ファイアブレ
支援会話集 ガルシア






【ガルシア×ネイミー C】
ネイミー
・・・?

ガルシア
・・・・・・。

ネイミー
ガルシア・・・さん・・・?

ガルシア
寄るな!ネイミー!

ネイミー
!!
ご・・・ごめんなさい・・・!
ガルシアさんが何をされているのか・・・、気になった・・・ものだから・・・。

ガルシア
戦いの気を高めている。今、わしに近寄らないでくれ。

ネイミー
気合を・・・入れてるんですか?

ガルシア
そうだ。
目の前の敵に精神を集中し気を高め攻撃する。
戦場で生き残ろうと思うなら、お前も戦うことに集中しろ。

ネイミー
は、はい・・・、し・・・失礼します!

ガルシア
待て!

ネイミー
は・・・はい!

ガルシア
怒鳴って済まなかった。

ネイミー
あれが・・・ルネスの戦士だった頃の、ガルシアさんなんだ・・・。
すごい・・・!
私も・・・気をひきしめなきゃ・・・。




【ガルシア×ネイミー B】
ガルシア

ネ、ネイミー。そ、その篭手。

ネイミー
えっ・・・?

ガルシア
金の鷲の刺繍が入ったその篭手は・・・

ネイミー
えっ・・・?
あ・・・これ、亡くなったおじいちゃんから、貰ったもの・・・なんです。
ちょっと大きかったから、自分用に・・・少し小さくしましたけど・・・。
私・・・おじいちゃんに、弓を教えてもらって・・・。
これは・・・そんなおじいちゃんとの、思い出の品の・・・一つです。

ガルシア
まさか・・・、おまえのじいさんはゼルヅァという名では?

ネイミー
えっ・・・。おじいちゃんを・・・知っているんですか?

ガルシア
ああ、知っているとも。おまえの爺さんは当時、「一本矢のゼルヅァ」と呼ばれ、知る者ぞ知る弓の名人だった。
「ゼルヅァに二の射ちいらず」と語られ、初撃ですべての獲物を仕留めると噂されたその腕前に、
当時のルネス軍もとても関心を持ち、何度か入隊のスカウトにも行ったのだが・・・。

ネイミー
そう言えば・・・、おじいちゃん・・・狩りに行く時はいつも、矢を1本しか、持っていかなかったな・・・。
私は・・・沢山持っていきましたけど・・・。

ガルシア
なんと、やはり伝説はまことであったか・・・。

ネイミー
でも・・・おじいちゃん、けっきょく軍には・・・行かなかったみたい。性に、合わないって・・・。
軍の人は、何度か来てくれたらしいけど・・・。

ガルシア
ああ、知っている。わしも若い頃に1度だけ訪問した事があるからな。
その時お見かけした際、ゼルヅァ殿が付けられていたその篭手が、やたらに印象的だった。
だから覚えていたのだ。

ネイミー
そう・・・だったんですか・・・。
ガルシアさんと、おじいちゃんが・・・過去に、会ってたなんて・・・。
ルネスって・・・広いようで、狭いのかも・・・知れませんね。

ガルシア
まったくだ。
しかし、あの方の血と技を受け継いだ孫が、こうしてこの戦に参加しているとはな。
これはとても心強い。頼りにしてるぞ、ネイミー・・・。

ネイミー
えっ・・・ガルシアさんが、私を・・・?

ガルシア
ああ。

ネイミー
あ・・・なんだか、うれしいです・・・
私・・・がんばります。

ガルシア
うむ。では、行こう。

ネイミー
はい。




【ガルシア×ネイミー A】
ガルシア
ネイミー、あの時は済まなかったな。驚いたか?

ネイミー
えっ・・・?あ・・・、ガルシアさんが・・・戦いの気を高めていた、あの時・・・。
いえ・・・驚いたっていうか、圧倒されました・・・。
ガルシアさんの・・・この戦いにかける・・・意気込みに。

ガルシア
・・・昔はいつもこうだった。戦いに明け暮れ家族を忘れていた・・・。
だがこうしてまた戦場にいる。
・・・妻も今頃あの雲の上で泣いているだろう。

ネイミー
・・・いえ・・・ガルシアさん。
きっと・・・奥さんも、分かっていたと思います・・・。
・・・ガルシアさんの気持ち。

ガルシア
・・・・・・。

ネイミー
だって、こんな時代だもの・・・。
戦わなきゃ・・・生きていけないもの。

ガルシア
・・・お前も家族を亡くしたんだったな。

ネイミー
うん・・・。でも・・・泣いているだけじゃ・・・生きていけない。
強く・・・ならなきゃ・・・!

ガルシア
ネイミー・・・。

ネイミー
ねえ、ガルシアさん・・・。
ガルシアさんは・・・平和な時だったから、軍隊を辞めて・・・、
ロスと山の村で、暮らしていたんでしょ・・・?

ガルシア
ああ・・・。

ネイミー
ガルシアさんは・・・決して、戦うことが好きなだけの人じゃない・・・。
戦うことの空しさや辛さを・・・誰よりも・・・分かってる。
だって・・・素人の私が見ていてそう思うんだもの・・・!
あ・・・、生意気言って・・・ごめんなさい・・・

ガルシア
いや、ネイミー・・・ありがとう。
お前は人の気持ちが分かる奴だな。
将来いい妻になれるだろう。

ネイミー
えっ・・・そ、そんな・・・。照れます・・・。

ガルシア
そうだネイミー。お前に、これを・・・。

ネイミー
えっ、なんですか・・・?・・・あ・・・!髪飾り!

ガルシア
わしが昔、まだルネス軍にいた頃、妻に渡そうと買った物の一つだ。
・・・ついに渡せなかったがな。

ネイミー
ガルシアさん・・・。

ガルシア
その時買ったいくつかは墓の中に一緒に入れたが、これだけが不思議と手元に残っておった。
男のわしには無用のもの。おまえなら使うだろうと思ってな。
その形見の手鏡をのぞく時の慰めにでもなればいい。

ネイミー
ガルシアさん・・・!ありがとう・・・ございます。
奥さんの分まで・・・大切にします・・・!




【ガルシア×ドズラ C】
ガルシア
あなたがドズラ殿か。 

ドズラ
そういうお前さんは?

ガルシア
わしはガルシアと申す。ドズラ殿、あなたの勇猛ぶり、噂に聞いておりますぞ。

ドズラ
ガハハハハ!わしもガルシアの名は聞いておるぞ。
かなりの怪力だという話ではないか。

ガルシア
いや、お恥ずかしい。
しかしドズラ殿はお元気な方ですな。

ドズラ
おお、メシもたらふく食った。快調じゃ!

ガルシア
うむ。文字通り、腹が減っては戦は出来ぬ、ですな。
食事は重要です。特に朝メシが重要らしい。
そう言えば、ある遠いどこかの国の言葉では、朝メシの事を、「初めて破る」といった言葉で呼ぶらしい。

ドズラ
なんじゃそれは?一体何を破るんじゃ?

ガルシア
断食、です。

ドズラ
断食?どうしてだ。難しいことは、よく分からん。

ガルシア
人は寝ている間、何も食べない。
つまりその間は「断食」をしていると言える。
だから、起きて最初に食べるメシは、断食を破る・・・という訳だそうです。 
それだけに、朝メシというのはやはり重要らしい。

ドズラ
なるほどな。
じゃが、わしが今朝腹に入れたものといえば、酒だけじゃ。ガハハハハ!

ガルシア
おっ、さてはドズラ殿は結構イケるクチか? 

ドズラ
お前さんもか?

ガルシア
よし、では今度是非一緒に一杯やろうではないですか。 
この軍の若い連中は、戦には強いが酒に弱い連中が多い。 
少々退屈していたのだ。

ドズラ
ガハハハ、それは楽しみだ!
今度といわず、今日この戦いが終わったら、すぐにでも飲もうではないか!

ガルシア
分かりました。わしも楽しみにしとります。 

ドズラ
おうっ!



【ガルシア×ドズラ B】
ドズラ
ガルシア! 

ガルシア
これはドズラ殿! 

ドズラ
この間の戦いの後の酒盛りは最高じゃったな!

ガルシア
うむ、まったく。酒があんなに美味く飲めたのは、久々だった! 
それに、あんなに笑ったのも久しぶりだ。

ドズラ
お前さんの出した酒、これがまた何とも言えんくらい絶品じゃった。

ガルシア
わしの居た村でしか作っていない特別な地酒なのだが、
いつか、あなたのような者と飲みたいと思って取っておいたのだ。

ドズラ
そいつはありがたい!しかと堪能させてもらった。
あと、美人だった奥方の自慢話もな。

ガルシア
それは勘弁していただけぬか。
つい、楽しさゆえに飲み過ぎてしまい、多少酔ってしまっていた。

ドズラ
ガハハハハ!良いではないか。
やはり酒の肴には、しんみりとする話よりも自慢話の方がよく合う! 

ガルシア
まいりましたな。

ドズラ
ガハハ。しかしお前さん、酒も強いが、斧さばきもこれまた見事じゃな。
戦いっぷりを見せてもらったぞ。 

ガルシア
いやいや、そう申されるドズラ殿こそ。
敵にとっては脅威であるに違いない。

ドズラ
お前さん、腕はどこで鍛えたんじゃ?

ガルシア
実は、過去にもルネスで隊を率い、戦っていた事があるのです。

ドズラ
ほう。

ガルシア
基本的な事はその時に・・・。
退役してからは、山の木々を相手に、とはいっても生活の上でのものだが、毎日斧を振るっておったのです。 

ドズラ
ふむ、なるほど。 
振るう相手は違えど、ずっと斧を握っておったのじゃな。 
それならば戦いの場を離れても腕も鈍るまい。さすがじゃわい、ガハハハハ! 

ガルシア
ドズラ殿はどちらで?

ドズラ
わしは、ラーチェル様の御付きをずっとやってきた中でかのぅ。
あの方と一緒だと、何かと波乱続きでな。
もうそれなりに長い間、専属の用心棒じゃわい。ガハハ!
それまでは、幼き日からマキ割りが日課でな。
まぁ、退役後のお前さんみたいなもんじゃわい。
木を相手に、斧を振るっておったよ。

ガルシア
なるほど。それにしてもお互い、酒や斧の事など趣味や趣向が合いますな。
 
ドズラ
うむ。思わぬ所で良き友にめぐり会えたぞ!わしは嬉しいわい!

ガルシア
いや、まったく。今後も宜しく頼みますぞ!

ドズラ
ガハハハハ!よろしく頼むぞ!



【ガルシア×ドズラ A】
ガルシア
ドズラ殿。
あなたはラーチェル殿に仕えておられるが、ずっと警護を任され、
東へ西へと振り回されては、かなり疲れるのではないか? 

ドズラ
いや、それがそれほどでもないのじゃ。
ラーチェル様はああ見えて、自分の望みには妥協しないが、
他人の事をあまり細かく言ったりする方ではないからの。
結構、気楽にやっておる。

ガルシア
ほう、そうなのですか。

ドズラ
うむ。それにわしはラーチェル様に仕えておるが、 
実はあの方の言うことを聞くとき、時折だが、主の命令を聞くというよりも、
何か別の・・・子供の願いを叶えてやろうというような、不思議な心境になる時がある。

ガルシア
それは自分の娘のわがままを聞く、父親のような心境といった所ではないですかな?

ドズラ
おおっ!きっとそれだ!お前さん、分かっておるな! 
・・・おっと、これは大きな声では言えんがな、ガハハ!

ガルシア
わしも、時々息子の事を思う。だからその気持ちは良く分かる。
おそらくドズラ殿は、子供がお好きなのではないですかな。

ドズラ
ム!やはり分かるか?
まぁ、頭の中身が子供と大して変わらんから、話し相手として丁度良いのかも知れん。

ガルシア
いや、ドズラ殿。
あなたのような者がおられるから、老若男女が混在するこのような軍が成り立つのだ。
あなたは実に素晴らしい人間だ。
誰よりも子供の気持ちが分かる、誰よりも立派な大人だ。

ドズラ
ガハハハハ!お前さん、褒めすぎじゃ!

ガルシア
これからも、互いに頑張りましょう。子供たちの明日の為に。

ドズラ
おお!共に長生きし、見守ってゆこうではないか。この世界の行く末を!

ガルシア
もし、ある時倒れてしまったとしても・・・。

ドズラ
うむ、いつかあの世で会った時、また酒を酌み交わそう! 

ガルシア
必ず!

ドズラ
必ずじゃ。ガハハハハハ!



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