実況パワフルプロ野球10
超決定版 2003メモリアル
メーカー:コナミ
開発:パワプロプロダクション
機種:プレイステーション2
発売年月日:2003年12月18日
価格:6980円
ジャンル:スポーツ(野球)
かいたひと : アルツ=ティッシュマン社長
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | 総合評価 |
8 | 9 | 6 | 7 | 6 | 8 | 79 |
サイコー | だめやん |
・他の野球ゲームと比較してゲームモードが非常に多く、内容も高レベル。色々な楽しみ方が可能で長く楽しめるのがパワプロの魅力。操作性は使うボタンが多いのでアクションが苦手な人間には辛いが、打った時の爽快感が実に良い。対戦は経験がモノを言うが、守備の自動操作や打つ際のロックオン機能などでかなりハンディを付ける事ができ、思ったより一方的な展開にならない。対戦ゲームとしてのバランスもOKだね。 ・さらにモーションがリアルになり分類も細かくなった。「おー、この選手似てる似てる!」と思える箇所が格段に増えた。 ・タイトルに実況を冠しているだけに、実況のバリエーションの豊かさも他とは一線を画す内容となっている。カートリッジだったニンテンドウ64の頃と比べると、このあたりはすっごぃ進化したなぁ、と痛感する。 |
・全体的にかなりの技量を求められ、「下手なりに楽しむ」といったスタイルがほとんど通用しないのが辛い。サクセスは時間がかかる割に難易度が高め。終盤で理不尽なイベントでゲームオーバーになったり(下手なだけか?)。遊んでるうちに「これまでの時間が・・・」と感じてしまうし、ワシのような新参者はなかなかクリアさえ出来ない。これだけユーザーの時間をガッポリ持ってくんだから、せめてクリアのハードルくらい下げてくれても良かったんじゃないのかな?試合で勝たなければ能力値が殆ど上がらないようにするなど、別な制限の設け方はいくらでもありそうな気はするのだがね・・・。 ・ロードの回数が多く、そして長い。試合のたびに平気で10秒以上待たせるってどーよ!?この辺はニンテンドウ64時代と比較にならんほど退化したな、と思う。技術屋たるもの、「ディスクだから、PS2だから仕方ない」で済ませないで欲しい。 ・オープニングのムービーと歌は個人的には余計だと思った。野球ゲームたるものアニメ路線に走らんでもっと硬派でよろしい!(・・・偏見かしら?) |
感想じゃ |
※最初にひとこと。ワシとしては10時間以上やり込んだパワプロはニンテンドウ64の「4」以来、数年ぶり。野球ゲームも苦手なので、初心者・ヘタクソの感想と受け止めて頂ければ幸いです。 ニンテンドウ64時代と比べると(ほぼ)あらゆる点で大幅にパワーアップしているなぁと痛感する。しかし、その一方で難易度が上昇し、覚えるべき事柄もかなり多い。1プレイあたりにかかる時間も長くなっており初心者に対する敷居もどんどん上がっているのは正直頂けない(最新作「12」ではサクセスの時間が短縮されてるみたいだけどね)。 下手でも弱めのCOM戦ならそこそこ勝てるし、雰囲気は味わえるため楽しい事は楽しい。しかし、もうちょっとシリーズの常連さん以外への気配りがあってもいいのになぁ、と感じちゃいますな。その辺がかなり惜しまれます。 |
掲載日:06年3月26日
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