーをくっつける意義は感じられないかも。


【オススメ父親ビリ】ヴェイク
クラス適性: 魔道士系、ダークマージ系、蛮族系(カブリ)
戦士系盗賊系+2種
上限値補正:
 




父親 +3 -2 +1 +1 -1 0 -2 0
息子:ロラン +2 +2 +3 +3 0 -1 -1 +8
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆
クラス
適性
☆☆
パラ上限
補正
☆☆☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆
 ヴェイクを父親に据えた場合は蛮族系が被るものの、盗賊系と戦士系が加わり計5系統と職素質面はそこそこ。

 戦士系で『カウンター』や『怒り』など、迎撃役に有用なスキルを習得できるのが利点。また、盗賊系で『移動+1』・『すり抜け』・『軽業』と言った移動補助スキルを覚えれば敵味方入り乱れる中でスイスイと動き回ってピンポイントで敵の弱い部分に狙いを付けるのも容易になる。

 ただし、以上の長所を打ち消してしまう欠点が一点。ヴェイクの魔力上限値-2がミリエルの魔力+3と、ミリエルの力-2がヴェイクの力+3と、両者の長所を見事なまでに打ち消し合ってしまうのが痛過ぎる。バランス型と言えば聞こえは良いが、本作の場合は『両方ともそこそこ』よりも『力・魔力のいずれかが非常に高い』方が圧倒的に有用なので、互いの利点を潰してしまうのはかなり無駄。この長所の潰し合いを補うだけの魅力に欠けており、どうしても「あー損した…」って印象が抜けないのが残念なところである。

 ただ、魔力も力も同等ということで、ロランにとって本来はあまり向かない物理攻撃職での運用も現実的になっているとは言える。大幅な上限値加算が望める子世代の面々と比べると力不足に感じても、育成途上においては遜色ない能力、育てきっても親世代の面々と比較すれば十分戦力として活躍は期待できる。

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