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ファイアーエムブレム覚醒 攻略
《カップリング考察〜覚醒ッ!!〜》
〜オリヴィエ〜

母親:オリヴィエ
クラス:踊り子
職適性:踊り子、剣士、ペガサスナイト
  成長
傾向
限界
補正
HP D -
D 0
魔力 D 0
A +1
速さ A +1
幸運 A 0
守備 E -1
魔防 D -1
 バジーリオに囲われていた踊り子。人前に出る商売やってる割に、妙に引っ込み思案で人見知りが激しい。ただ、ある程度慣れた人間に対しては根っこの性格的にはティアモ同様のお節介おばちゃんっぷりを発揮する。表立っての自己主張はしないタイプだが、乙女心キラキラ〜&ミーハー全開だったりで、表面上と内面のギャップが激しい。子世代側の描写があって生きている描写があるとすれば、意外と肝っ玉母ちゃんと化してそうな雰囲気である。

 ユニットとしての特徴は、敵味方通じて作中で唯一の『踊り子』である事。ただし本作はダブルや反則スキル『疾風迅雷』があるおかげで再行動させられる踊り子も存在的には地味であったりする。過去作のように一度に4名再行動OKとかなら強烈だったが、残念ながら本作の踊りではユニット1名+少々のパラメータ強化程度に効果は留まっている。

 パラメータは踊り子(非戦闘要員)らしく初期値は速さを除いて全体的に低調。ただ、伸びは技・速さ・幸運を中心にぐんぐん伸びるため、命中率と回避率に関しては味方ユニットの中でも随一のレベルとなり易い。踊り子はスキルやパラメータの上限値の関係で戦うには向かない職なので、ある程度他のユニットが育ち『疾風迅雷』持ちが増えてきたら、自身もチェンジプルフを使って他の系統で経験を積んでスキルを増やしていきたいところ。

 息子への職の素質は剣士系はそのままだが、踊り子とペガサスナイト系は遺伝せず、傭兵系と蛮族系に変化する。したがってそれらの職のスキルは継承限定であるが、踊り子の『踊る』系のスキルは遺伝させられないので注意。『幸運+4』も一応オリヴィエとアズール専用みたいな物だが、『疾風迅雷』を差し置いてまで遺伝させるような代物でもない。『槍の達人』・『速さの叫び』等も有用なスキルだが、どうせ遺伝させるなら『疾風迅雷』、やっぱりこれしかない。これがあるか無いかでだいぶ攻撃力に差が出てしまう。踊り子のオリヴィエがペガサスナイト→ダークペガサスと転職を重ねないといけないので面倒だが、どうにか支援Sにする前に習得したい。


息子:アズール
クラス:傭兵 → 勇者
職適性:傭兵系、剣士系、蛮族系
  成長
傾向
HP A
C
魔力 E
C
速さ A
幸運 B
守備 B
魔防 C
 恥ずかしがり屋の母親と対照的な、女性を見ると口説かずにはいられない重度のナンパ師。ナンパしては振られの繰り返しで巧くいった試しが無いが、それでもめげないある種の粘り強さは持っている。密かな夢はダンサーになる事。なお、作中では男ダンサーにはなれない。シリーズ初の男ダンサーなるかと思いきや、残念(苦笑)。なお、ナンパは人見知り克服の為に始めたものらしい。

 人物としての軽薄さとは裏腹に戦闘能力は高く、自前で多数の有用なスキルを回収できる効率の良さはティアモの娘セレナと並び子世代随一。自前で傭兵になる事ができるため、『太陽』・『武器節約』といった有用なスキルを覚えられ、剣士系では『剣の達人』・『待ちぶせ』・『流星』・『滅殺』を、蛮族系では『カウンター』・『斧の達人』・『怒り』・『強奪』を、全て自前でまかなう事が可能なのが美味しいところ。母譲りの幸運の初期値の良さ&伸びの良さのおかげで『武器節約』を活かし易く、錬成武器を多用すれば一層強みを活かすことができる。デフォルトのスキルから言えば直接間接両対応の錬成武器を用いての迎撃に向いていると言えるし、『疾風迅雷』を継承させれば自分から攻めるにも向く、多用な使い方ができるユニットと言える。
 欠点は母オリヴィエのパラメータ上限値が低いため、必然的に子世代のユニットの中では最終的なパラメータ合計値が低くなってしまう点だが、これは優れたスキルを多数持つ事でカバーはできる。

 母親からの職の素質は完全に物理攻撃系だが、パラメータの傾向としては力も魔力も上限補正は同値なので、父親次第では魔法系の職で使っていくのも全然アリである。

 補強ポイントとしては威力確保の為に『月光』、迎撃での安定性を高めたいなら『大盾』・『聖盾』・『回復』、受け・攻め両面を強めたいならば『復讐』・『生命吸収』などが加わると更に強みが増す。

 繰り返しとなるが、踊り子(『踊る』除く)・ペガサスナイト系のスキルは母オリヴィエからの継承専門だが、これはもう『疾風迅雷』一択で決まり。是非とも母オリヴィエ5つ目のスキル欄にセットして登場直後から2回移動を堪能しよう!




【別格ダントツ1着】マイユニット(男)
クラス適性追加:汎用職全て(男性専用職除く)
上限値補正:可変(プレイヤーの初期の選択で変わる)
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆☆
総合評価
 元から高い戦いの素養を持つアズールだが、マイユニットの豊富な職の素質・スキルを手に入れれば、その強さは一層輝く。

 ダークマージ系の素養と力の高さを両立できたり、マイユニット限定の『華炎』や『七色の叫び』など、反則級のスキルも手に入れることができる。


 ただ、他の多く場合と同じように、元から『疾風迅雷』を手に入れられるアズールの父親にしてしまうと、結果的に『疾風迅雷』持ちのユニットが一人減ってしまう欠点がある。強いユニットを更に強くすると言った点では有効ではあるが、効率の面から考えると、キャラに思い入れが無ければ、素直にオリヴィエ以外の母親候補とくっつけた方が良いかも!?



〜マイユニット除くランキング部門〜

【オススメ父親1位】リベラ
クラス適性: 傭兵系、剣士系、蛮族系
僧侶系魔道士系ダークマージ系+3種
上限値補正:
 




父親 0 +1 +1 0 -1 0 +1 +2
息子:アズール +1 +2 +3 +2 0 0 +1 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価
 リベラを父親に据えた場合の利点は、なんと言ってもダークマージ系の素養が追加される事。魔道士系で『魔の達人』も習得できるため、闇魔法を使用可能なソーサラーとして『復讐』・『生命吸収』等と組み合わせ、『武器節約』で錬成したリザイア/イル/ルイン/スライムを使いまくり、圧倒的な攻撃能力を堪能できる。豊富なスキルを用途に合わせてセットし直し使い分ける事で、高威力の地雷としても自分から攻めこむ遊撃役としても万能に使える強みがある。

 職の素質は僧侶系・魔道士系・ダークマージ系の3系統が追加。これらは互いに上級職が被ってしまうため、加わる上級職数は4つとそれほど多くはないが、まぁ平均以上の数は確保できる。

 基本的には上述のソーサラーで錬成武器を使いまくるのが一番強みを発揮できると思うが、アズールは『剣の達人』・『斧の達人』も元から覚えられるし、リベラ自身が力も下げない事もあり、物理攻撃職としてもしっかり使っていける。

 初期職の延長上で使うならば、勇者で『疾風迅雷』や『太陽』に加え『斧の達人』・『カウンター』・『復讐』・『武器節約』あたりからチョイスして使っていくのがオススメ。その他、『剣の達人』セットでのソードマスター・勇者辺り、『斧の達人』セットでのウォーリアー・バーサーカーでも戦える。父リベラの利点を活かしつつ物理攻撃職でも使う場合は、バトルモンクやダークナイトで二刀流を目指すのも悪くないかも。


【オススメ父親2位】フレデリク
クラス適性: 傭兵系、剣士系、蛮族系
ソシアルナイト系アーマーナイト系ドラゴンナイト系+3種
上限値補正:
 




父親 +2 -2 +2 -2 0 +2 0 +2
息子:アズール +3 -1 +4 0 +1 +2 0 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価
 フレデリクは守備面を中心に戦闘力を更に高めてくれる父親候補。加入直後は弱いオリヴィエを強いフレデリクが抱えてダブルで戦えば簡単に支援値を稼げるのもメリットと言える。

 この場合、ジェネラル『大盾』・パラディン『聖盾』のダメージ軽減系スキル2つが揃い、更にグレートナイトの『月光』で攻撃力も底上げできるのがウリ。守りを重視するなら『大盾』・『聖盾』・『太陽』・『待ちぶせ』で強固な地雷兼壁役として使っていける。
 攻めを重視するなら母親からの素質による『疾風迅雷』や『月光』を軸にセットしていけばバツグンの強さを発揮できる。攻めにも守りにも使い分けられるスキルの豊富さこそが強み。

 パラメータは力が上がり魔力が下がる。…というか魔法を使える職も無いため、適性としては俄然、剣や斧を用いて戦う方が向くようになる。初期兵種の延長上にある勇者、高い力と『斧の達人』を活かす事が可能なウォーリアー・バーサーカー辺りがおすすめ。唯一、速さの上限値にやや不安を抱えるが、これは剣士系・盗賊系・ペガサスナイト系のユニットとダブルを組むなり、叫び系のスキルで補強するなりしてカバーしたい。

 もしくは『疾風迅雷』と『斧の達人』、『月光』・『太陽』の両奥義系スキル、更には弱点補強用に『聖盾』をセットして父親からの素質であるドラゴンマスターで使っていくのも強みを発揮できる用法と言えそう。飛び回って敵を倒し、再行動で自分で戻ってくるという使い方もできるため、場所を選ばず活躍が期待できる。


【オススメ父親3位】リヒト
クラス適性: 傭兵系、剣士系、蛮族系
魔道士系ソシアルナイト系アーチャー系+3種
上限値補正:
 




父親 -1 +2 0 0 +1 -1 0 +1
息子:アズール 0 +3 +2 +2 +2 -1 0 +8
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価
 リヒトを父親にすると、息子アズールはリベラ同様魔法系としての素質がグンと伸びる。

 職の素質は魔道士系・ソシアルナイト系・アーチャー系の3系統が追加。それぞれ魔道士系では『魔の達人』・『生命吸収』、ソシアルナイト系で『月光』・『聖盾』・アーチャー系で『弓の達人』・『命中+20』など、使いでのあるスキルを多数習得できるようになるのがメリットと言える。

 パラメータの上限値から見ると俄然魔法系の職で使う方が向いている。リベラ父の時と比べるとダークマージになれないため『復讐』や『呪い』系2種は覚えられないが、『魔の達人』に加えて『月光』を習得できるため、確率依存ではあるが、こちらの方が自身のダメージ前提ではない使い方ができる分、使い易いと言えるかも。
 その他の強みは幸運の伸びや上限もプラスされるため、『武器節約』を活かし易いのも嬉しい。効果が多彩な闇魔法を使えないため、攻撃力では見劣りしてしまうかもしれないが、その分は他の武器や杖を持てる多芸さでカバーしたい。

 基本的には魔法職向きではあるが、リヒト父でも力の方が伸びる事もままあるので、その場合は柔軟に剣や斧を用いて戦う事も視野に入れたい。剣と魔法の両方を使えるダークナイトで育てながら魔力が伸びるのを待つのも手。『剣の達人』・『月光』で威力を補いつつ、ダブルや『〜の叫び』系で能力値を底上げして戦おう。


【オススメ父親4位】クロム
クラス適性: 傭兵系、剣士系、蛮族系
ソシアルナイト系アーチャー系+2種
上限値補正:
 




父親 +1 0 +1 +1 +1 -1 -1 +2
息子:アズール +2 +1 +3 +3 +2 -1 -1 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
☆☆☆
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
総合評価
 クロムを父親にした際の最大の利点はロード専用スキル『王の器』が強制的に継承される事か。ロード系に就く事ができない他の男性では真似できない芸当であり、クロム×オリヴィエのカップルを狙うならば、この『王の器』を積極的に活かした使い方をしたいところ。

 『流星』・『滅殺』といった発動率の低いバクチ系のスキルでも現実的に利用できるようになるのが嬉しい。また、元から発動率が高めの『月光』・『聖盾』も更に上乗せされるため、攻撃力・守備力を効果的に上昇させられる。『武器節約』にもこの効果が乗るため、錬成武器を使いまくるなら、かなり旨味のある父親候補と言えそうだ。

 職の素質はソシアルナイト系・アーチャー系の2系統が追加。ロード系は被らないのだが、代替で何か加わったりしない点は残念。
 パラメータ上限値は広く浅く、幅広いパラメータを補強できるが、父親・母親で欠点が被るため守備・魔防はやや抑え目となる。

 このカップリングで最大のネックとなるのは、やはり成立の難しさか。オリヴィエの登場する章で目一杯支援値を稼ぎ、それ以前のマップでクロムが他の女性とほぼ隣接しない・回復も行わない必要があり、カップル成立までの準備段階で多大な面倒臭さを伴うのが欠点。『疾風迅雷』をルキナに継承させられる女性の中では『剣の達人』により一番剣装備で威力を期待できる父親候補でありメリットもあるにはあるが、この面倒さはかなり痛い欠点と言えそうな。あらかじめフリーのマップでクロムとくっつかる可能性のある他の女性を全員男性とくっ付けるなりして下準備しておいた方が成立は楽かもしれない…。


【オススメ父親5位】カラム
クラス適性: 傭兵系、剣士系、蛮族系
アーマーナイト系盗賊系僧侶系+3種
上限値補正:
 




父親 +1 0 +1 -2 -2 +3 0 +1
息子:アズール +2 +1 +3 0 -1 +3 0 +8
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
☆☆
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
総合評価
 カラム×オリヴィエは、傾向としてはフレデリクが父親の時と同様に守備面を強化するカップリングと言える。ただし、就ける職がかなり異なる為、使い方はだいぶ差が出る。

 『聖盾』が無い代わりに『回復』を覚えられるため、耐久性の部分ではフレデリク父の際と遜色ない強さは得られる。攻撃面では使い易い『月光』、ややバクチ色の濃い『滅殺』、盗賊系での移動補助スキルと、なかなか多彩なスキルが増えるのが長所。

 パラメータ面では、母オリヴィエが低めな守備を初期値・伸び・上限値のいずれにおいても効果的に強化できるのは嬉しい。一方で速さは上限値が低くなってしまうデメリットを抱えてしまうため、この辺りは一長一短か。

 その他スキルでは、カラムからの素質で賢者になる事ができるため『魔の達人』を覚えられるのが面白い。伸びは力の方が高くなり易いと思うが、上限値の補正では魔力も力もほぼ一緒なので、魔力の値さえ確保できるなら、『魔の達人』をセットして賢者で使っていくのもユニークな使い方と言えそう。


【オススメ父親6位】ソール
クラス適性: 傭兵系、剣士系(カブリ)、蛮族系
ソシアルナイト系アーチャー系+2種
上限値補正:
 




父親 +2 0 +1 0 -2 +2 0 +3
息子:アズール +3 +1 +3 +2 -1 +2 0 +10
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
☆☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆
 基本的にはクロムが父親の時と似たような構成で、就ける職は全く同じ。

 剣士系とボウナイトの素質は被ってしまうが、ソシアルナイト系とアーチャー→スナイパーの素質は追加される。ソシアルナイト系では『月光』や『聖盾』、スナイパーでは『弓の達人』・『命中+20』と強スキルを多く覚えられるため、就ける職の少なさに反して効率自体は良い。

 パラメータ面ではアズールは『武器節約』を持つユニットだけに発動率に関わる幸運のマイナスがやや痛い。それ以外は力・技・守備を高めつつも魔力・速さ・魔防を下げずに済む点は嬉しい。

 まぁ総じて悪くないカップリングだとは思うが、できる事で言えば同じ職の構成でありながら『王の器』を持てるクロムが父親の時の下位互換と言った感じでかなり見劣りしてしまう。
 ソール自身がかなり女性から需要のある旦那候補でもあり、ソール×オリヴィエならではのメリット部分も今ひとつ弱く、積極的に狙うカップリングではないと言えるかもしれない。



【オススメ父親7位】ヴィオール
クラス適性: 傭兵系、剣士系、蛮族系
アーチャー系魔道士系ドラゴンナイト系+3種
上限値補正:
 




父親 0 0 +2 +2 -1 -2 0 +1
息子:アズール +1 +1 +4 +4 0 -2 0 +8
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆☆
習得可能
スキル
☆☆
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
総合評価 ☆☆
 ヴィオールは技・速さを底上げしつつ力・魔力を下げずに済む父親候補。

 ヴィオールが父親の場合、職の素質はアーチャー系・魔道士系・ドラゴンナイト系の3系統が追加される。アーチャー系の上級職ボウナイトが被るものの、それ以外は一切重複が無く、就けるクラス数はかなり優秀。

 一方、スキルに関しては、就ける職が多い割にはこれと言って有用なスキルが増えないのが難点。

 ただし、命中率を底上げするスキルはやたら沢山覚えるのが特徴。元から覚えられる『斧殺し』・『弓殺し』に加えてドラゴンナイト系で『剣殺し』と『槍殺し』、これで物理攻撃に対しては全ての『〜殺し』系が揃い、更にはスナイパーで『命中+20』も習得できる。ヴィオールならではの良さを活かすなら、これら命中補助スキルを多めに付けて『確実に当てる』役として使っていくと良いのでは?

 ドラゴンナイト系で『疾風迅雷』・『弓殺し』・『斧の達人』と回復用の『太陽』・『生命吸収』の内どちらか、バクチ系として『流星』・『滅殺』の内1つをセットすれば、高い機動力と命中率を持った遊撃役(運が良ければ一撃で敵撃破)として役に立つ。
 その他、魔道士系で『魔の達人』を覚えられ魔力も力と同程度上がるので賢者として使っていくのも悪くないかも!?



【オススメ父親8位】ヘンリー
クラス適性: 傭兵系、剣士系、蛮族系(カブリ)
ダークマージ系盗賊系+2種
上限値補正:
 




父親 +1 +1 +2 0 -2 +1 -1 +2
息子:アズール +2 +2 +4 +2 -1 +1 -1 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆
クラス
適性
☆☆
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆
総合評価 ☆☆
 ダークマージ系の素質を得られるという点ではリベラが父親の時と似たような感じではあるが、こちらヘンリーが父親の場合は、盗賊系が増え、僧侶・魔道士系の素質は得られない。

 プラス面としては、ヘンリーは力も魔力にもプラスの補正を加えられるので、魔法にこだわらずに斧や剣で戦っていく事も可能。『待ちぶせ』・『カウンター』・『復讐』・『生命吸収』をセットすれば、敵ターンでダメージを受けつつもカウンターで返し、自ターンで減った分のダメージを上乗せして撃破→自分のHPを回復…なる使い方もできる。

 全体的に見れば、似たような構成となりがちなリベラ父の時と比較し『魔の達人』を持てないため、どうしても魔法攻撃での威力はかなり見劣りしてしまう。移動系のスキルを多めに付けて敵の群れをかき分けてピンポイントで弱い部分を狙うなど、使い方を工夫してみたい。 


【オススメ父親9位】ロンクー
クラス適性: 傭兵系、剣士系(カブリ)、蛮族系
盗賊系ドラゴンナイト系+2種
上限値補正:
 




父親 0 0 +3 +3 0 -2 -2 +2
息子:アズール +1 +1 +5 +5 +1 -2 -2 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆☆
 ロンクーを父親にする最大のメリットは技・速さの成長と上限値が各+3され、母親の分と合わせて+5ずつの上限補正が受けられる事。アズールは『疾風迅雷』を持てる攻撃役なので、強敵相手にも安定して追撃をかけられるメリットは大きい。

 ただ、それ以外はあまりメリットを感じられないカップリングかも。上限値は父親ロンクーと母親オリヴィエの傾向が丸被りしているため、高い技・速さは有り難いが、守備・魔防の両方が-2もの低い値になってしまう。このカップリングでは『大盾』・『聖盾』といったダメージ軽減の守備スキルを持てないため、どうしても耐久力に不安が残ってしまう。回復スキル『太陽』や『剣殺し』・『槍殺し』等の回避スキルに頼らざるを得ないが、力の伸びがそれほどでないため『太陽』での回復量も心もとなく、『〜殺し』系にしても全武器に対応できる訳でないため安定性に欠けるのは否めない。

 クラスの素質も剣士系が被る他、ドラゴンナイト系・盗賊系といったあまり強力なスキルを覚えられない職しか増えないのは不満点。

 ロンクーからの素質を活かすなら、『斧の達人』と盗賊系の移動補助スキルをセットして斧を装備可能なドラゴンマスターかグリフォンナイトで使うと、高い移動能力と『疾風迅雷』を活かしての再移動で戦場を広く飛び回れる。守備面は『太陽』や『矢殺し』で補いたい。技の高さを活かして『滅殺』・『流星』等のバクチ系スキルに賭けてみるのも悪くないかも。



【オススメ父親10位】ヴェイク
クラス適性: 傭兵系、剣士系、蛮族系(カブリ)
戦士系盗賊系+2種
上限値補正:
 




父親 +3 -2 +1 +1 -1 0 -2 0
息子:アズール +4 -1 +3 +3 0 0 -2 +7
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆☆
パラ上限
補正
☆☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆☆
 ヴェイクの強みは力の上限値の高さ。初期値・伸び・上限値がグッと上向くため、早い段階で攻撃の威力を確保し易くなる。

 職の素質は一応、戦士系と盗賊系の2系統が増える…とはなっているが、戦士の上級職の勇者・ウォーリアー、盗賊の上級職アサシンの3職が被ってしまうため、実質トリックスター1個しか増えないってのは大損である。

 当然スキルも戦士、盗賊→トリックスターの3職の物しか増えず、『移動+1』・『軽業』・『ラッキー7』くらいしか目ぼしい物が無いのがショボ過ぎる。


 ヴェイクの利点である力の高さはムダにならないとは思うが、戦士・蛮族系やスキル『太陽』の素質が1人分ムダになるのを思えば、積極的に狙ってみても旨味が少ないカップリングと言えるかも。


【オススメ父親11位】ドニ
クラス適性: 傭兵系(カブリ)、剣士系、蛮族系
村人戦士系+2種
上限値補正:
 




父親 +1 -1 -1 -1 +3 +1 -1 +1
息子:アズール +2 0 +1 +1 +4 +1 -1 +8
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆☆
パラ上限
補正
☆☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆☆
 ドニを父親にした場合、村人の適性が手に入り、『良成長』で育成が楽になるのが長所。このスキルをセットしていれば普通は上がりにくい魔力や魔防もポンポンと上がっていくため容易に全パラメータMAXを狙える。
 パラメータは幸運値が初期値・伸び・上限3点セットで底上げされるため、傭兵で覚えられる『武器節約』を単独でも活かし易いのはポイント高し。

 ただし、魅力的なのはその程度。2系統増えると言っても村人は下級職と同等で上級職が無く、戦士系は上級職の勇者・ウォーリアーの両方が他の上級職と被ってしまうため、村人と戦士という下級職2つしか追加されないのがショボ過ぎる。

 ドニをここで使ってしまうという事は、実質1人分『疾風迅雷』持ちのユニットを損してしまうのと同じ。ドニとオリヴィエをくっつける事に明確なメリットがあるならまだ価値もあろうが、盛大に素質が被り長所らしい長所も無いならわざわざカップルにする意義も感じられず。キャラが気に入ったとかで無ければ、素直に他のカップリングを狙いたい。


【オススメ父親12位】ガイア
クラス適性: 傭兵系、剣士系(カブリ)、蛮族系
盗賊系戦士系+2種
上限値補正:
 




父親 +1 -1 +1 +2 -2 -1 0 0
息子:アズール +2 0 +3 +4 -1 -1 0 +7
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆
パラ上限
補正
☆☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆☆
 ガイアは技・速さを底上げしつつ盗賊系の素質を増やせるのがメリットか。

 ただし、職の素質は剣士系が被り、追加されたはずの戦士系にしても上級職の勇者とバーサーカーは傭兵/蛮族系の上級職でもあるため、トリックスター1職しか増えないのが面白くない点。

 ガイアの父親としての強みは職の強さや娘にペガサスナイト素質を渡せる事(=『疾風迅雷』追加)なので、職の素質がほぼ丸被りなこのカップリングではガイアの強みをまるで発揮できない。技・速さを更に上げたいならロンクーやヴィオールの方がほぼ全面に渡って優れており、彼ら2名は比較的需要が少ない男性ユニットなので、そちらに譲った方が遥かに効率が良い。

 また、ガイア×オリヴィエのカップリングでは実質一人分『疾風迅雷』持ちが減るということでもあり、その点からもオススメはしかねる組み合わせと言える。


【オススメ父親ビリ】グレゴ
クラス適性: 傭兵系(カブリ)剣士系(カブリ)蛮族系(カブリ)+0種
上限値補正:
 




父親 +2 -1 +2 0 -1 +1 -2 +1
息子:アズール +3 0 +4 +2 0 +1 -2 +8
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆☆
 グレゴ×オリヴィエのカップリングは職の素質が両親で丸被りして、息子側で1つも増えない大損の組み合わせ。

 母親だけの素質でも強いと言っても、何にも補強されないのは流石に勿体なさ過ぎる。グレゴの持つ傭兵素質が1人分パアになってしまう無駄共々、長所と言える部分はほぼ皆無なのが痛い。


 数値面ではほぼ無色透明に近い母親オリヴィエに父親グレゴの物理職に適した色合いが移るため、力・技・速さに関してはなかなかの高さ。『剣の達人』・『斧の達人』をセットして戦えば、一層の威力底上げが期待できる。…が、力と技を上げたいならクロムなりヴェイクなりフレデリクなり、幾らでも他に適任者はいる。無理にグレゴとくっつけてまで狙う物でもないかも。

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