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《G-ZERO(バーチャルボーイ・発売中止)情報》
【マシン紹介】


 マシンはスーパーファミコン版同様に性能の異なる4台がエントリーされている。

☆FALCON☆
 ファルコンは、初代F-ZEROのブルーファルコン同様のバランスの取れた機体。形状もブルーファルコンのそれを連想させる物となっている。スーパーファミコン版のブルーファルコンよりは直線的なデザインで、スターフォックスの戦闘機アーウィンに近い形状と言えるかもしれない。

 性能面では、他の作品のブルーファルコンと同様に、オールラウンド型のチューニングとなっている。加速性能は平均的で、低速域での伸びは良い。4台中2番めの最高速度852km/hを誇る。旋回速度やグリップ能力も高い水準でバランスが取れている。

 主役機らしく、初心者から上級者まで使い手を選ばない性能と言える。


☆STINGRAY☆
 F-ZEROのファイアスティングレイに似たずんぐりとした形状のマシン。

 初代F-ZEROで最強マシンと言えばファイアスティングレイだが、あまりに強過ぎたためか、その煽りで多方面で弱体化。特に、初代F-ZEROではダントツだった自慢の最高速は本作の最高速2番手のファルコンからすらも大きく離された837km/hに留まっている。

 G-ZEROでのスティングレイの最大の強みはコーナリング性能。重さのためかターンの旋回速度はそこそこだが、挙動が安定しており使い易く道幅の狭いコースで特に強みを発揮できる。

 ただし最下位のグースよりは多少マシだが、加速がかなり鈍いため扱い易さに反してミスのない走りが求められる。


☆GOOSE☆
 スーパーファミコン版で最速のスティングレイから最速の座を奪い取ったのは、SFC版では『固いだけ』だったグース。名前はワイルドグースを連想させるが、デザインはかなり異なり、中央の角ばった筒状のコクピット+側面に上下に広がったウイングを備えた形状となっている。

 加速性能は最低で、最高速に到達するのは4台中3位につけるスティングレイより更に倍ほどの時間がかかってしまう。コーナーでの旋回性能も今ひとつで、パイロットにはあらかじめコースを覚えておき、早め早めにコーナーに突入する事が求められる。

 その分、最高速は高く、全マシン中で最高の862km/hとダントツの値を誇り、この長所は他の諸々の短所を補って余る物である。


☆ORIGAMMY☆
 他の3台は程度の差はあれスーパーファミコン版を連想させる名称になっているのに、残りの一台ゴールデンフォックスだけ見事にリストラ(ヒドイ…)。スーパーファミコンのポリゴンシューティング『スターフォックス』との混同を避けたかったのだろうか?名称『オリガミー(※折り紙)』はいかにも任天堂くさいダジャレ全開のネーミングで形状もまんま紙飛行機である。

 ただしスペック面ではゴールデンフォックスを連想させる加速特化型のマシンとなっており、スタートからたった数秒で最高速まで到達する圧倒的な加速性能を持つ。

 最高速は4台中最低の835km/hではあるが、旋回速度が最も速くキビキビと曲がる事ができるのも強み。ただし路面との摩擦力を極力低減している弊害なのか滑りやすく安定感が無い。操縦に高い技量を求められるピーキーな個性は、紛れもなくゴールデンフォックスのそれを思わせる。




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