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新・紋章の謎　〜光と影の英雄〜
《支援会話》

【マイユニット男×マリス　C】
マイユニット男
マリス殿。

マリス
ええっと、お前は・・・。

マイユニット男
（マイユニット）だ。

マリス
ああ、マルス王子の周りでちょろちょろしている奴だったな。

マイユニット男
なっ！

マリス
違うのか？

マイユニット男
いや・・・。まあ、そうだ。

マリス
で、何の用だ？

マイユニット男
先の戦いぶり、見せて貰った。
今までに見た事の無い型だったが・・・我流か？

マリス
ああ。

マイユニット男
戦闘用と言うには、余りにも流麗な。
・・・っ！？

マリス
何だと。

マイユニット男
な、何故、武器を抜く？

マリス
まあ、一度目だ。許してやる。
・・・俺の親父の事は知っているよな。

マイユニット男
ああ。賭博が好きだと聞いている。

マリス
親父の奴、金をいくら稼いでもすぐに使っちまう。
だから覚えたんだ。
見世物としての、剣技をな。

マイユニット男
なるほど。

マリス
おっ、そうだ。見たいか？

マイユニット男
おお、それはありがたい！
是非見せてくれ。
・・・ん？この手は、何だ？

マリス
金だよ。誰が、タダだと言った？



【マイユニット男×マリス　B】
マリス
速度が乗ったな・・・。よーし、飛べ！

マイユニット男
はっ！

マリス
着地したらすぐ止まる！

マイユニット男
ええっ！？無理だ！

マリス
・・・こけたか。

マイユニット男
それは、そうだろう・・・。
そんな真似、マリス殿以外には、至難の業だ。

マリス
まあ、簡単に真似られてはこっちとしても困るな。
しかしお前、単に鍛えてる奴らとは違うようだ。
いい線行ってたぜ。

マイユニット男
そ、そうか。祖父に感謝するよ。

マリス
あと、あれだな。

マイユニット男
ん？

マリス
俺に向かって「女だてらに、なぜ剣の道を？」
なんて聞かない所も、評価できる。

マイユニット男
ああ。
騎士には、男も女も無いからな。

マリス
・・・ほう？

マイユニット男
しかしまあ、確かに大人しくしていれば綺麗に見え・・・っ！

マリス
大人しくしていれば、何だ？
死ぬか？

マイユニット男
い、いや。断る。
それより、この・・・おれの首筋に当てられている物騒なナイフを、
納めてはくれないだろうか。

マリス
・・・ふん。
次は、この倍は厳しくいくぞ！

マイユニット男
今、話題を振ったのはマリス殿じゃないか・・・？



【マイユニット男×マリス　A】
マリス
・・・以上だ。

マイユニット男
これが、マリス殿の剣技・・・！

マリス
良かったな。
祖父の金が役に立って。

マイユニット男
ああ。
しかし、何という、身のこなしだ・・・。
まるで、流れる星を見ているかのよう・・・っ！？
待て！今のは剣技を褒めただけだ！

マリス
確かに。

マイユニット男
では何故、おれに刃を向ける！

マリス
俺にも分からん。
だが、お前に褒められた時、気持ちが高ぶった。

マイユニット男
それは単に照れているのでは・・・！？

マリス
何だと。死ぬか？

マイユニット男
いや、生きる！
おれは生きて、マリス殿の剣技を見たい。

マリス
・・・・・・・・・。
いいだろう。これからも見せてやるよ、俺の剣技を。
金はいらん。だが、その代わりに・・・。

マイユニット男
何だ？

マリス
俺を褒めろ。
俺はもっと、お前に褒められたい。
理由は分からんがな。

マイユニット男
ああ、構わない。
マリス殿のいい所なら、おれはいくらでも知っている。



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【マイユニット男×ホルス　C】
ホルス
（マイユニット）殿。
貴公には命を助けていただいた、感謝している。

マイユニット男
いえ、そのような。
お礼ならどうかマルス様に。
ホルス殿を助けに行くと決断を下されたのは、マルス様です。

ホルス
・・・なるほど。
マルス様と貴公はよく似ておられるな。

マイユニット男
・・・え？

ホルス
・・・いや、失礼。
主従とも同じようなことを言われるので、おかしくてな。
マルス様にも言われたのだ、礼なら（マイユニット）に、と。

マイユニット男
そ、そうだったのですか。

ホルス
うむ。
マルス様と（マイユニット）殿は良い主従だな。
私も見習いたいものだ。
そのためにも・・・。

マイユニット男
はい、ホルス殿。
ニーナ様を必ずお助けしましょう。

ホルス
（マイユニット）殿がそう言ってくださるのは心強い。
私も微力ながら、マルス様のために全力で働かせていただく。
よろしくお頼み申し上げる、（マイユニット）殿。

マイユニット男
こちらこそ、ホルス殿。



【マイユニット男×ホルス　B】
マイユニット男
ホルス殿は、暗黒戦争の時もマルス様を助けて戦ったとか。

ホルス
うむ。だがその戦いで当初・・・私は恥知らずにもマルス様に槍を向けた。
その罪は、君にも謝らねばなるまい。

マイユニット男
でもそれは、村を人質にとられていたからと聞き及んでいます。
マルス様と戦わねば、村人の命は無い。が、戦うのは国に逆らうことになる。
逆賊の汚名をきてまでも、民を守った騎士。
おれは立派だと思います。

ホルス
過分な心遣い、痛み入る。

マイユニット男
こうしてホルス様と共に過ごすと分かるんです。
ホルス殿は本当に真っすぐな方だ。

ホルス
君にそう言ってもらえるのは光栄だ。
感謝する、（マイユニット）殿。



【マイユニット男×ホルス　A】
ホルス
（マイユニット）殿。

マイユニット男
ホルス殿？
何か御用ですか？

ホルス
ああ、君と話がしたくて参った。
（マイユニット）殿の戦いぶり・・・見事だ。
同じ騎士として、感じ入った。
戦場での活躍はもとより、常に主君を守るその忠義・・・。
とても素晴らしいものだ。

マイユニット男
ありがとうございます。

ホルス
ああ。そこで、
これからおつきあいいただけないだろうか？

マイユニット男
はっ、手合わせですね。

ホルス
ああ。
一手、お願いしたい。
（マイユニット）殿なら、相手にとって不足はない。
全力をもって挑むことができる。

マイユニット男
もちろん喜んでお相手します。

ホルス
感謝する、（マイユニット）殿。



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【マイユニット男×ダロス　C】
ダロス
えっほ、えっほ・・・。
ここは、汚れが多いなあ。念入りに、磨かないと。

マイユニット男
む、貴殿は？

ダロス
おいらは、ダロスだ。何か用か？

マイユニット男
おれは、（マイユニット）だ。
用、と言うか・・・この掃除場所は、確かおれの担当だったはずだが。

ダロス
あー、すまねえ！
すぐ片付けるからちょっと、待ってくれよ。

マイユニット男
ああ、分かった。

ダロス
えっほ、えっほっと・・・。

マイユニット男
ん？ダロス殿。
片付ける、とは掃除の話か？

ダロス
ああ、そうだ。何か、まずかったか？

マイユニット男
いや、まずくは無いんだが・・・。

ダロス
おっ、そうか？
じゃあ、続けさせてもらうよ。

マイユニット男
あっ、ああ。
床が、光っている・・・。随分と、丁寧な仕事だ。



【マイユニット男×ダロス　B】
マイユニット男
・・・おかしい。
壊れた武器の破棄はこの場所だったはず・・・。

ダロス
おおーい、（マイユニット）。

マイユニット男
おお、ダロス殿。
この辺りで、壊れた武器を見なかっただろうか？

ダロス
あー！
それなら、おいらが処分しておいたよ。

マイユニット男
ええっ、またか・・・？
もしかして、ダロス殿はいつも他人の掃除まで、こなしているのか？

ダロス
ああ、そうだよ。

マイユニット男
どうして、そんなに働くんだ？
ある程度は、人に任せてもいいだろう。

ダロス
・・・おいらが昔、海賊をやっていた事は知ってるよな？

マイユニット男
ああ。

ダロス
その中で・・・おいらは、沢山の大罪を犯してしまった。

マイユニット男
・・・。

ダロス
網に掛かった稚魚を、放流せずに料理してしまったんだ。

マイユニット男
えっ。

ダロス
また時には、余った食材を海に捨てるなんて事もあった・・・。

マイユニット男
いや、ちょっと待て。それは大罪なのか？

ダロス
ああ・・・。今考えても、ぞっとするよ。



【マイユニット男×ダロス　A】
マイユニット男
ダロス殿。

ダロス
おっ、（マイユニット）。

マイユニット男
聞きたい事があるのだが、良いだろうか？

ダロス
ああ、何でも聞いてくれ。

マイユニット男
先日、ダロス殿が海賊時代に犯したと言う、大罪について話してもらったと思うが・・・。

ダロス
ああ・・・。あの話か。

マイユニット男
おれには、それが大きな罪だとは、思えなかった。
ダロス殿。あなたは何故、海賊になったのだ？

ダロス
・・・昔のことだ。
おいらは、乗組員として漁船に乗っていたんだ。
しかし、ある日船は海賊に襲われてしまった。
だから、おいらは近くにあった斧を持ち出した。
でも、海賊たちはおいらを襲わなかったんだ。

マイユニット男
それは、何故だ？

ダロス
おいら、見た目がこんなだろ。
海賊の奴ら、おいらの事を味方だと、勘違いしやがった。
それから先は・・・前に、話した通りさ。

マイユニット男
じゃあ、他には何をしていたんだ？

ダロス
今と、同じだよ。船倉の掃除と、雑用をやっていたな。

マイユニット男
・・・ふ。

ダロス
あっ、（マイユニット）。
今、笑ったな。

マイユニット男
いや、悪かった。

ダロス
お、そうだ。（マイユニット）。

マイユニット男
何だ？

ダロス
この戦いが終わったら、一度おいらの船に、乗りに来ないか？
美味い料理も出すぞ。

マイユニット男
ああ。是非、そうさせてもらいたい。
綺麗な、船なのだろうな。



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【マイユニット男×ベルフ　C】
マイユニット男
ベルフ殿・・・。不躾ながら、お聞きしたいことがある。

ベルフ
構いませんが、何でしょう？

マイユニット男
あなたは礼儀作法は得意だろうか？

ベルフ
礼儀作法、ですか？
そうですね。一通りは心得ていますが・・・。
なぜまたそんなことを？

マイユニット男
恥ずかしい話だが、おれは作法とか礼節が苦手なんだ。
それで教えを請いたいと思って・・・。

ベルフ
そうなのですか？
何でもそつなくこなしていらっしゃるようにお見受けしましたが。

マイユニット男
いや、そんなことはない。
もともと不器用なんだ・・・。例えば、城内での作法・・・。
田舎出のおれは未だににすぐ地が出てしまう。
こないだもつい城内を走り回ってジェイガン様に怒られた・・・。

ベルフ
なるほど・・・そういうことでしたら。
お力になれるかは分かりませんが相談に乗りましょう。



【マイユニット男×ベルフ　B】
マイユニット男
では、よろしく頼む。

ベルフ
ええ、分かりました。
そう言えば、なぜ私に礼儀作法の相談を？

マイユニット男
あー、それはおれの勝手なイメージなんだが・・・、
育ちの良さそうな人だと思ったからだ。

ベルフ
正直な方ですね・・・。
そんな風に見えましたか？

マイユニット男
ああ、食事の仕方や物腰でなんとなく。
だからきっといろんな作法を身につけているに違いないと思った。

ベルフ
自分ではそう意識したことはありませんが、
人からはそう見えるのですね。

マイユニット男
特に扉を開けて女性を先に通すところはさすがと思った。

ベルフ
扉くらい誰でも開けてさし上げられるでしょう。
やってみたらどうです？

マイユニット男
え、おれがか？
だが、おれがやっても白々しいだけだろう。

ベルフ
貴方らしくないですね。
まず何でもやってみるのが貴方なのでは？

マイユニット男
く・・・分かった。やってみよう。



【マイユニット男×ベルフ　A】
マイユニット男
やっぱりさりげなくは難しいな。

ベルフ
何のことです？

マイユニット男
扉だ、扉を開けてお通しする・・・。
相手との間合いの取り方、タイミング・・・。
扉を開けるのは戦うよりよっぽど難しい・・・。

ベルフ
様になってましたよ。

マイユニット男
そ、そうか？
あなたにそう言われると礼儀正しくなったような気がしないでもないような・・・。

ベルフ
まぁそんなことなさらなくても、
貴方の人となりはみなさん知っていると思いますけどね。

マイユニット男
？

ベルフ
作法なんていうものはあくまで形でしかないということです。
家柄の良い人間も、自分をとりつくろっているだけで、感じの良くない人間は沢山います。

マイユニット男
それは、そうかもしれないな・・・。

ベルフ
・・・かと言って気にしなくていいわけでもありません。
ああ、（マイユニット）。
その立ち方はちょっと品がないですよ。

マイユニット男
え！
・・・指導をお願いできるか？

ベルフ
仕方ありません、お手伝いしましょう。



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