ファイアブレ
支援会話集 オスカー





【オスカー×ケビン C】
オスカー
やあ、ケビン。調子はどうだ?

ケビン
貴様、オスカー!ふぬけた挨拶をするなっ!

オスカー
・・・今日は私の何に腹を立てているんだ?

ケビン
忘れもしない、入隊2年目の時だ。オレたちは馬術を競い合った!
オレと愛馬は素晴らしく健闘したがほんのわずかな差で貴様に敗北を喫したのだ・・・っ!

オスカー
んー・・・ああ、あれか。
私の記憶の中ではそれぞれの馬の距離は僅差ではなく、3馬身は離れてるけど。

ケビン
あの瞬間から貴様とオレは永遠の好敵手と定められたんだぞ!?

オスカー
・・・・・・知らなかったよ。

ケビン
その貴様がなぜ!このオレに一言の断りも無く!騎士団を辞めたりした!?
オレは、雪辱を果たすため愛馬と共に訓練に没頭した・・・。
・・・・・・あまりに没頭し過ぎたせいで、貴様がいないことに気づいたのは半年後のことだったんだぞ!

オスカー
ちょっと待て、ケビン・・・。それは・・・私のせいなのか?



【オスカー×ケビン B】
ケビン
オスカー!!

オスカー
やあ、相変わらず元気だな。

ケビン
クリミア騎士に戻れ!

オスカー
そしていきなりだな。

ケビン
元クリミア騎士として、主君への忠誠心を持ったらどうだ!
今は祖国の危機なのだぞ!
クリミア騎士であった者はすぐさまこの危機に駆けつけるべきだ!

オスカー
そうだな。
今は傭兵という立場でだが、祖国再興の役に立てて嬉しいよ。

ケビン
嬉しいよ、ではない!オレは貴様に騎士に戻れと言ってるんだ!
傭兵では、祖国への忠誠を果たせていない!
それでいいのか!

オスカー
ああ、構わない。
私はグレイル傭兵団の団員としていつまでもアイク達と一緒にありたいと思ってる。

ケビン
くっ・・・・・・何故だ!何が貴様をそこまで惹きつけるというのだ・・・?
素晴らしき祖国クリミアへの忠誠と引き換えにできるほどの傭兵団とは一体・・・!?
はっ!さては高給なのか!?そうだろう!貴様は家族のために
金が必要だと漏らしていたからな!

オスカー
お金だけの問題なら、そのままクリミア騎士団に残ったよ。
今の報酬は、あの頃の半分以下だし。

ケビン
なんだと!?目を覚ませ!貴様、謀られているぞ!!

オスカー
ないない。

ケビン
ええい・・・!どこまでも頑固な奴だ!

オスカー
・・・・・・君がな。



【オスカー×ケビン A】
ケビン
オスカー!!

オスカー
やあ、また騎士団に戻れって話か?

ケビン
その通り!オレはクリミア騎士だ。
それを強く誇りに思っている!
戦場で華々しく戦功を上げ、人々の賞賛を得て凱旋を果たし、そして主君にお褒めの言葉を賜る。
騎士として名をあげれば皆に広くその名を知られ、やがては領地を賜ることもできる。
何より、愛すべきクリミアとその民をこの手で守ることができるのだ!!

オスカー
そうだな。

ケビン
無法者たちの群れに紛れ、明日をも知れぬ戦いに身を投じる傭兵などよりずっと良いはずだ。
なのになぜだ?オレにはどうしても解せん!

オスカー
・・・・・・・・・。

ケビン
貴様の実力はオレが一番よく知っている。何しろ永遠の好敵手だからな。
貴様が戻ると言うなら、オレは騎士団に戻れるように全力で推薦するぞ!

オスカー
ありがとう。でも、戻る気は本当にないんだ。
・・・・・・傭兵団に入り、いろいろな仕事をするうちに・・・・・・、
私は民の悲しみを目の当たりにした。
誰にも知られることなく死んでいく人々がいる。国には救いきれない人々がいる。
だったら、それを助けるのは自分たち野の人間だと思う。
それに、名誉などは私には不要だ。
傭兵団という私の家族が守れれば、それで充分なんだ。

ケビン
く・・・・・・くそう!貴様、なんだかまぶしいぞ!
なぜだ・・・・・・またもや貴様に負けた気がする・・・・・・!!

オスカー
そんなことはないだろう。
君のような騎士の身でなければ、成し得ないことも沢山ある。
だから、お互いがんばろう。
立場は違っても、目指す理想に変わりはない筈だ。

ケビン
・・・・・・・・・そうか。ならば、もう何も言わん!!
クリミア再興が成った暁には、オレは必ず大陸中に鳴り響くような活躍をするぞ!
貴様がどこにいようとも、オレの活躍が伝わるようにな!

オスカー
ああ、君ならきっと出来る。
この大陸のどこかで、武運を祈ってるよ。




【オスカー×ヤナフ C】
オスカー
君は・・・・・・。

ヤナフ
ん?


オスカー
やあ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ヤナフ

おれに何か用か?

オスカー
いや、特に用があるわけではないんだが・・・・・・。


ヤナフ
なんだ?妙な奴だな。
用はないんだな?じゃあ、行くぞ。
・・・・・・ベオクはよくわからんな。

オスカー
まいったな・・・・・・。
どう接すればいいんだろう・・・・・・。
これまで鳥翼族と関わったことなど無かったからな・・・・・・。
だが、仲間同士、交流をもたないのは不自然だし・・・。
次はもう少し、ちゃんと話をしよう・・・・・・。





【オスカー×ヤナフ B】
オスカー
やあ、君。

ヤナフ
ん?

オスカー
また会ったな。
この間は、すまなかった。
私は君たちと話した経験があまりなかったものだから・・・・・・。
そうだ。何かこの軍の中で分からないことはあるかい?

ヤナフ
いや、特にない。なんだいきなり?

オスカー
私にもちょうど君くらいの弟がいるんだ。
だから、なんだか放っておけなくてね。
しかし、君たちラグズはすごいな。
君のように、まだ幼い子供まで優れた戦士で・・・・・・。

ヤナフ
おい、ちょっと待て・・・・・・。
子供・・・・・・子供だと!?

オスカー
ど、どうかしたのか?

ヤナフ
いいか、よく聞け!おれは断じてガキじゃない!
もう100年以上は生きてる!

オスカー
え?100年・・・・・・?

ヤナフ
おまえがいくつかは知らんが
このおれの顔を見て子供呼ばわりされるのは我慢ならん!
二度と間違えるな!分かったな!

オスカー
あ、君・・・・・・!しまった・・・・・・。
ひどく怒らせてしまったようだ・・・・・・。
見た目で判断してはいけないということか。
また日を改めて詫びに行かなくてはな・・・・・・。





【オスカー×ヤナフ A】
オスカー
あの・・・・・・。

ヤナフ
ん?・・・ふん、またおまえか。

オスカー
先日は本当に申し訳ありませんでした。
あなた方鳥翼族に対する私の不勉強をどうかお許しください。

ヤナフ
・・・・・・ほう。まあ・・・・・・分かればいいんだ。
ところで、おまえはいくつなんだ?
ベオクの年はよく分からん。

オスカー
私は24になります。

ヤナフ
24!?
24って・・・・・・おいおい、まだ羽根も生え揃わない子供じゃないか!
ベオクは赤子も戦場に出すのか!?まったく・・・血も涙もない奴らだ。

オスカー
は・・・はあ・・・・・・。

ヤナフ
・・・・・・小僧、おまえの名は?

オスカー
オ、オスカーです。

ヤナフ
おれはヤナフだ。
・・・・・・ったく、道理で失礼なことを抜かすと思ったぜ・・・・・・。
子供ならそれも仕方ないか。

オスカー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

ヤナフ
ま、物を知らん子供が飛べるようになるまで導いてやるのが年長者の義務というもんだ。
これまでの無礼は許してやるよ。
何かあればおれを頼れ。分かったな?

オスカー
は・・・・・・はい。
ありがとうございます。





【オスカー×タニス C】
タニス
ん?ちょっと待ってくれ。

オスカー
はい?

タニス
今この布を落としたのは君か?

オスカー
これは・・・・・・申し訳ありません。
タニス殿に手ずから拾っていただくとは。

タニス
君の名は?

オスカー
はっ、申し遅れました。
お初にお目にかかります。
私はグレイル傭兵団のオスカーと申します。

タニス
ふむ、君もアイク将軍が抱える傭兵団の者だな。
承知した。
私の部下たちは最小限しか随行させていないが、
我らベグニオン騎士はたとえ単騎でも他に劣る者ではない。戦場でそれを示そう。

オスカー
高名なベグニオン天馬騎士の力はよく存じています。
これからよろしくお願い申し上げます。

タニス
うむ。

オスカー
では、失礼します。
本当にありがとうございました。

タニス
ふむ・・・・・・。なかなか礼儀正しい青年だ。
傭兵など野卑で低俗で下劣な男ばかりと決めつけていたが・・・・・・。
さすがアイク将軍の部下だな。





【オスカー×タニス B】
オスカー
タニス殿。先日の勇敢な突撃・・・・・・。
素晴らしいものでした。

タニス
無論だ。我らはベグニオン騎士。
祖国と神使様の名において、不名誉な戦いは許されない。

オスカー
タニス殿の武勇は私も噂で耳にしたことがあります。
最速にして最大、光の奔流にも例えられる天馬騎士隊の総突撃・・・・・・。

タニス
ほう、知っているのか。

オスカー
しかしタニス殿。
失礼を承知で申し上げますが、
その戦術は数で勝ってこそ成り立つものではないでしょうか?

タニス
む・・・・・・、確かにそれは認めよう。
今回の戦ではベグニオン軍の戦術をそのまま用いるわけにはいくまい。

オスカー
ええ。
我々の軍は常に寡兵、装備も十分に揃わないこともままあります。
ベグニオンのような潤沢な資金と兵力はとても望めないのが現状です。

タニス
ふむ。ならばどうする?
君の意見を聞こう。

オスカー
私たちが続けてきたのは、個を生かす戦いでした。
このような連戦では、まず負けないことを第一に考える必要があります。
たとえ戦いに勝っても、犠牲が大きければ次の戦いを乗り越えられませんから。
たとえ不名誉の謗りを受けようと、負傷した時にはすぐに離脱し、他の仲間に任せる・・・・・・。

タニス
なるほど・・・・・・。
個人的にはいささか不満だが有効であることは認めざるをえない。

オスカー
できればタニス殿にも常に味方と連携して戦うようお願いしたいのですが。

タニス
だが、私と連携をとれる天馬騎士はこの軍に多くはいまい。
誰が私を補佐する?

オスカー
では、私がその役をつとめます。

タニス
君が?

オスカー
ええ、まだ未熟ではありますが。

タニス
・・・・・・いや、君がいい。
君のことは多少なりと知っている。
他の得体の知れぬ傭兵と違って信用できそうだ。

オスカー
光栄です。

タニス
だが、私は君の馬を待つつもりなどないぞ。
私を補佐するというのなら、私についてこられる者でなくてはな。

オスカー
はっ、努力します。





【オスカー×タニス A】
タニス
オスカー。
?どこかへ行くのか?

オスカー
はい、今から食事の準備に・・・・・・。
何か御用でしたか?

タニス
いや、大した用ではないのだが・・・・・・君に礼を言っておこうと思ってな。
君の補佐のおかげで、私は十二分に力を発揮できている。
こんなに楽に戦えたことはなかった。
できることなら、君をベグニオンに連れ帰りたいほどだ。

オスカー
ありがとうございます。

タニス
ところで・・・・・・、オスカーが料理をするのか?

オスカー
はい。傭兵団のみで行動している時はよく。
今は時折こうして手伝いにうかがいます。

タニス
ほう、器用なのだな。

オスカー
そうですか?

タニス
情けない話だが、私は卵の殻1つまともに割ることができん。
野営地で、一度だけ私が料理したのだが・・・、
玉子を食べさせたいのか、殻を食べさせたいのか、どっちかと聞かれた。

オスカー
・・・・・・それは、また・・・。

タニス
呆れるだろう?

オスカー
いいえ。あれだけ器用に剣を使われるので意外だと思ったまでです。
もし、失礼でなければですが・・・・・・、私でよければお教えしましょうか?

タニス
君が料理をか?

オスカー
お嫌でなければ。

タニス
ふむ、君なら教え方も上手いだろう。
よし、ご教授願おうか。





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