アルトネリコ
世界の終わりで詩い続ける少女

メーカー:バンプレスト
開発:ガスト
機種:プレイステーション2
発売年月日:2006年1月27日
価格:7140円
ジャンル:RPG


writen by ペペロンチ〜ノたこまる

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
10 75
※映像〜シナリオは10点満点、総合は100点満点
GOO! BOO!
・音楽が抜群によく、歌もそこそこ種類があってよい。できればドルビーを使って聴いてみたい。

・独自の戦闘システムが採用されているのでちょっとした新鮮さを感じる。

・ダイブシステムという新しい試みと調合というアトリエシリーズのガストらしさがあるシステム周りはなかなか。

・深層心理までもシナリオの一部として使われていて面白かった。
・音楽は良いのだが映像が旧式。映像美にこだわれとは言わないがもう少しレベルをあげてもよいのでは?と感じる。

・細かくロードが発生し、PS2がガリガリうるさい。アイテム数が多くアイテム紹介画像をロードするための時間があり操作が重い。

・音楽特にOPがアトリエ作品と印象がかぶる。歌手も一緒なら歌の方向性も同じなのでなんだかなぁと感じる。

・バンプレストの影が見えない。

・戦闘パートが長い。システム上しょうがないことだろうが、中盤以降は単調になる。

・MAP移動が遅い。斜め移動はそこそこ早いのだが上下左右という直線移動は遅い。

・敵のバリエーションが悪い。色と名前が違う同じタイプが多数存在。手抜きを感じる。

・攻撃が当たらない敵が多すぎる。一部の仲間(前衛5人中1人)以外は後衛の魔法を使わないとダメージを与えられない敵が頻繁に登場する。攻撃アイテムを使うという救済策はあるもののやはり面倒。せめて属性攻撃分だけはダメージを与えられるようにして欲しかった。

・エンディングがしょっぱい。序盤〜中盤〜終盤となかなか良いシナリオで流れてきていたのでエンディングは期待していたがとても残念な終わり方。納得がいかない。

・魔法は5種類ほどで事足りる。1人に20種類以上ある魔法だが、一人につき5種類程度で事足りてしまう。もう少しバランス調整が必要だったのではと感じる。

・シュレリアというキャラの声優が下手。戦闘中の無機質な感じはとてもGOODなのだが、一旦普通の人間として会話をすると物凄く棒読みというか変。特にダイブ中の会話シーンはかなりへたくそ。「はあ(怒)。お前本気でやってんのか!」と言いたくなる。

・トレカ集まらない。なんだ1セット五万って。特定のアイテムを大量に調合して売らないと金が溜めにくい作品なんだから考慮しろよ。
感想
 バンプレストと一緒に作った意味はあるのかとかロードが長いとか戦闘が飽きるとか金策が面倒とかロードの回数が多いとかエンディングがしょぼいとか文句たらたらだったが、そこそこ楽しめた。シナリオは良作で音楽もアトリエくささがあるOPは別として全体的にはいい音楽ばかりでなかなか!流石に定価で買うのはお勧めできないが、中古や3000円切ったらとかなら楽しめるのではないかな?

掲載日:06年3月11日



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