ファイアーエムブレム蒼炎の軌跡
支援会話集 シノン
【シノン×ガトリー C】
ガトリー
・・・はぁ。・・・・・・ふぅ・・・。
いや、でも・・・やっぱりダメだ!!
シノン
おい!
ガトリー
あ?・・・シノンさん。
シノン
「・・・あ、シノンさん」、じゃねえよ。
なんだ、さっきから鬱陶しい。
ガトリー
・・・・・・なんでもないっす。
シノン
あっそ。んじゃあな。
ガトリー
ま、待って!ウソですって!
意地悪しないで相談にのって下さいよぉ〜!!
シノン
今日の酒代、おまえ持ちだな?
ガトリー
うぅ・・・わかりました。
シノン
よーし。じゃあ話してみろ。
ガトリー
今度の報酬の使い道、なんすけどね・・・、どうしようか迷ってて。
シノン
そんなもん人それぞれだ。好きに使えばいいだろうが。
ガトリー
好きに使ったら使ったでシノンさんがいちいちケチつけるじゃないっすか!
シノン
オレが?どうだっけな?
ガトリー
この間買った“究極の盾”の時も・・・。
シノン
あぁ、あの砦の門扉な。衛兵がおまえを盗人呼ばわりしてたぞ。
ちゃんと返しといたか?
ガトリー
身体にふりかけるだけで動きが素早くなる秘薬『ダッシュ一発!』の時も。
シノン
腐った肉汁のことか?
おまえ、匂いを確かめもしないで一瓶自分にぶっかけてたっけな?
ガトリー
おれ、あれでちょっとは動きが素早くなったんすよ!
シノン
30匹の野良犬に追いかけられりゃあな。
ガトリー
ほら!ケチばっかりつけて!!
シノン
あ、なんか傷ついちゃったね、オレは。
本当のこと教えてやって文句言われちゃあ、割りにあわねえな。
ガトリー
!!お、おれそんなつもりじゃあ・・・。
あの・・・、すいません・・・。
シノン
おめえのその素直なとこ、オレは結構、気に入ってるぜ。
ガトリー
へへへ、照れるじゃないすか。
シノン
よし、飲みにいくか!おまえの金を有効に使わねぇとな。
ガトリー
え、いや、ちょっとシノンさん!それ、なんか違うっす!!
【シノン×ガトリー B】
ガトリー
なぁ、シノンさ〜ん!
シノン
今は取り込み中だ。後にしろって言ってんだろ。
ガトリー
どうしてもすぐに聞いてほしいことが、あるんすよ。
シノン
駄目だ。
ガトリー
今日も、酒代はおれ持ちでいいすから。
シノン
うるせぇ。
ガトリー
いつもより高い酒、飲んでいいすから。
シノン
・・・つまみは?
ガトリー
秘蔵の燻製肉!あれ、出します!
シノン
仕方ねえなぁ。可愛い弟分のためだ。
ちょっとだけ時間を割いてやるか。
ガトリー
恩にきるっす!
シノン
で、なんだ?
ガトリー
なにって、いやぁ〜参ったなぁ。
シノン
なんだよ?
ガトリー
参ったなぁ〜。どうしようかなぁー・・・。
そんなに聞きたいんすか?
シノン
ケッ 死ぬまでやってろ。
ガトリー
ま、待って!待ってくださいって!今から話しますって!!
シノン
ったく。さっさとしろよ。
ガトリー
おれ・・・か、か、彼女ができたんすっ!
シノン
へぇ? そいつは物好きな女もいたもんだ。
ガトリー
この間、町に出た時、出会ったんす!
ものすっっごくカワイイ子なんす!
今度こそ本当に運命の赤い糸なんす!
シノン
よかったじゃねえか。そうか、判ったぞ。
その女に渡すプレゼントをオレに相談したいってんだろ?
ガトリー
へへへへ・・・。何がいいっすかね?
シノン
そういうことなら、まかせな。
酒飲みながらじーっくり教えてやるぜ。
ガトリー
はい!師匠!
【シノン×ガトリー A】
ガトリー
・・・・・・・・・。
シノン
ん?
ガトリー
・・・・・・・・・・・・。
シノン
おい、何ぼけっと突っ立ってんだガトリー?
ガトリー
あ、シノンさん。おれ、彼女を待ってるんす。
シノン
ああ、例の女か。じゃあ、うまくいったんだな?
ガトリー
そりゃあもう!
シノンさんに選んでもらった贈り物もって会いに行ったら
彼女、そりゃあ喜んじゃって・・・。
実はですね、すぐ結婚しようってことになったんです。
シノン
そいつはまた・・・、急な展開だな。
ガトリー
ところがその子、なんでも不治の病にかかってるらしくて。
治療代のゴールド払えないと、余命数日の命らしいんです。
で、おれ今が金の使い時だと思って・・・・・・。
シノン
渡したのか?
ガトリー
ええ、有り金全部。
そしたらその額がちょうど治療代とぴったり同じっていうじゃないですか!
これってやっぱ運命ですよね?
女神さまがおれと彼女をめぐり合わせるために用意しといてくれたんですよ!
シノン
・・・・・・で?
ガトリー
こんな時だけど・・・いや、こんな時だからこそすぐ式を挙げようってことになって。
本当はあの子が来てから、みんなに盛大に発表しようと思ったんすけど・・・・・・。
まだ、来ないんすよね。・・・・・・心配だなぁ。
家には行ってみたんすけど、おれ、場所を聞きまちがえてたみたいで、
空き家しかなかったんですよね。
でも、大丈夫。
彼女はおれがこの軍にいるって知ってるし。
シノン
・・・ガトリー・・・・・・。おまえ、騙されてるぞ。
ガトリー
えええ!そんなワケないじゃないすか!?
あんな清らかな子が!
シノン
なんで余命数日が街角うろうろしてんだよ。
ガトリー
そ、それは・・・・・・おれと出会うためですよ!
シノン
じゃあ、なんで現れないんだよ。
ガトリー
それは・・・・・・それはですね・・・・・・。
シノン
ガトリー・・・。
ガトリー
・・・・・・あははは・・・。
・・・やっぱ、おれ・・・また騙されたんスかね・・・。
シノン
・・・女の人相とか、教えろよ。
ガトリー
え?けど・・・。
シノン
有り金全部ってのはタチ悪すぎだ。
オレがひっつかまえて、金を取り戻して来てやるぜ。
ガトリー
・・・・・・うーん、やっぱいいっす。
おれが渡した金っすから・・・・・・。
シノン
いいのかよ?その女、今ごろおまえのこと笑ってんだぜ。
ガトリー
まあ、あの子の笑顔可愛かったし。
シノン
はぁ・・・。どこまでおめでたくできてんだ、おまえは?
ガトリー
いいんす・・・おれ、それだけが取り柄みたいっスから。
シノン
・・・ま、これで金の使い道を悩まなくて済んだな。
ガトリー
そうっすね、そう考えたら逆に良かったっすね!
シノン
・・・ったく。酒でも飲まねえとやってらんねぇな。
ガトリー
あ、じゃあ!おれもおれも!
あ・・・しまった金がないや・・・・・・。やっぱおれいいっす。
シノン
来いよ。オレが1杯おごってやる。
ガトリー
え、いいんすか?
シノン
ああ。
ガトリー
・・・へへへ。
シノン
なに笑ってやがる?
ガトリー
シノンさんのおごり酒飲めるなんて今日はおれ、ツイてるかなって。
シノン
・・・・・・ったく。おめでたい奴だ。
【シノン×ヨファ C】
ヨファ
シノンさん! 待って待って!
シノン
あぁ?なんだ、ヨファ。
ヨファ
えへへ・・・ほら!
シノン
なんだ、こりゃ?
えらくささくれ立ってひん曲がった棒切れ・・・・・・。
ヨファ
弓だよ!
いつかシノンさんに会えたらぜったいお返し、しようと思ってて。
ちょっとずつ作ってたんだ。
形はいまいちだけど、一生懸命作ったから使ってね!
シノン
・・・・・・百歩譲って、これが弓と呼べる代物だとして、だ。
こんなやわなもん1回使ったらぶっ壊れちまうに決まってんだろ?
オレに戦場で丸腰になれってのか?
ヨファ
ち、ちがうよ!
シノン
だいたい、木の選び方からして間違ってる。
こんな硬い木じゃ話にならねえ。
オレが作ってやったおまえ用の弓、こんなんじゃなかっただろうが?
ヨファ
ちゃんと研究したもん。
そっくりにできてるはずだよ!
シノン
似ても似つかねえな。
ヨファ
うっ・・・。
シノン
チッ 仕方ねえな。
今度、ちょっとだけ手ほどきしてやるか。
ヨファ
ほんと!?
ぼく、すごくうれしい!
約束したからね。ぜったいだよ?
シノン
ああ、分かったからよ。
そんなに犬ころみてえにまとわりつくんじゃねえ。ったく。
【シノン×ヨファ B】
ヨファ
見て見て、シノンさん!
これならちゃんと弓だよね?
シノン
分類『弓』にはなったかもな。
ヨファ
じゃあ、シノンさん使って・・・。
シノン
断る!
オレぁまだ死にたくねえからよ。
ヨファ
ぶー・・・いいもん。
ぼく、自分用にするもん。
シノン
・・・・・・待て!
ヨファ
なに?
シノン
・・・その弓、よこせよ。
ヨファ
やっぱり欲しくなった?
シノン
ああ。いきなり猛烈に欲しいぜ。
ヨファ
わーい。じゃあ、はい!
シノン
ありがとよ。じゃあな。
ヨファ
・・・・・・ぼくの作った弓をシノンさんが使うとどんな風になるのかな〜。
気になるな〜・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・ついてってみよ。えへへ。
【シノン×ヨファ A】
シノン
お〜い、いいかげん機嫌直せよ。ったく。
ヨファ
・・・・・・。
シノン
だから、オレはおまえのためを思ってだなぁ。
分かるだろ、それぐらい。
ヨファ
・・・・・・。
シノン
チッ、強情なガキだぜ。
いつまでもそうやってんなら、オレぁもう行くぜ?
いいんだなぁ?
ヨファ
・・・・・・だって・・・シノンさん、ぼくの作った弓・・・、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・捨てたんだもん。
シノン
あのな、あんなもんで戦場に出てみろ。
一発でやられるぞ。
それを事前に止めてやったんじゃねえか。
いわば命の恩人なんだ、むしろ感謝しろってんだよ。
ヨファ
・・・・・・・・・そうだけど。
だけど・・・シノンさんに喜んでもらおうと思って・・・心をこめて作った物だもん。
ぼく・・・はじめて戦う時、すごく怖くて足が・・・震えたけど・・・・・・、
シノンさんがくれた弓をぎゅってしたら・・・勇気が出た。
ぼくはやれる、失敗しないって。
だってシノンさんが教えてくれたんだもんって。
だから今まで生き残ってこれたんだって・・・思ってたから・・・・・・。
シノン
・・・・・・。
なんだってそんなに・・・オレなんかに期待してんだよ。
おまえに弓を教えたのも、弓を作ってやったのもただの気まぐれだったってのによ。
ヨファ
それでも、うれしかった。
おにいちゃんたちは・・・ぼくがまだ子供だからって何もさせてくれなかったから。
シノンさんが弓を教えてくれなかったら・・・今でもずっと留守番してなきゃいけなかったもん。
みんなが命がけで戦ってるのに・・・それをじっと・・・待ってる。
昨日は帰ってきた。
でも・・・今日は?明日は?
不安に押しつぶされそうになりながら、ただ待ってるしかできなかったんだ。
シノン
・・・・・・どう思おうとおまえの勝手だがよ。
大人は・・・できればガキを戦場に送りたくねえんだ。
よほどいかれた奴でもねえ限り、他人の死には関わりたくねえ。
それが、ガキだとすれば・・・尚更な。
これはガキのためっていうより、大人側のエゴだな。
自分たちの罪悪感を少しでも緩和させられるよう、頭の端っこで常に考えている。
人は・・・他人の痛みがわかる生き物だ。
それに無意識にふたをするのは・・・気づいちまうと・・・生き辛えからかな。
ヨファ
・・・・・・むずかしいね。
シノン
・・・ああ。
ま、とにかく。
オレは大人のエゴってのが反吐が出そうなくらい嫌いだからな。
ガキだって立派に生きてるんだ。
生き残っていく術を覚えんのは早えにこしたことねえぜ。
ヨファ
だから、ぼくに弓を教えてくれたんだね?
気まぐれだけじゃなく・・・。
シノン
・・・・・・チッ、好きなように思ってろよ。
でもま、それで機嫌が直んなら・・・まあいいか。
【シノン×ヤナフ C】
ヤナフ
おい!そこの奴、止まれ!
シノン
・・・・・・。
ヤナフ
おい、聞いてんのか?
シノン
あぁ?なんだ、てめえは?
ヤナフ
それはこっちの台詞だ。
おまえ、この軍じゃ見ない面だな。
・・・新入りか? 名前は?どこの部隊に所属してる?
シノン
・・・・・・半獣のガキに答える義理はねえな。
ヤナフ
なんだと、こら!?
シノン
おおっと。
オレにそういう態度をとってると後で困ったことになるぜ?
ヤナフ
おまえのほうこそ、
おれが誰だか分かってから後悔したって遅いんだがなぁ?
シノン
・・・・・・・・・。
ヤナフ
・・・・・・・・・。
シノン
・・・ケッ。
今日は見逃してやるぜ。
ヤナフ
ふざけるな、ニンゲン!
いいか、おれがおまえを見逃してやるんだ。
そこんとこ勘違いするんじゃねえぞ!!
【シノン×ヤナフ B】
シノン
よぉ、また会ったな。
半獣のガキ。
ヤナフ
気安く声かけてんじゃねえよ。
ニンゲンの若造が。
シノン
おまえ、フェニキス王の側近だってな?
小せぇ体格して、結構なご身分じゃねえか?
ヤナフ
そっちはベオクの大将の古馴染みだってな?
傭兵団の仲間を裏切ってデインにつき、それをまた裏切ってクリミアについたって話だ。
シノン
それがどうした?
卑怯者だと言いてえのか?
生憎、俺は生粋の傭兵でね。仲間なんかに縛られる気はねえ。
ヤナフ
仲間を持たず、主も持たず・・・。
おまえは、一体なんのために戦ってるんだ?
シノン
・・・・・・生きるためだ。
誰だって、そうじゃねえか。
そうでもなきゃ、誰が好き好んで殺し合いなんざ・・・。
ヤナフ
おまえ・・・。
シノン
なんだ?
ヤナフ
おまえ、殺しが嫌いなのか?
シノン
好きな奴、いんのか?
ヤナフ
・・・ニンゲンは、殺しを好む種族なんだろ?
だから武器を作る。
だから食いもしない動物を狩る。
シノン
ふざけんな!
武器を作るのは、てめえら半獣から身を守るためだ!
狩りを道楽にしてんのは、暇を持て余してる貴族どもだけだ!!
ヤナフ
・・・・・・・・・。
シノン
ケッ、胸糞悪ぃぜ。
ヤナフ
おい!
まだ話は・・・・・・チッ。どういうことなんだよ。
【シノン×ヤナフ A】
ヤナフ
お、いたな。
シノン
・・・・・・・・・。
ヤナフ
おまえ、シノンってんだろ?
ちょっと話さねえか?
シノン
・・・へぇ?
半獣のお偉いさんにわざわざご指名いただけるたぁ、
人生、いろんなことがあるもんだ。
ヤナフ
つっかかんなよ。
この間は、悪かったな。
シノン
・・・・・・・・・。
ヤナフ
おれは、ベオクってやつを誤解してたみたいだ。
殺しを好む野蛮な種族で、おれ達ラグズとは相容れない存在だってな。
シノン
・・・それでよく、アイクたちとつるむ気になったな?
主の命令だからか?
ヤナフ
違う。おれたちと王の関係はそんな一方的なもんじゃない。
おれたちが王の意見を是としなければ絶対に命令なんか聞かねえさ。
シノン
じゃあ、なんでだ?
ヤナフ
あいつは、セリノスの仲間を救った。
恩には恩を・・・リュシオン王子の護衛としてこの軍に加わったが、
おれ自身も、あいつを信頼している。
シノン
・・・・・・気にいらねえな。
ヤナフ
ん?
シノン
オレは、昔っからアイクの野郎が嫌いでね。
あいつは、なんでも持っていやがる。
・・・それが当然だと思ってやがるんだ。
ヤナフ
だが、それはあいつのせいじゃねえだろ?
シノン
ああ。
けどな、ムカつくのはオレの勝手ってやつだ。
ヤナフ
そりゃそうだ。
シノン
・・・・・・って、なんだっておまえとこんな事話してんだよ。
ヤナフ
・・・なんとなくな。
おまえ、若い頃のおれに似てる気がするっつーか。
シノン
はぁ?
ヤナフ
おれも羽根が生え揃うまではムチャやったもんだ。
なんでもかんでも気に食わなかったしな。
シノン
・・・・・・おまえ、いくつだよ?
ヤナフ
110とちょい。
シノン
・・・オレたちと年の数え方、違うんじゃねえか?
ヤナフ
春、夏、秋、冬で1年ってのはラグズもベオクも共通だろ?
シノン
・・・・・・オレが27だから・・・少なく見積もってもオレより85・・・ぐらいは、年上か?
ヤナフ
ちったぁ、敬えよ。若造が。
これからなんかあったら、おれを頼ってこい。
年上ならではの助言してやっからよ。
シノン
・・・なぁ、おい!ちょっと待てよ!
おまえらの寿命って・・・。
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