いくぜ!温泉卓球
メーカー:彩京
機種:プレイステーション2
発売年月日:2000年12月21日
価格:5800円
ジャンル:スポーツ(卓球)


かいたひと : アルツ=ティッシュマン社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
50
プレイ時間・・・4〜5時間
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
サイコー だめやん
・スピード感は思ったよりもある。使うボタンが少ないで操作を覚えやすい。 ・卓球というと何故かお手軽・単純というイメージを持たれがちだが、この作品もそんなイメージに則って作られている。ラリーを続けていくとラリーの速さが上がっていくというシステムは意味不明。初心者向けの仕様かとも思えたが、COMは弱くてもそこそこラリーを続けないと点は取れないし。

・システムの作り自体が曖昧で、ミスをしてもその原因が判り辛い作りなのでモチベーションが維持できない。慣れたら慣れたで簡単にクリアでき、またやりたいとも思えず。ウ〜〜〜ン、微妙。

・福原愛ちゃんがゲストキャラとして登場するが、世界観が漫画チックな上に、彼女一人だけ実写タッチなので明らかに浮いている。得点を取ったときの「ターッッ!!」も再現されてない。つーか、声本人じゃねーし。

・女将「お客様が一人足りないですぅ、あ、いましたぁ」 客「勝負で勝ったら戻ってやるよ」 女将「では、卓球で勝負ですぅ」。・・・・・イベントは大体こんな流れ。シナリオは読み込む度に8秒ほど待たされるが、それに見合う内容とは到底思えない。適当過ぎて呆れる。こんなモンいらんわー!
感想じゃ
 野球では「実況パワフルプロ野球」や「ファミスタ」。サッカーは「ウイニングイレブン」や「サカつく」。ゴルフでは「みんなのGOLF」や「マリオゴルフ」。メジャーなスポーツのゲームはリアルかそうでないかに関わらず、一流と呼べるようなシリーズが存在する。しかし、卓球はファミコン時代から作品が出ているにも関わらずイロモノ扱いしかされず、これといったシリーズは存在しないのが悲しい。こいつばかりは卓球に理解のあるゲームクリエイターの登場、そして卓球人気そのものが上がるのを期待するしかないのか。
 まだまだ卓球ゲーの苦難の時代は続きそうですなぁ。

掲載日:06年4月10日


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