ファイアーエムブレム蒼炎の軌跡
支援会話集 ティアマト
【ティアマト×ボーレ C】
ボーレ
53、54、55・・・と。
ふー・・・こんな素振り、１人でやっててもなあ・・・。
相手がいなきゃ意味がねえよな。そうだ、アイクの奴でも誘って・・・・・・。
ティアマト
ボーレ！
ボーレ
げっ、ティアマトさん！
ティアマト
また基礎訓練をさぼってどこへ行くつもり？
ボーレ
いや、サボリじゃなくて。
アイクと手合わせでもしようかなって思ったんだよ。
実戦で鍛えてこそって思うしさ。
ティアマト
確かに、私たちの剣技は習い事でも何でもないわ。
でも、基礎をおろそかにすると、死に近づく。
疲弊し、判断がつかなくなった時、身に馴染んだとっさの体の動きが明暗を分けることだってあるもの。
ボーレ
けど、相手がいないとイマイチ気が乗らないっていうか・・・。
ティアマト
困ったわね・・・・・・。
また昔みたいに本気で怒らないといけないのかしら。
ボーレ
い、いや冗談！今までの全部冗談だって！
ああ、なんかもうメチャクチャ素振りがやりてえ！
基礎訓練は楽しいなあもう！ね、ティアマトさん！
ティアマト
そう、それでいいの。
ボーレ、あなたは体格的にも恵まれているんだから、
その気になればいつでも私以上に優秀な戦士になれるのよ。
とにかく、がんばりなさい。
【ティアマト×ボーレ B】
ティアマト
ボーレ。
ボーレ
テ、ティアマトさん！？
いや、さぼってねえって！今日もちゃんと基礎訓練やったから！
ティアマト
まだ何も言ってないわよ。
ボーレ
あ、そっか。
もうすっかりそういう流れが身についちまって・・・・・・。
ティアマト
今日は怒りに来たんじゃないわ。
もう、ちゃんと分かってるはずだもの。
どんどん激しくなる戦いに、気の緩む隙なんかないって。
ボーレ
・・・・・・ああ。
ティアマト
どれだけ技を身につけたのか・・・・・・。
どれだけ肉体を鍛えたのか・・・・・・。
それが戦場で生き残るすべて・・・・・・。
・・・・・・あなたはもう大丈夫ね、ボーレ。その重みがちゃんと分かってるんだもの。
ボーレ
うえぇ！？
ティアマト
な、何？私、何か変なこと言ったかしら？
ボーレ
だってティアマトさん、おかしいぜ。
それじゃあ、まるで・・・おれのことほめてるみたいに聞こえるぜ？
ティアマト
褒めてるのよ。もう一人前ねって。
ボーレ
うっわ〜・・・。
なんか不吉ってゆーか・・・、怒られるより、すげえ怖えかも。
ティアマト
・・・・・・そう。そんなに叱られるのがお望みなのね・・・・・・。
じゃ、今後も遠慮なく叱るようにするわ。
ボーレ
げ・・・・・・！ち、違うって、ティアマトさん！
【ティアマト×ボーレ A】
ボーレ
ティアマトさん！やっと見つけたぜ・・・・・・。
最近ティアマトさん、軍議とかばっかでなかなか1人で居ないから・・・。
ティアマト
なあに、ボーレ。今日は別に怒ることもないわよ。
ボーレ
いや、別に怒られたいわけじゃなくって。
・・・・・・ティアマトさんさ、今なんか欲しいものとかないか？
ティアマト
特に思い浮かばないけど・・・。どうして？
ボーレ
この間もらった報酬、結構あったからな。
いつもお世話になってるティアマトさんに何か買ってやろうかと思って。
ティアマト
ふふ。一人前だと認めた途端、考えることも大人になったじゃない。
ボーレ
へへ。だからさ、なんでも言ってくれよ。
新しい肩当てとか、膝当てとか、すげえ斧とか・・・？
ティアマト
気持ちだけいただいておくわ。
自分で稼いだお金だもの。自分のためだけに使えばいいのよ。
ボーレ
だから！おれ、ティアマトさんに物をあげたいんじゃねえか。
ティアマト
ボーレ・・・。あなた、まさか・・・・・・。
ボーレ
おれ・・・、ティアマトさんを見てていっつも思ってた。
こんなキレイな人、見たことないって。
ティアマト
ボーレ、気持ちは嬉しいけど・・・、私は・・・・・・。
ボーレ
母ちゃんって、こんな感じなんだろうなって。
ティアマト
・・・・・・・・・。
ボーレ
うっわー！照れくせぇっ！！いやもう、おれ、恥ずかしすぎ。
ティアマト
・・・・・・ボーレ。
ボーレ
ん？
ティアマト
あなた、いったい・・・私をいくつだと思ってるの？
ボーレ
・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・えーっと・・・・・・、おれの、死んだ母ちゃんよりは・・・下？
ティアマト
・・・・・・・・・・・。
ボーレ
・・・・・・さてと、訓練訓練！
ティアマト
ボーレっ！待ちなさいっ！！
【ティアマト×キルロイ C】
ティアマト
キルロイ、体の具合はどう？
キルロイ
はい。
今日は熱もないし、気分もいいです。
いつも気にかけてくださってありがとうございます。
ティアマト
そういえば・・・・・・あれからもう１年になるのね。
あなたとはじめて出会ったのは・・・・・・。
キルロイ
そうですね。
ティアマト
といっても、私は何日も意識がなくてよく憶えていないのだけれど。
私が任務で重傷を負って・・・・・・その頃は杖の使い手もいなくて。
その時、治療を申し出てくれたのが偶然そこに居合わせたあなただったわね。
キルロイ
ちょうど薬草を摘みに出ていたから
気づきましたが・・・・・・あんな林の中で本当に危険でしたね・・・・・・。
ティアマト
ええ。相手はかなり以前からあなたの住んでいた村近くを縄張りにしていた山賊団で。
思った以上に手こずってしまった。
逃した1人が林に逃げ込んで・・・・・・それを私が追いかけたのが敗因だったわ。
林の中では馬の自由がきかなくて・・・シノンが駆けつけてくれなかったらどうなっていたか。
キルロイ
ガトリーさんもシノンさんも、僕の家にティアマトさんを運ぶ間、本当に心配そうでしたよ。
ティアマト
あら、そうだったの？・・・ふふ。
それで・・・私の傷が癒えるまで看病を続けてくれて・・・・・・。
あの時あなたが助けてくれなかったら、私はもう二度と斧を振るうことはできなくなっていた。
感謝しているわ、本当に。
キルロイ
いいえ、僕の方こそ。
こうして今、傭兵団に雇ってもらっているおかげで故郷の両親に仕送りができるんですから。
2人とも足腰が悪くて、僕しかまともな働き手がいませんからね。
ティアマト
そうね・・・・・・あの時はご両親にも本当にお世話になったわ。
そのご恩に報いるためにもあなたのことは私が必ず守るから。
キルロイ
ありがとうございます、ティアマトさん。
【ティアマト×キルロイ Ｂ】
キルロイ
ティアマトさん、今日も訓練ですか？
ティアマト
ええ、体を動かしていないとなんだか落ち着かなくて。
キルロイ
少し、ご一緒させてもらってもいいですか？
ティアマト
ええ、もちろん構わないけれど。
どうしたの急に？
キルロイ
せめて、身を守るために何かできることがあればな、と・・・・・・。
みんなの足手まといになるのは嫌ですから・・・・・・。
ティアマト
でも、それは仕方ないでしょ？
だってキルロイは、ここへ来るまで戦いの経験なんてなかったろうし。
それが今では傭兵団の一員・・・・・・。・・・・・・・・・・・・。
キルロイ
ティアマトさん？
ティアマト
・・・・・・本当は、私を助けない方がキルロイは幸せだったかもしれない。
ご両親と過ごす穏やかな暮らしこそキルロイには似合っているのにね。
キルロイ
でも、両親の稼ぎだけではろくに食べていけませんでしたから。
僕みたいに身体の弱い人間を雇ってくれるような仕事なんてあの小さな村では何もなかったんです。
両親も身体が弱いのを心配して僕に村へ留まるよう言っていましたが・・・・・・、
ティアマトさんのような人のいる傭兵団なら安心だろうと、見送ってくれたんですから。
ティアマト
・・・・・・でも、きっと他にもっと安全な仕事はあるかもしれないのに・・・・・・。
キルロイ
ティアマトさん。
僕はずっと、憧れていたんですよ。
小さい頃は床に伏せることが多くて・・・・・・、
仲良く外で遊ぶ子供たちの声を羨ましく聞いていました。
そんな僕をかわいがってくれた叔父が傭兵で・・・・・・いろんな土地の、いろんな話をよく聞かせてくれました。
だから、僕はきっといつか、傭兵になってみせるって思ってて。
ティアマト
そうだったの？意外だわ。
キルロイ
そうなんですよ。
だから、今こうして転戦していることは・・・不謹慎ですが、夢が叶ったようで嬉しいと、思うこともあるんです。
ティアマト
・・・・・・そう。
私たちにとって、あなたの存在は本当に大きいから・・・・・・そう思ってくれてるなら嬉しいわ・・・・・・。
【ティアマト×キルロイ Ａ】
キルロイ
ティアマトさん。
今日も少しだけですが、訓練にお付き合いさせてもらえますか？
ティアマト
ええ、もちろん。
結構体力がついてきたんじゃない？
以前より心なしか顔色もいいようだし。
キルロイ
ええ、ティアマトさんのおかげです。
ティアマト
ふふ・・・・・・ならよかったわ。
・・・・・・ねえ、キルロイ。
あなたはアイクのことをどう思う？
キルロイ
アイクですか？
戦いの技能などについては僕には分かりませんけど・・・・・・。
アイクはああ見えて細かい心遣いができる人ですし、
何よりも揺るぎのない意思の強さと理想を現実に導くだけの力も持っています。
グレイル傭兵団の団長としてふさわしい人物だと思いますよ。
ティアマト
そうね。私もそう思うわ。でも・・・・・・彼はまだ若い。
これから体験する出来事が、彼をどちら側へ導くか・・・・・・少し心配なの。
キルロイ
どうしてですか？
ティアマト
これから先、傭兵団が大きくなるにつれていろんな誘惑が増えると思うわ。
お金は儲かるけれども、どこかで誰かが傷つき、涙を流すような・・・・・・そんな依頼も来るでしょうね。
けど、団員を養い、団を存続させるためには儲かる仕事を選んだ方が楽に生きられる。
キルロイ
でも、グレイル団長は違いましたね。
ティアマト
ええ・・・・・・。
私たちグレイル傭兵団は、傭兵団らしくないことで有名だった。
時には無償で仕事を請けて・・・・・・人々を大勢救ってきた。
キルロイ
アイクも、同じですよ。
きっと、グレイル団長と同じ理想を持っていると思います。
ティアマト
・・・・・・そうよね、きっと・・・・・・。
私なんかが何も言わなくても、私たちの戦う理由を、生きていく意味を・・・アイクならきっと正しい道を選び取ってくれる。
私たちは、ただアイクを信じてついていけばいい・・・・・・。
キルロイ
・・・・・・はい。
【ティアマト×ミスト C】
ティアマト
あらミスト、洗濯？
私も手伝うわ。
ミスト
え？いいよぉ！
ティアマトさんは戦闘で疲れてるんだから。
ティアマト
それはあなただって同じでしょう？
いいから、手伝わせて。それにしても、すごい量ね。
ミスト
うん。ついでだから他のみんなの分も、やらせてもらってるの。
いつもお兄ちゃんを助けてもらってるお礼なんだけどね。
ティアマト
ふふ。律儀なのもいいけど、疲れ過ぎない範囲にしないとだめよ。
・・・あら、これ、破けてるわ。
ミスト
あ、お兄ちゃんのだ。
・・・・・・ずっと戦い続きだから、結構古くなってきたかなあ。
今度、町で新しいの買っとかなきゃ。
団長がボロの服着てたら格好つかないもんね。
ティアマト
そういうミストも・・・ほら、ちょっと見せて。
あなたの服もそでのところ、ほつれてるじゃない。
ミスト
あ。本当だ。
ティアマト
ほんと、仕方がないわねえ。
そうだわ。今度一緒に町へ行かない？
新しい服を見ましょう。
ミスト
え、でも、いいのかな。色々物入りなのに。
ティアマト
ミストも年頃なんだからそういうことを気にしなさいって
いつも言っているでしょう？
ミスト
うん。
わたしなりには、気をつけているつもりなんだけど・・・。
ティアマト
口で言っているだけではダメよ。実行に移さないと。
じゃあ、今度、誘うからね。
ミスト
はーい。
【ティアマト×ミスト B】
ミスト
あ、こないだはごめんなさい、ティアマトさん。
せっかく一緒に買い物に行ってくれたのに・・・・・・。
ティアマト
いいのよ、そんなこと。
でもせっかくだから思い切って買ってしまえば良かったのに。
ミスト
うーん、でもいざとなるとあれこれ悩んじゃって・・・・・・。
ティアマト
ミストは食料品の買い置きとか、みんなのための買い物は上手なのにね。
そんなところは、だんだんエルナに似てきたわ。
ミスト
お母さん？
ティアマト
ええ。
あなたがしっかり者なのもエルナ譲りね。
でもミスト、あなたはもう少し誰かに甘えてもいいと思うわ。
そばにいるのが私では頼りないかもしれないけど・・・・・・。
ミスト
そんなことないよ。
あたし、ティアマトさんのことお姉ちゃんだと思ってるもん。
ティアマト
ありがとう、ミスト。
【ティアマト×ミスト A】
ティアマト
ミスト、ちょっとこっちへ来て。
ミスト
なになに？
ティアマト
はい、私からの贈り物。
ミスト
これって、この前の服！
あたしが１番いいなって思ってた・・・・・・！
ティアマト
やっぱり。一緒に行ったかいがあったわ。
ミスト
ありがとう、ティアマトさん。
ティアマト
ふふふ・・・・・・。
ミストの嬉しそうな顔が見られて良かったわ。
本当を言うとね、少しミストのことが心配だったの。
急に戦場に出るようになってその重荷にいつか押しつぶされてしまわないかって。
だから、私にできることは何でもしてあげたかったのよ。
ミスト
ティアマトさん・・・・・・。
ティアマト
ねえ、ミスト。
これからもし何かつらいことがあって、でもアイクには話しづらいことなら・・・私を頼って欲しいわ。
エルナのようにはなれないかもしれないけど、あなたを思う気持ちは変わらないつもりよ。
ミスト
うん・・・・・・うん・・・・・・ありがとう・・・・・・。
あたし・・・・・・すごく嬉しいよ。
ティアマトさん。
えへへ・・・なんかもうこの服、もったいなくて着られないよ・・・・・・。
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