ファイアーエムブレム蒼炎の軌跡
支援会話集 キルロイ
【キルロイ×ケビン C】
ケビン
よお、キルロイ!
キルロイ
これはケビンさ……。
!?
ど、どうしたんですか一体?
ケビン
何がだ?
キルロイ
ち、血が……側頭部から血が流れてますよ!?
ケビン
ん?おおそうか!忘れていた。
キルロイ
わ、忘れて……?
と、とにかくその場を動かないでください。
今、ライブの杖を使いますから……。
ケビン
平気だ、このくらい放っておけば治る!
キルロイ
な、治りませんよ!
安静にしててください……。…………ふう……。
これでひとまず大丈夫かな。しかし……どうして怪我を?
ケビン
いや、訓練をしていたらつい熱が入っただけだ。
キルロイ
訓練?誰かと手合わせをしていたんですか?
ケビン
いや、ただの素振りだ。
キルロイ
い、いったいどうやったら素振りで流血を……?
ケビン
オレはクリミア騎士だからな!
よくあることだ、気にしなくていいぞ!
……ん、どうしたキルロイ?
キルロイ
す、すみません……。
ちょっと立ちくらみが……。
い、いつもそんなに過酷な訓練をしてるんですか?
ケビン
もちろんだ。オレはクリミア騎士だからな!
たとえ訓練でも、やるからには手は抜かん!
いついかなる場所であろうとも全力を尽くし、鍛えるのみだ!
キルロイ
その心意気は大変立派だと思うんですが……。
……不安だなあ……。
【キルロイ×ケビン B】
キルロイ
ケビンさん、ここにいたんですね。
ケビン
おお、キルロイか!どうかしたのか?
キルロイ
ケビンさんの訓練風景を見学させてもらっていいですか?
また先日のような事故が起こった時にも、杖を使える者が傍についていた方がいいと思って。
ケビン
ははは 心配性だなキルロイは。
だが、人に見られるというのはいい!
いつもより一層訓練にも熱が入ろうというものだ!
むん!せい!
キルロイ
あの、どうか僕のことは気にしないで……。
ケビン
よし、1つ立ち回りを披露しよう。
……見ろ!どうだオレの斧さばきは!
おまえの傭兵団の者たちには到底真似などできんだろう!!
キルロイ
いえ、あの、僕は怪我をしないようにと見ているだけなんで……。
極力張り切らないでもらう方が……。
ケビン
見よ、これこそクリミア騎士ケビンの奥義、その名も――。
……ぐお! しまったぁ!
キルロイ
ちょっ……ケビンさんっ!?
……ああ……逆効果だったか……。
ケビンさん、どうかそのままで。今治しますので……
ケビン
すまん……。
【キルロイ×ケビン A】
キルロイ
ケビンさん。……また訓練中ですか?
ケビン
おお、キルロイ!この前は助かったぞ。
自分の斧が垂直に頭へと落ちた時はさすがにどうなるかと思った。
キルロイ
だったらもう少し……自分の身の安全を考えてはもらえないでしょうか……?
ケビン
安全に?はっはっは!オレはそんな臆病者じゃないぞ!
騎士は何事も恐れん!決してだ!
キルロイ
だ、だけど……もし万が一のことがあったら、
ケビンさんの名誉にかかわりますよ?
ケビン
オレの名誉?
キルロイ
例えば……、
『騎士ケビン、訓練中に何故か大出血。謎の戦死を遂げる』……。
そう後世の記録に載ったりしますよ。いいんですか?
ケビン
ぐう!
そ、それは確かに嫌かもしれん……。
キルロイ
だったら約束してください。
もう危ない訓練はしないって。
ケビン
くう!仕方ないのか!?
戦場に出る前に1人で勝手に死んだとなれば末代までの恥になってしまう。
し、しかし……。
キルロイ
…………。
ケ、ケビンさん、あなたを失ったら僕たちが困ってしまいます!
えーと……そう、我々の軍で最も頼りになるケビンさんがいなくては勝利はありませんし……。
ケビン
……そうか…そうだな!その通りだ!
我が軍の一大戦力であるオレが無茶をするわけにはいかんな!
分かった。今1つ動き足りんが自重しよう!
キルロイ
ふぅ……分かってもらえたようで助かりました……。
これからも時々見に来ますから。
くれぐれも無茶はしないでくださいよ?
ケビン
ようし、分かった!
【キルロイ×ウルキ C】
キルロイ
こ……こんにちは。
ウルキ
……。
キルロイ
あ、あの……す、すみません。
怒らせるつもりはなかったんです。
ただ僕はあなたとお話を……。
ウルキ
いや。怒ってはいない。何か用だろうか。
キルロイ
そ、そうですか……よかった。
僕はキルロイです!よ、よろしくお願いします!
ウルキ
……ああ。
私はウルキ。よろしく。
キルロイ
あの、えっと……ウルキさんはその翼で空を飛べるんですもんね。
タカの姿になったところも見ましたけど……。いいなあ……すごいです……。
ウルキ
?
キルロイ
あ、すみません……。
僕は幼い頃から病弱で、ベッドで1日を送ることが多くって。
だから……よく窓の外を眺めて空を飛ぶ小鳥を見ていました。
自由にどこへでも飛んでいけたら…さぞ素晴らしいでしょうね……。
ウルキ
……。素晴らしい……か。
そんなふうには考えたこともなかったな。
キルロイ
それは、そうでしょうね。
産まれたときから飛べるんですから。
でも……いいなあ……。
ウルキ
…………。
【キルロイ×ウルキ B】
キルロイ
ウルキさん!
ウルキ
……キルロイか。
キルロイ
あの、先日ウルキさんの戦い方を拝見していたんですけど……。
くるっと空中で1回転しましたよね?
ウルキ
そう……だったか?
キルロイ
そのあとも何度も回って素早く右へ左へ……。
ホントにすごいです!
ウルキ
……いや…………。
キルロイ
ああ……僕もあんなふうに空を飛べたらなあ……。
ウルキ
…………。
キルロイ
天気のいい日には大空へ出かけて高い山の上に降り立って……。
下に見える町や村を眺める……。
ああ……考えただけでも楽しいなあ……。
ウルキ
……………………。
おまえが……飛べたなら……怪我人も…素早く治せるかもな…。
キルロイ
あ、それってすごいですよね!
どんな遠くで怪我をした人でも治療しに行けますし!
できるのならやってみたいです、それ!
ウルキ
……………………。
…………………………。
………やって……みるか?
キルロイ
え!?
ど、どうやって!?
僕には翼なんてありませんけど……。
ウルキ
……………………。
【キルロイ×ウルキ A】
キルロイ
ウルキさん!
次の戦いが楽しみになってしまいました!
いえその、戦うことは恐ろしいし、避けたいと思うんですけど……。
ああでも、うん!すごく役に立てると思います!
ウルキ
…………それは、何よりだ。
キルロイ
でも、ウルキさんの背中から落ちないように気をつけないと……。
あ、もう1度練習させてもらってもいいですか?
ウルキ
……いや…………。
戦いの前にこれ以上は消耗できん……。
キルロイ
そ、そうですか……。すみません……。
…………ひょっとして……化身することは消耗するんですか……?
ウルキ
………………ああ。
キルロイ
ええ!?そうなんですか!?
なのに何日も、しかも何度も練習させてくださったんですか!?
ウルキ
………………いや。
黙っていた私も悪かった。
あんまりにもおまえが嬉しそうにするからつい……言うきっかけを失ってな。
キルロイ
……ひょっとしなくても……顔色、悪いですか?
……………………。すみません……。
この話はなかったことにしましょう……。
ウルキ
……それが、好ましいな。
今の消耗した状態で戦場に出るのは危険かも知れん。
キルロイ
………………はい……。
ウルキ
…………だが……また、時間ができれば……
戦場でない場所で乗せてやろう……。
キルロイ
!!は、はい!
ありがとうございます、ウルキさん!!
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