アウトモデリスタ
メーカー:カプコン
機種:プレイステーション2
発売年月日:2002年8月22日
価格:6800円(モデム同梱版は9800円)
ジャンル:レース


かいたひと : アルツ=ティッシュマン社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
69
プレイ時間・・・10時間
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
カーッ、ここは良かったッ! あちゃぁ・・・こりゃじゃーイカンぞ!
・実車系のレースゲームでコミック調のグラフィックというのがかなり斬新。

・最初のうちから色々な車を使うことができ、チューニングやペイントする事で自分だけの1台を作れるのが面白い。チューニングは車の知識に乏しいワシのような人間で安心のセミオートのモードも用意されてるのがありがたい。

・車好きにには不評のようだが、難度は比較的抑え目でありがたい。ゲーム風にアレンジされた操作感も個人的には悪くないと感じた。
・COMマシンはストレートでのスピードが非常に遅いのでハイウェイやサーキットでは簡単に抜けてしまう。反対に峠コースはガンガン攻めてきて手ごわ過ぎる。ちょっと難易度のバランスが悪いように思える。

・ボリュームが無い。まずとにかくコース数が少なく物足りない。ガレージライフの「レース」では先のエリアに進んでもコースが同じなのが残念。周回数ももっとあっても良かったような。

・メニューのデザインが洗練されておらず直感的な操作ができない。モードを選択するたびにかなり長いロード時間(最長で8〜9秒)が発生するのが鬱陶しく、テンポが損なわれている。

・今時、通信で電話線オンリーってのもどうかと思うよ。ちょっとやりこむと電話代で何千円もかかっちゃうもの。ま、ワシはそこまでして対戦したいと思わんからネットワーク対戦は未経験。

・思ったよりも演出が地味。もうちょっと漫画っぽいアレンジがあっても良かったと思うな。
感想じゃ
 ワシは別に車が好きというわけでもないし、このゲームに注目もしていなかった。にもかかわらず何故買ったのかというと・・・、いやぁ、ゲームショップで投売りされてたのを買ったんだよ。免許は持ってるとは言え、改造やらドリフトやらへの知識や興味はゼロ。そんなワシがやってけるやら・・・、と思いきや、意外と先に進める。低めの難易度やゲーム風にアレンジされた操作感のおかげかも。ただ、ボリュームの無さが痛い。これを定価で買うのはちょっと辛い。
 クルマ初心者のワシがある程度楽しめた反面、クルマ好きには挙動やら難易度やら操作感覚の面でかなり不満が出でいるようで。このゲームは色んな層を同時に狙い過ぎて失敗したね、きっと。

掲載日:05年1月21日


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