DX人生ゲーム
メーカー：タカラ
機種：プレイステーション
発売年月日：1996年3月22日
価格：5800円
ジャンル：ボードゲーム
かいたひと ： アルツ社長
| 映像 | 音楽 | 快適性 ＆操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
| ５ | ６ | ４ | ７ | ６ | ６ | ６１ |
| いいですのう。 | ついていけんわい。 |
| ・色々な効果を持つカード（ルーレットの出目系・敵妨害系・パラメータ変動系）があったりするのは戦略性が増して◎。 ・自分のパラメータに応じて選べる職種が変わってくるのがいい。ゲームを進めると転職やランクアップ等の機会もあり、カネを貯める以外にも成長要素があって楽しい。 ・億単位で差を付けられても一発逆転の要素があるので最後まで白熱した展開で楽しめる。 ・ハッキリ言えば、ゲームとしての出来は本家のボードゲームの方が圧倒的に上。それでも遊んでいてとりあえず「ツマラン！！」ってくらいバランスは崩壊していない。内容的に大幅に退化していった後のWiiだのDS版よりはちゃんと面白いと思える場面がある。 |
・ロード時間が長い＆多い。さすがに10秒級のロードが何回も入るのはテンポが悪いと言わざるを得ず。その他にも、必要以上にムービーが挿入されて展開が遅くなったり、COMが必要以上に間を取ってコマンドを選択したりするので、全体的に進みが遅い。 ・イベントのバランスが大味かなあ、とは感じた。スロットゲームでガッツリ金を奪われたりするとか、パラメータを他人に分配してスッカラカンになるとか、ちょっとやり過ぎ感あり。 ・ちょっと結婚までのハードルが高めの感あり。美人やイケメンを狙わなきゃなんとかなるが、何が基準でイベントが成功or失敗するか分かり辛い作りなのは×。 ・デフォルトで用意されてるキャラが少なく、いっつも同じ顔合わせでやる羽目になる。パーツの類は沢山用意しててほしかった。これは別に技術的にも難しいことではないので、次回作では実装してほしい（残念ながら、こののちは、回を追うごとに、機種が変わるごとに退化してる印象があるが）。 ・恋人候補は好みなどが決まってるらしい。ってことは経験者優位って事だよなあ。覚えゲー的な要素は余計だと思うのだが。 ・イベントの種類が少なく、一回のプレイの中で何度も同じイベントが起こることがあるのはやや興醒め。 |
| 感想じゃ。 |
| やってみたのは最近。で、思ったこと。最新の機種で出てるモノより圧倒的に面白いじゃん。色々と粗はあるものの、ちゃんとゲームとして成立してる（結局は本家のボードゲーム版の方が楽しいっていう結論は変わらんけど）。Wiiで出た「人生ゲーム」はこの世の終わりってくらいの酷い出来だった記憶がある（おおげさ）。 つまり、プレイステーション時代より現在のスタッフの方がパアって事になりますわな。う〜ん、どうしてそうなるのやら。お願いだから、ボードゲームのまんま、余計な要素を継ぎ足さず、必要な要素を削らず、そのままを移植してみてほしい（アバターのパーツだけはとにかく豊富に！）。それで「Wi-Fi対戦」機能とか付ければ立派な売物になると思うのだが・・・なぁ？ |
掲載日：2010年6月12日
機種別一覧に戻る
レビュートップページに戻る
縮緬遊戯堂トップページに戻る