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縮緬任天堂研究所


《ニンテンドースイッチ絡み》
No.11 スイッチさん発売にあたっての
インタビュー記事から色々考える。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170302-00000003-famitsu-game
>ハミ痛さん「switchのキーマンに訊く」

 んむ、読み応えのある内容。 …しかしなー、こういうの、いわっちが生きてたら自前でやってくれたろうに。くそ…(今更ながら惜しまれる…)。現在の任天堂の実質的なソフト部門のNo.1(高橋伸也氏)、No.2(小泉歓晃氏)が揃ってご登場ってところか。ってか、一部で言われてたと思うけど、ミヤホン氏(64歳)から坂本賀勇氏(57歳)や手塚卓志氏(56歳)ら1つ下世代をふっ飛ばして、一気に世代交代が進んだ感はある…(笑)。

>高橋氏「岩田・竹田・宮本・私の4名で全体を見る事で始まったんです。その中で誰を中心に進めるかと言う話になり小泉を呼んだ」

 この辺(WiiUが出だしでコケた直後のタイミングか)から見ても、前トップ3(いわっち・竹田・ミヤホン)の中に高橋氏が食い込んでて、きみっちの次がこの人で決まりっぽい雰囲気がプンプン
 んで、WiiUが出だしでコケた直後に「WiiUはもうダメやな」でスイッチさんの話を進めて小泉氏を統括プロデューサーに据えた、って事で… WiiUで3Dマリオの気配すらしなかった理由に合点がいった。そら小泉氏をスイッチさんプロジェクトの中心に据えてたらWiiUで流用じゃない3Dマリオの新作とか出る訳もなかった筈よな(苦笑)。


 それと最近のメディアに出てくる任天堂のクリエイターの偏りと申すか、できれば…ハード側の担当者からの視点での話も聞いてみたいもんではあるが…竹田玄洋氏の後任の塩田興氏とかもうちょっと表に出てきてくれると面白いんだけどー…。メディアは露出の多いソフト側の人間ばっかしか呼ばんだろうし、こういう所でこそ……、ヘイ、きみっち!社長が訊け!!(苦笑

>高橋氏「基本は据え置き機であってほしいんです。」

 うむ、あくまでスイッチさんは据置機なんだな。この発言からも改めて再確認。

>小泉「ずっと“サクサク”というキーワードを言い続けていました。本体メニューもできるだけシンプルにして、パッとゲームが立ち上がってパッと遊べるというのを実現しなければと。」

 WiiUが任天堂の機械と思えんくらいのクソもっさりだったから、この点が改善してんなら素直に嬉しい。

>高橋氏「アプリの移植をスイッチに展開する事は全く考えていない」

 この点も一応は安心、任天堂タイトルに限れば安易なスマホアプリの展開はスイッチさんには無い、とは言えそう。ただ、ハードの作りはタブレットに過ぎんわけで、他社が任天堂と歩調を合わせてスマホゲーを出さないかは別の話っぽい気はするけどな。

>高橋氏「VR報道は誤解されている。VRなど最新技術も研究しているが、"周囲の人も一緒に楽しめるVRが提案できるなら"それを形にします」

 あぁやっぱ任天堂だ、安心した。この点もわしの予想通り、任天堂はオフライン多人数で楽しさを共有できないVRに現時点では興味ナシ、と言えそう(笑)。仮に任天堂がVR関連に力を入れるとすれば、現行のPS-VR型のゴーグルみたいな形状ってのは恐らくはあり得んかな。仮にスイッチさんのアタッチメントなどの形でVR関連の周辺機器を出すとしても、任天堂自身が本格的にソフトを展開するのは現状では考えにくいし、それで良いと思う。

>高橋氏「発表済の物以外にも、色々用意している」

 この中にF-ZERO他、廃れて長い物がが入っているのを期待したいけど現段階ではそこまで信じない方が良いな。ってか「今は言えないがアレコレ色々仕込んでいる!」はいわっちがWiiUで言ってて結局殆ど出てこなかった前科があるから警戒せざるを得ない(苦笑)。



 全体としては当たり障りのない内容ではあるが、部分的には今後を占う材料もポツポツ混ざってる気がしたのは興味深い。ただ、とにかくローンチから暫くにかけて不足してるのはやはりソフトのラインナップの層の厚み。ゼルダ1本で何ヶ月も引っ張るのは流石に厳しいと思われるんで、あまり出し惜しみせずにガンガンと攻めてきて欲しいところじゃが、さてどうなるかのぅ。

(2017/3/2発言、2017/3/20掲載)


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