ガラクタ名作劇場
ラクガキ王国
メーカー:タイトー
機種:プレイステーション2
発売年月日:2002年3月20日
価格:6800円
ジャンル:RPG
かいたひと : アルツ=ティッシュマン社長
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
9 | 7 | 3 | 9 | 5 | 7 | 5 | 62 |
良し | 悪し |
・適当に描いた絵がそれらしく動く!これにはかなり感動する。上手く描くのは難しいが下手は下手なりでシュールな味が出る絶妙な動きをしとります。いやぁ、ありそうでなかったアイディアをカタチにまとめたスタッフは偉いね、これは。 ・まったくの新作ながら柔らかい映像や透明感のあるBGMはなかなか気合のこもった完成度。温もりのある世界が広がっておりますなぁ。 |
・読み込みの時間が半端ではない。おそらく15〜20秒程度だとは思うが、これが頻繁に発生するのだから、もうイライラどころではない。プレイステーション2の時代にもなってここまでロードでストレスがたまるとは・・・。限度ってものがありますわな〜。こりゃ完全にテンポが崩壊してます。 ・戦闘がジャンケンみたいなもので戦略もヘッタクレもあったものではない。シンプルでわかりやすくともつまらないのでは意味が無いでしょ。 |
感想 |
「ラクガキ」のパートは実に良い味を出しており、アイディア自体は非常に光る物を感じるのだが、ゲームとして完成度が高いかというとまた別の話。戦闘の単調さと異常なロードの長さが長所を完全に打ち消しております。かなり惜しい作品ですなぁ。とは言え、「ラクガキ」の部分だけでも体験する価値はあるかもしんない。コワイ物知らずの度胸のある人は試してみるのも一興かと思いますぞ。 |
掲載日:05年2月7日