マリオ
アーケードグ

メーカー:ナムコ
監修:任天堂
機種:アーケード(基板:トライフォース)
稼働開始時期:05年12月中旬
料金:1プレイ200円
ジャンル:レース


かいたひと : アルツ=ティッシュマン社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
68
プレイ回数・・・30回程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
サイコー だめぢゃん
・ハンドルを用いた操作はアーケードならではで臨場感バツグン。アイテムの効果でハンドルが重くなったり振動したりするなど、それを活かしたギミックも豊富である点は好感が持てる。

・BGM・効果音ともに迫力がある。

・同じ任天堂のレースゲームだったF−ZEROよりも格段に設置されているゲームセンターが多いので遠出しなくても気軽に遊びに行けるのが良い。

・パックマンシリーズからも何名か参戦しており、オールスター的内容を好むユーザーには嬉しい要素だろうね、きっと。

・100種類あるというアイテムのコレクションや裏グランプリの存在など、やり込みに応えてくれるだけのボリュームはあると思われる。
・何より、プレイ料金の高さがネックとなる。基本的には1プレ200円。さらにこれは1つのコースであり、グランプリ4コースを遊ぶだけで最低でも500円が必要なのはどうかと思うね。また、1つのカードで使用できるキャラが何故か固定。「他のキャラでやり込むならば、お金を払ってカードを買ってね」って事なんだろうが、そこまでして金を取りたいかねぇ!?

・雰囲気が全然マリオっぽくないヨ・・・。ま、ナムコ製作だから仕方ないかもしれんけど。特にBGMは目ェ閉じてたら何のゲームか判らん。

・順位によって出現傾向が異なる数々のアイテムによる駆け引きがシリーズの味であったのに、今回はあらかじめ決められたアイテム3種のみしか使えない。下位のカートのスピードを大幅に上げる事でバランスを強引に取っているが、それってなんか違う気がする。

・グランプリの構成が同じコース×4ってのは疑問。景色やコースレイアウトが余り代わり映えせず、やってるうちに飽きてくる。

・左右にハンドルを切った時の慣性が強く、なかなか直進できない。ま、この辺は慣れでなんとかなるけど。

・パックマンの参戦は個人的にはNG。「スマブラ」や「KOF」など始めっからオールスター物として作られてるならともかく、こういった列記としたシリーズ物で他のゲームのキャラが出てくるのは違和感バリバリでイヤなんだけどな。
感想じゃよ
 決してツマランわけでは無いのだが、細かい不満点が多過ぎるせいか素直に楽しめない。この辺は他の「任×ナム」コラボ作品と同様。「フォックスアサルト」、「パックマンVS.」、「マリオスタジアム」・・・。合格点を与えられるのはせいぜい「ドンキーコンガ」くらいじゃないか!?任天堂×ナムコのコラボレーションにはこれまでロクなものが無かった。そして、今回もこれまでの例に漏れず、アワワ・・・な出来ですな。とは言え、30回程度は遊んでるワケで、それなりの魅力はあると思うんだけど。
 あと、同時期に発売されたニンテンドーDSのマリオカートと比較すると余りに金がかかり過ぎて涙が出る。それぞれ違った良さがあるのは確かだが、遊んでて楽しいのは断然DS版。こっちはなんだかなぁ、微妙・・・。

掲載日:06年1月25日


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