マリオ VS.ドンキーコング
メーカー:任天堂
開発:ニンテンドーソフトウェアテクノロジー
機種:ゲームボーイアドバンス
発売年月日:2004年6月10日
価格:4800円
ジャンル:アクション(2D)


かいたひと : アルツ=ティッシュマン社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
57
プレイ時間・・・10時間前後
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
よいのじゃ だめじゃのぅ
・ゲーム自体は丁寧に作られている感触はある。洋ゲーに嫌悪感を抱かない人、バランス面の甘さ(どうしても任天堂社内製より数段落ちる)がそれほど気にならない人なら、ボリュームがあるだけに長く楽しめそうな気はする。。 ・操作感が悪い。一つ一つの動作に変なタメがあるためかモッタリした感じがする。キャラのヌメヌメした動きも相まって操作していて非常にキモチ悪い。

・イベントが一枚画で手抜きくさい。まだ前作(ゲームボーイのドンキーコング)の形式の方がずっとゲーム自体に馴染んでおり良かったのだが。BGMもいかにも海外製といった具合のノリでマリオらしさが全く感じられず(曖昧な言い方でスマソ)。
感想なり
 数々の名作を凡作に作り変えてきた、任天堂一門の数あるソフトハウスの中で(悪い意味で)抜きん出た実力を持つニンテンドーソフトウェアテクノロジー(以下NSTと表記)の作品。今作はゲームボーイで発売された「ドンキーコング」を下地にしているのだが、期待に違わずしっかり前作よりもダメダメな出来に仕上がっており、つくづく頭が下がる。←言うまでもないけど敬服してるんじゃなくて、うなだれてるだけだかんね(苦笑)。
 発売前にも洋ゲーちっくなキャラの動きだけで「ちょっと危ないんじゃないか」と警戒してたんだが、購入後にNST製と知る。出来自体はそんなに悪いわけじゃないんだけど、やればやるほど「あちゃ〜・・・」な部分が出てくる。なんと言うか・・・、流石ですなぁ、やれやれ。

掲載日:05年11月6日


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