マリオストーリー
メーカー:任天堂
開発:インテリジェントシステムズ
機種:ニンテンドウ64
発売年月日:2000年8月11日
価格:6800円
ジャンル:RPG
かいたひと : アルツ=ティッシュマン社長
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
7 | 8 | 7 | 8 | 7 | 7 | 5 | 71 |
イエーイ最高だぜぃ! | ウ〜ンちょっとイマイチ |
・バッチを装備する事でパラメータや戦闘やフィールドでの特技を色々カスタマイズできるのは面白い。 ・基本はターン制のオーソドックスなRPGながら随所にアクション要素を加えた作りは前作同様。「コマンドを決定したら見ているだけ」とはならないので退屈しない。 ・難易度がかなり抑え目なのでRPGが苦手な人でも最後まで遊ぶことができる(であろう)。 |
・キャラがペラペラなのは見た目を無理矢理特目新しく仕立て上げるためのものとしか思えない。紙であることがゲームの内容にほとんど反映されていないので消化不良感も残る。それ以前にマリオでそのグラフィックにする必然性が感じられない。 ・物語の進行、フィールドでの移動速度、仲間の切り替えなど、ゲーム全編に渡ってスローペースで展開するため、かなりイライラする。 ・前作では3人までパーティを組んでの戦闘が繰り広げられたのに今作ではマリオ+オマケ1体という構成で、明らかにスケールダウンした印象。戦闘がダレがちで雑魚戦でも時間がかかり面倒臭い。 ・シナリオが一本道で自由度が低い上にお使いイベントも多いので「やらされている」気分が強い。 |
感想じゃ |
当初は「スーパーマリオRPG-2」として開発されていた作品だが、ジャンルが同じ事以外、内容はまったくの別モノ。海外では「ペーパーマリオ」として発売された通り、グラフィックは紙のようにペラペラ。ただ、その目新しさがゲーム内容に活かされていないせいで全体的に安っぽい出来に落ち着いてしまったようにも感じられた。「つまらない作品」ではないが「心に残る名作」の域にも遠く及ばない。前作のテンポの良さやスケール感を求めると肩透かしを喰うこと間違いなし。 ゲームキューブ「ペーパーマリオRPG」の実験作という印象だろうか。 |
掲載日:05年2月21日