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ファイアーエムブレム覚醒 攻略
《カップリング考察〜覚醒ッ!!〜》
〜リズ〜

母親:リズ
クラス:シスター → 賢者/バトルシスター
職適性:僧侶系、ペガサスナイト系、トルバドール系
  成長
傾向
限界
補正
HP D -
D -2
魔力 B +2
C -1
速さ C 0
幸運 A +2
守備 E -1
魔防 B +1
 イーリス王国の女王であるエメリナ、王子クロムの妹にあたる。末っ子らしく明るく茶目っ気ある性格で、身分の差に関係なく誰とでも仲良くなれる朗らかな女の子。なお、極端な癖っ毛(姉エメリナも実はそうらしい)。

 初期クラスはシスターで、杖の専門家として後方から他のユニットの体力回復を行う。初期値はシスターらしく魔力・幸運・魔防が高く、成長傾向も最初から高いそれらの伸びは素晴らしい。一方、力・守備の伸びは絶望的であるに加え、技・速さの伸びもそれ程ではないため、チェンジプルフで槍しか使えないペガサスナイトなんかになると、ザコを倒して経験値にありつくのさえ苦労する。
 力と守備が低いことから物理攻撃職は明らかに適していないので、最終的には賢者やヴァルキュリアで使うのがベストだとは思うが、『疾風迅雷』を習得するには槍しか使えないペガサスナイトを経由しないといけないのが大変。錬成武器やダブルで攻撃力を強化して一気に育てたいところ。


息子:ウード
クラス:剣士 → ソードマスター/アサシン
職適性:剣士系、僧侶系、蛮族系
  成長
傾向
HP B
C
魔力 D
C
速さ B
幸運 A
守備 C
魔防 C
 中二臭プンプンのやたらと血が騒ぐ自称伝説の剣士。イーリス聖王の血と『聖戦の系譜』で獅子王エルトシャン・黒騎士アレスが使った伝説の魔剣ミストルティン…の偽物『ミステルトィン』と数々の必殺技を武器に悪と戦う子供世代きっての変わり者強者。

 初期クラスは剣士。魔法職だった母親とまったく別ジャンルの職での登場となる。成長率はHP・幸運はかなり伸びが良く、物理攻撃職ながら魔力・魔防など他のパラメータもバランス良く上がっていくオールマイティー型。

 母親が完全な魔法系だった事もあり、パラメータ上限の補正値は力より魔力、守備より魔防が高いので、一発の威力を極めるなら、初期職の剣士などより魔法職の方がずっと適性がある。会話中ではやたら剣や武器での必殺技にこだわっているが、どちらかと言うと魔法が得意な男性を父親にした方が強みは活かしやすいかと。初期の剣士系で大成させたい場合は、母親の欠点で低めな力を底上げでき、強みである魔力も下げない父親がベストか。

 母親リズから何か1つスキルを継承させられるが、これは男性が自力で習得できない『疾風迅雷』一択かと。これがあるか無いかで使い勝手が大きく変わってしまう。是非とも継承させたいところ。

 立場的には剣も魔法もオールマイティーのバランス型、言い換えれば力も魔力も中途半端になり易く、魔法職として何も考えなくても子世代トップクラスの適性を持つブレディや優れた職素質を持ち自前でスキルを揃えられるアズールなどのおかげで、強さ的にはちょっと見劣りしてしまう事も多い。彼らと比べなければ別に普通に使える強さはあるが、ナンバーワン・オンリーワンを目指すとちょっと辛いかも。その辺りは愛、愛でカバーですぞ!!



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【別格ダントツ1着】マイユニット(男)
クラス適性追加:汎用職全て(男性専用職除く)
上限値補正:可変(プレイヤーの初期の選択で変わる)
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆☆
総合評価
 リズもマイユニットもゲーム開始直後から登場、かつ移動が歩兵であり歩調が合うためカップリングも非常にラク。

 ウードを最強にしたい場合は、やはり文句なしでマイユニットとリズをくっつけるのが近道。魅力はウードが傭兵系で『節約』を習得しつつ魔力を下げずにいられる辺りか。

 ただ、数少ないペガサスナイト適性が1人分ムダになる(=『疾風迅雷』持ちが一人減ってしまう)のが痛い。

 ウードを最強にするなら文句なしでダントツ1位な事は間違いないけど、個人的には他の女性に譲った方がいい気がする。



〜マイユニット除くランキング部門〜

【オススメ父親1着】リヒト
クラス適性: 剣士系、僧侶系、蛮族系
魔道士系ソシアルナイト系アーチャー系+3種
上限値補正:
 




父親 -1 +2 0 0 +1 -1 0 +1
息子:ウード -2 +5 0 +1 +4 -1 +2 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
総合評価
 初期で登場する剣士系での運用は厳しくなってしまうが、賢者(僧侶・魔道士から)以外は職カブリが一切ない事、自前で習得できるスキルが攻防のバランスが取れて良好な事から、リヒトを父親に据えるのがベストかもしれない。リズ、リヒト共に前線に立たない歩兵ユニットなので、歩調を合わせやすく、カップル成立も容易なのは嬉しい。

 就ける職が多く、攻撃を底上げできる『月光』、攻防一体『生命吸収』、守備面底上げ『聖盾』など有用なスキルを多数覚えられる。それらに加えて母親リズから『疾風迅雷』を継承させれば、見事な魔法攻撃役の完成だ!!

 どうしても初期クラスのイメージで戦わせたい場合は、『剣の達人』・『月光』・『流星』・『滅殺』・『聖盾』をセットし、魔力依存のサンダーソードを装備させたソードマスターで使っていけば、強さもそこそこ堪能できる。それに『月光』・『流星』・『生命吸収』とか響きがキラキラしてるし、『滅殺』でズバっと決めて鮮やかな勝ちっぷり、サンダーソードも見た目が派手なんで、「喰らえ!!ルナメテオ!アサシンサンダーブレイドクラーッシュッッ!!ズバッ!!!」で「ふっ…」ってな感じで、なんかウードのイメージに合ってる気がしないですか?(爆
 初期の剣士系から離れてしまうが、剣も魔法も使える事、「漆黒なイメージが中二臭い俺に合ってるぜ!」…な事も考慮するとダークナイトなんかもピッタリかと思うんですが、いかがでしょう?ダークナイトはやたら守備面も固いから守備が低めなウードの弱点をカバーでき、両親から引き継いだ長所の魔力を存分に活かせて剣も使えるからウードご本人も満足(?)、そして欠点である守備の低さも補えて、おぉぉ、一石三鳥ですぞ!

【オススメ父親2着】ヘンリー
クラス適性: 剣士系、僧侶系、蛮族系(カブリ)
ダークマージ系盗賊系+2種
上限値補正:
 




父親 +1 +1 +2 0 -2 +1 -1 +2
息子:ウード 0 +4 +2 +1 +1 +1 +1 +10
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆
クラス
適性
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆
総合評価
 基本的にはリベラが父の時と似通った能力だが、こちらヘンリーの方が上級職のカブリが少なく効率が良い。ただし、蛮族系が被ってしまうため職の素質は2系統の追加に留まる。

 ヘンリーを父親に据える利点は高い魔力を活かしてソーサラー適性をも手に入れる事ができる点。『復讐』・『呪い』系2種・『魔殺し』等の有用なスキルを多数ゲットできるのが美味しい。

 パラメータ上限もリズの高い魔力を更に上乗せでき、高い魔力、更に威力上乗せの『魔の達人』やダメージ分の威力底上げ『復讐』をセットで魔法攻撃役として高いポテンシャルを秘めている。

 ただし、ヘンリーの需要が多くて、競争率が高いのが問題と言えば問題。職素質の無駄の無さや習得スキルのバランスから考えると、スミアやマリアベルとくっつけた方が効率が良いように思われるのが難点。


【オススメ父親3着】フレデリク
クラス適性: 剣士系、僧侶系、蛮族系
ソシアルナイト系アーマーナイト系ドラゴンナイト系+3種
上限値補正:
 




父親 +2 -2 +2 -2 0 +2 0 +2
息子:ウード +1 +1 +2 -1 +3 +2 +2 +10
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆
 リズとフレデリクは初期メンバーと言う事もあり、カップル成立は容易な部類。フレデリクは最前線、リズは後衛で回復専門だが、フレデリクがリズを抱えてダブルで戦えば支援値を稼ぎやすい。

 長所は職のカブリが無いため、3系統しっかり素質が追加される事。『聖盾』・『大盾』・『デュアルガード+』等の守備的なスキルなスキルを豊富に覚えるため、息子ウードは安定性の高いユニットになる。また、やや不足がちの攻撃力は『月光』をセットすれば補う事はできる。

 パラメータの上限の面では無駄が多く勿体ない印象。リズの魔力とフレデリクの力が見事に打ち消し合って長所が台無しなのが痛い。その他、両親共に速さが低いため、速さの補正値がマイナスになってしまっているのが残念な所。守備が低い点は綺麗にカバーされるが、印象としてはマイナス面の方がかなり大きい感じがする。

 能力的には母リズの素質を殺し物理職の方がやや優位か。『槍殺し』・『剣の達人』をセットし初期系統のソードマスターや、『斧の達人』をセットした上でウォーリアー・バーサーカー・ドラゴンマスター等で使うと良いかもしれない。飛行系の弓矢特効をカバーするには別途『アイオテの盾』の書を使うといいかも!?


【オススメ父親4着】リベラ
クラス適性: 剣士系、僧侶系(カブリ)、蛮族系
魔道士系ダークマージ系+2種
上限値補正:
 




父親 0 +1 +1 0 -1 0 +1 +2
息子:ウード -1 +4 +1 +1 +2 0 +3 +10
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆
クラス
適性
☆☆☆
パラ上限
補正
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆
 就ける職で差別化されているように見えるが、上級職で比較すると純粋にヘンリーの下位互換。魔道士系は上級職の賢者・ダークナイトの両方が被っている為、実質的には1系統しか増えないのと同じ。ヘンリーが余っていないならリベラとくっつける手もあるが、ヘンリーに無くてリベラにある物が魔道士で習得する『魔力+2』・『集中』の割とどうでもいいスキル2種だけでオンリーワンのウリには乏しい。

 父親リベラ、母親リズ共に魔法系への適性が高いだけに、息子ウードも純粋に魔法系への素質が強調される。物理攻撃職は剣士系・蛮族系の2系統のみで上限から言っても遥かに魔法を使う方が適しているため、初期の剣士系にこだわらず魔法系で使った方が圧倒的に強い。

 職の素質は僧侶系が被ってしまうが、新たに魔道士系・ダークマージ系が追加される。様々な効果を持つ闇魔法を使えるダークマージ系に就けるようになるのが嬉しいところ。ただし、上級職はダークナイト・ソーサラーの2種しか追加されないのは少々痛い。ただ、スキルは『魔の達人』・『復讐』・『回復』・『生命吸収』など確保できるので、それほど痛い欠点でもないかもしれない。高い魔力で『魔の達人』をセットできるので、威力は他の追随を許さない物がある。ヘンリー父の時を超えたいなら魔道士の『魔力+2』でも付けて…みる?

 単独での攻撃力を優先するなら闇魔法の使えるソーサラー、杖で他のユニットへのサポートも考慮するなら賢者での運用がよろしいかと。


【オススメ父親5着】ソール
クラス適性: 剣士系(カブリ)、僧侶系、蛮族系
ソシアルナイト系アーチャー系+2種
上限値補正:
 




父親 +2 0 +1 0 -2 +2 0 +1
息子:ウード +1 +3 +1 +1 +1 +2 +2 +11
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
習得可能
スキル
クラス
適性
☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆
総合評価 ☆☆
 親は騎兵と歩兵で歩調は合わせにくいが、リズもソールも共に登場が早いので、カップリングすること自体は比較的楽。前線向きのソールと前に立てないリズだが、ダブルで組ませてソールを最前線で戦わせれば勝手に支援値を稼いでくれる。

 メリットはリズから遺伝する力・守備の上限値の低さをソールが綺麗に埋めてくれる事。ソールは魔力や魔防を下げないので魔法向きのリズの長所を殺さずに欠点を矯正してくれるのが嬉しい。結果、全パラメータでプラスの補正がなされる。欠点らしい欠点を抱えないのがパラメータ面では最大の長所か。

 魔力の方が最終的には高くなるので、最終的には魔法を使える職で使いたい。最初から就いている剣士系で『剣の達人』、ソールからの素質遺伝で就けるグレートナイトで『月光』を習得すれば、しっかり剣使いとしても使っていける。力の伸びも悪くない(と申すか、育成途中は普通に力の方が伸びたりする事も多々ある)ので、『流星』をセットするのも悪くはない。

 職の素質は剣士系がかぶってしまうのが欠点だが、他の職が割合分散している事もあり、上級職でカブリが無く、1系統損している割には就ける上級職は比較的多めな点は利点とは言える。


【オススメ父親6着】ドニ
クラス適性: 剣士系、僧侶系、蛮族系
村人傭兵系戦士系+3種
上限値補正:
 




父親 +1 -1 -1 -1 +3 +1 -1 +1
息子:ウード 0 +2 -1 0 +6 +1 +1 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆☆
総合評価 ☆☆
 ドニを父親に据えた場合は職の素質に村人・傭兵系・戦士系の3系統が追加される。傭兵系で『武器節約』・『太陽』・戦士系で『カウンター』を習得可能。

 上限で6も加算される高い幸運が光る。自前で50を確保できるため、発動率100%の『武器節約』で錬成武器を使い放題になれるのが最大の長所か。

 村人適性は育てきった後は意味が無くなってしまうが、育成スピードの確保は断然ラクになる。『良成長』のおかげで早い段階で力と魔力の両方の値を確保し易く、『下克上』のおかげで加入してそれ程経たない間から前線に出し易くなる。

 一方、なれる職の組み合わせとパラメータ上限値がやや咬み合わない感があり、魔力上限が高いのに魔法を使える上級職が賢者1職しかないのは残念。また、爆発力のある奥義スキルを習得できず威力を確保しにくい欠点もある。比較的魔力が高めのソードマスターに『剣の達人』をセットしサンダーソードを持たせるとか、『斧の達人』をセットしたバトルモンクにボルトアクスを持たせるなど工夫して威力の底上げをしたいところ。

 このカップルでのウードの微妙さ、そして何よりこのカップリングの成立で『疾風迅雷』要員を1人失う事を考慮すると、積極的に狙うカップリングでは無いか。支援会話はなかなか味があるのだが。


【オススメ父親7着】カラム
クラス適性: 剣士系、僧侶系(カブリ)、蛮族系
アーマーナイト系盗賊系+2種
上限値補正:
 




父親 +1 0 +1 -2 -2 +3 0 +1
息子:ウード 0 +3 +1 -1 +1 +3 +2 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
クラス
適性
☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆
 職の素質は僧侶系が被ってしまうので+2系統にとどまる。また、剣士と盗賊の上級職アサシンが被ってしまうのもやや勿体ない。

 パラメータ上限値に関しては、カラムは魔力の上限を下げないため、リズの魔法系に適した素質を殺さないのは嬉しい点。守備は上限も伸びも補強され、スキル『大盾』も習得できるため魔法系で使ってもある程度前線を維持できる。欠点は速さにマイナス補正がなされてしまう点。速さの上限が低いクラスでは素早い敵に追撃がかかりにくくなってしまうのは否めない。

 スキルはアーマーナイト系で『月光』や『大盾』など有用な物を習得できる。力上限は高い方ではないが、『月光』のおかげで威力不足はかなり解消できる。守備面で優れた性能を持つので、ストーリーマップでは盗賊系のスキルをセットしてタフな盗賊として運用するのも悪くない。

【オススメ父親8着】ヴィオール
クラス適性: 剣士系、僧侶系、蛮族系
アーチャー系魔道士系ドラゴンナイト系+3種
上限値補正:
 




父親 0 0 +2 +2 -1 -2 0 +1
息子:ウード -1 +3 +2 +3 +2 -2 +2 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆
クラス
適性
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
総合評価 ☆☆
 母親リズと父親ヴィオール、2人共登場が早いのでカップリングはラク…と思いきや、2人共ガッチリと後衛職なので意外と支援値を稼ぎにくいのが難点。カップリング成立を狙うならダブルで組ませてヴィオールを前衛に出して攻撃を繰り返す、リズがレスキューやMシールドのムダ振りで地道に稼ぐなど意識して稼ぐようにしたい。

 職の素質に関してはカブリの系統が無く、系統自体も散っているので僧侶・魔道士からの賢者以外はまったく被らない点では優秀。

 ただし、就ける職が多い割には有用なスキルが少なく、インパクトに欠ける面は否めず。『〜の達人』系スキルを剣・斧・魔の3種覚えるのは嬉しいが、上限値の面から言えば賢者での運用がベストなため、ややムダになっている感がある。

 上限値はリズがやや低めの技・速さを底上げできるのが長所である一方、守備は更に低くなって賢者での守備上限は下級職並の29。回復系のスキルこそ多く覚えるが、ダメージを軽減するスキルは乏しいため、前線での運用は常に危険が伴う。

 『槍殺し』を習得できるので、『剣の達人』をセットして初期の剣士→ソードマスターとして使っていくのも悪くはない。威力不足は隠しようが無いため、いっそのこと開き直って『滅殺』・『流星』・『一発屋』などをセットして博打専用の攻撃役として使っていくのも面白いかも。見た目もハデなのでその手の路線が好きそうなウードにピッタリ!?

【オススメ父親9着】ヴェイク
クラス適性: 剣士系、僧侶系、蛮族系(カブリ)
戦士系盗賊系+2種
上限値補正:
 




父親 +3 -2 +1 +1 -1 0 -2 0
息子:ウード +2 +1 +1 +2 +3 0 +1 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
習得可能
スキル
☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆
パラ上限
補正
☆☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆☆
 職の素質の組み合わせはより下位にランク付けしたガイアと全く同じ。こちらヴェイクの方が俄然力の伸び・上限値は良くなるので、利点を活かすならやはり物理攻撃職での運用を考えたい。

 見るからにパワー重視型のヴェイクを父親に据えた場合、母親リズの欠点だった力の低さ(上限も成長も)はしっかり穴埋めできるため、物理攻撃系として使っていく事も可能な素質を持つようにはなる。

 …と言うか、ヴェイクの魔力のマイナス補正が(上限も成長も)やたら大きい点、純粋な魔法職が僧侶とその上級の賢者だけな点からして、リズの高い魔法職への適性を殺してしまう強烈なマイナス面も持ち合わせている。まぁ、賢者で『魔の達人』を習得できるし多少下がるとは言え辛うじてプラス補正も残っているから賢者としても使えなくはないが、あんまりメリットは感じない。『太陽』と『剣 or 斧の達人』をセットした上でソードマスター・勇者・ウォーリアー・バーサーカーのいずれかで使った方が強みを発揮できるかも。

 ただ、スキルに関しては破壊力重視の奥義を覚えないため、力の高さに反して攻撃力はそれほど堪能できないかもしれない。盗賊系に就く事が可能なので、メインのアタッカーというよりは、『移動+1』・『すり抜け』・『軽足』を装備しての他のユニットのサポート役や遊撃手として使っていくのが吉かも…。

【オススメ父親10着】ガイア
クラス適性: 剣士系、僧侶系、蛮族系(カブリ)
盗賊系戦士系+2種
上限値補正:
 




父親 +1 -1 +1 +2 -2 -1 0 0
息子:ウード 0 +2 +1 +3 +1 -1 +2 +8
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
習得可能
スキル
☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆☆
総合評価 ☆☆☆
 まず一点。娘へのペガサスナイト素質の遺伝(=『疾風迅雷』1人分)がムダになってしまうのを思えば、あんまり旨味が無い。…というかリズとガイアをくっつける位なら、ガイアを他に回した方が良さそうなカップリング。

 職の素質に関してはヴェイク父の時と全く同一になる。ヴェイクが父親の時よりも魔力へのマイナス補正が小さい。よって、同じ職の組み合わせながら、こちらは高い魔力を活かせる魔法職で使って行きたいところ。

 ただ、魔法職は僧侶→賢者の2職しかない(魔道書を使えるのは更に賢者1職だけ)。他の職を回って育てていると一向に魔力の値を確保できないのが難点。あれこれスキルを覚えようと職を転々としていると、間違いなく力>魔力になってしまうので、その場合は別に賢者で使うのにこだわらず、『剣 or 斧の達人』+『太陽』などをセットした上で物理攻撃職で使う、と割り切った方がラクかもしれない。

 魔力と力、両方を活かすなら、『武器節約』をセットした上でソードマスターに錬成サンダーソード、バトルモンクに錬成ボルトアクスも持たせる等、工夫してみたい。


【オススメ父親11着】ロンクー
クラス適性: 剣士系(カブリ)、僧侶系、蛮族系
ドラゴンナイト系盗賊系+2種
上限値補正:
 




父親 0 0 +3 +3 0 -2 -2 +2
息子:ウード -1 +3 +3 +4 +3 -2 0 +10
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆
総合評価 ☆☆☆
 ロンクーのメリットは力も魔力も上限を下げずに技と速さの上限値を大きく底上げできる事。母リズはそれほど技・速さが高くないので、その点ではうまく弱点を補強できていると言える。ただし、守備も魔防も更にマイナスの補正がなされてしまうので、ウードを魔法系・特に賢者みたいな脆い職で運用すると、守備上限は下級職並の29。敵の攻撃をかわせないと手痛い一撃を食らってしまいがちなので、注意したい。

 職素質は剣士系が母親リズと被る。また、剣士と盗賊からなれる上級職アサシン分の1職がムダになる。それでも5系統あるので全体の中ではそこそこの部類ではあるが…。

 スキルはドラゴンナイト系に就ける事で『剣殺し』・『槍殺し』など、殺し系のスキルを2つ覚えられるのは利点だが、加わるスキルが回避系・移動系に関する物が多く、覚えると思ったら運頼みの『滅殺』・威力底上げとしては力不足の『流星』など、低めの攻撃力を補うスキルが加わらないのが難点。

 最終的な運用は『魔の達人』を装備した上で賢者として使っていくか、『槍殺し』で三すくみ上苦手な槍を克服しつつ『剣の達人』で威力を底上げしたソードマスター辺りで運用していくのがよろしいかと思う。


【オススメ父親ビリ】グレゴ
クラス適性: 剣士系(カブリ)、僧侶系、蛮族系(カブリ)
傭兵系+1種
上限値補正:
 




父親 +2 -1 +2 0 -1 +1 -2 +1
息子:ウード +1 +2 +2 +1 +2 +1 0 +9
独断的各種評価
(★5つが最高評価です)
カップル
成立しやすさ
☆☆
習得可能
スキル
☆☆☆
クラス
適性
☆☆☆☆
パラ上限
補正
☆☆
他の候補との
兼ね合い
☆☆☆
総合評価 ☆☆☆
 父グレゴからの職素質のうち、剣士系と蛮族系の2種が被ってしまう、この上なく勿体ないカップリングとなる。

 『節約』と『太陽』を習得可能な傭兵系が追加されるのはオイシイのだが、力は低め&攻撃力確保と言う観点では爆発力のある奥義が無いため、攻撃力の面で他の子供ユニットよりもかなり見劣りする仕上がりになってしまう可能性が高し。

 上限値の面では全てのパラメータ補正が0以上でリズの欠点だった力と守備の低さは綺麗にカバーできる。一方、リズの長所である魔力・幸運・魔防のいずれもにマイナス補正が加わってしまい、長所を活かせず若干ムダが多い感は否めず。どれもプラス補正が残っているから数値上では別に弱くないのだが、スキルの貧弱さのせいでどうしても威力が不足してしまう。

 総じて、補強箇所がチグハグであり、「谷間は埋めるが山をも崩す」みたいな煮え切らない感があるのが何とも勿体ない。

 ウードを初期の登場クラスである剣士→ソードマスターとして使っていくのなら、そこそこ良い組み合わせとは言えるかもしれないのだが…。

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