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ファイアーエムブレム外伝 攻略
《育成:クラス別ユニット育て方》


 アルム セリカ
 ナイト系 ソルジャー系 傭兵系 アーチャー系 魔道士系(男)
 魔道士系(女) シスター系 ペガサスナイト系


・アルム

クラス HP 速さ 守備 魔防 移動 使用武器 クラスチェンジ
戦士 - - - - - - - 5 →勇者(イベント・4章)
勇者 36 16 14 14 10 10 4 5 剣・弓  

:専用武器が強い。
:成長率が高いので、レベルアップに伴うパラメータの伸びが良い。
:クラスチェンジ後は弓も使えるため、遠近両方に対応可能。
:魔防が低く魔法系の敵に狙われやすい。

 クラスチェンジ後は弓も装備可能になり、攻撃のバリエーションが多彩になる。また、王家の剣やファルシオンなど専用の武器が非常に強く、戦闘で頼りになる。
 イベントで強制的にクラスチェンジするので、それまでにレベルを20まで上げておきたい。どれかのパラメータを意識して集中的に上げる必要はないが、なるべく沢山上がる組み合わせのものを狙おう。レベルアップ回数自体は少なめなので、無音に近いレベルアップを重ねた場合はガッカリな仕上がりになってしまう事も。


・セリカ

クラス HP 速さ 守備 魔防 移動 使用武器 クラスチェンジ
神官 36 5 1 1 0 1 0 4 剣・魔法 →プリンセス(イベント・3章・セリカのみ)
プリンセス 36 5 1 1 0 1 0 4 剣・魔法  

:最初から剣・魔法の両方を使える。
:覚える魔法が強い。
:クラスチェンジで能力が一切強化されない。
:移動力が低い。

 セリカ自身の成長率は悪くは無いのだが、クラスチェンジにあたって全く底上げが期待できないのがつらい。序盤にエンジェルを覚えるLV5まで上げた後は一旦意識的なレベル上げはストップし、カチュアの持つ『天使の指輪』入手まで待った方がいい。クラスチェンジはイベントで強制なので、それまでにLV20まで育てておきたい。3章に入ったら意識的にレベル上げを。
 レベルアップの際はなるべく天使の指輪を持ち、多数のパラメータが上がるまで粘ってみよう。頑張って育てても若干他のユニットより見劣りする仕上がりになることが多いので、足りない能力を補うために泉を活用したい。


・ナイト系

クラス HP 速さ 守備 魔防 移動 使用武器 クラスチェンジ
ナイト 24 9 3 5 0 5 2 7 →パラディン(LV7)
パラディン 28 12 5 8 0 8 5 8 →ゴールドナイト(LV10)
ゴールドナイト 40 18 7 12 0 13 6 9  

:早い時期から遠距離の移動が容易く、遊撃に向く。
:各能力のバランスが良く、極端に苦手にするタイプの敵が無い。
:種類が豊富な槍を装備できる。
:魔防が低いので、多数の魔法系の敵を相手にするには不向き。

 大きな底上げが狙えるのはゴールドナイトにクラスチェンジ時のHPと力くらい。従って、底上げが望めない技・速さ・運・守備を重点的に上げた方が最終的なパラメータは高くなる。
 ジークとマイセンは加入が遅いのであまり育てる気に慣れないかも…。マイセンは成長率が壊滅状態なので時間をかけるだけ無駄だが、ジークは流して多少経験値を与えておくと楽にはなる。


・ソルジャー系

クラス HP 速さ 守備 魔防 移動 使用武器 クラスチェンジ
ソルジャー 26 10 1 3 0 5 0 4 →アーマー(LV7)
アーマー 34 16 2 2 0 12 1 4 →バロン(LV10)
バロン 40 22 6 4 0 18 7 4  

:HPと守備の基本値が高いため、物理系の盾に最適。序盤〜中盤は強い。
:種類が豊富な槍を装備できる。
:技と速さが低めなので敵に攻撃を当て辛く、敵から2回攻撃されやすい。
×:魔防や移動など、レベルアップで伸ばせないパラメータに限って低いので、どうにも弱点をカバーし辛い。沼や森などでは殆ど動けず特に地形の変化に弱い。

 クラスチェンジの度に大きくHP・力・守備が向上する。反対に技と速さの底上げは望めないので、レベルアップの際はなるべく技・速さ・運に比重を置いた方が将来的には強くなる。
 ルカ・バルボは技と速さの伸びが意外と高いので、そちらを優先して伸ばす。フォルスは力の成長率が非常に高いので、クラスチェンジの底上げに頼らずに敢えてぐんぐん伸ばすのもアリ。

 能力的には魔防や移動など使い勝手に大きく響く項目に限って最悪レベルなので、最初からこのカテゴリに属す3名は兎も角、将来性のある村人をわざわざこのクラスに就けるのはカネをドブに捨てるようなもので、かなり勿体ない。


・傭兵系

クラス HP 速さ 守備 魔防 移動 使用武器 クラスチェンジ
傭兵 24 8 8 10 0 4 1 4 →剣士(LV7)
剣士 30 11 11 14 0 7 6 5 →魔戦士(LV10)
魔戦士 36 15 16 18 0 11 15 7 →村人(LV10)

:魔防が非常に高いので対魔法系ユニット戦・魔法系相手の壁役に向く。
:無限にレベルアップ可能なので気力さえあれば簡単に最強ユニットを作れる。
:技・速さの伸びはダントツで、攻撃の信頼性が高い。
:地の移動力もそこそこある上に、山・森・沼地など、足場が悪い地形でもしっかり移動可能。
:クラスチェンジで力はそれほど伸びないので、力が低いままだと攻撃役として物足りなくなる。
:雷の剣以外では間接攻撃できない。

 歩兵ながら移動も速く、欠点らしい欠点が無いオールラウンダー。魔戦士まで育てれば、技・速さが抜群に高い、他では一切強化されない魔防に15も補強が入る、沼とか山でも平気で動けるなど、反則級の強さを堪能できる。これほど高性能なのに、これと言って欠点まで無いという、本作随一の強クラス。

 魔戦士から村人に戻ることができるため、その気になれば無限にレベルアップ可能。よって特にどれかのパラメータを苦労して上げる必要も無し。ループして育てるつもりが無い場合は大きく底上げが望める技と速さ以外を狙っていくと効率が良い。

 村人は複数のクラスチェンジ先からどれかを選べるのだが、迷った際は汎用性の高いこの傭兵系を選んでおけば問題ない。魔戦士を経由した上で改めてアーチャー系や魔道士系に変更することで更に強力なユニットも育成できる。


・アーチャー系

クラス HP 速さ 守備 魔防 移動 使用武器 クラスチェンジ
アーチャー 24 9 1 2 0 3 0 4 →スナイパー(LV7)
スナイパー 30 12 6 6 0 6 2 5 →ボウナイト(LV10)
ボウナイト 40 16 8 8 0 10 6 8  

:遠距離から敵に攻撃できるため、安全に攻撃を仕掛けられるのが最大の長所。ボウナイトにクラスチェンジすると、更に射程は伸びる。
:平地では移動力は低くないが、森や山など地形によって移動を妨げられやすい。
×:弓の命中率が低い上にクラス自体もそれほど高いパラメータを持たないので、意識して技を上げていかないと空振りばかりになる。特に山や回復床や砦に陣取った敵には攻撃が当たらない。

 クラスの基本値はいずれも低いため、クラスチェンジしても移動力が上がっておしまい、と言うことも少なくないだろう。最初からアーチャー系であるレオ、パイソンの2人はいずれとも成長率はそれほど良くないため、流して育てると遠距離から攻撃できるだけのユニットに終わってしまう。弓の命中率は低めであるから、せめて攻撃が当たりやすくなるように、技を重点的に育てていきたいところ。隣接攻撃するような運用には向かないのでHPはクラスチェンジ時のボーナスに頼り、レベルアップ時はその他のパラメータの育成に重点を置こう。
 繰り返しになるが、遠距離から攻撃できても当たらないと意味が無い。技を重点的に伸ばしたい。


・魔道士系(男)

クラス HP 速さ 守備 魔防 移動 使用武器 クラスチェンジ
魔道士(男) 28 8 3 4 0 5 8 4 魔法 →賢者(LV12)
賢者 32 12 8 7 0 6 9 4 魔法  

:離れた位置から敵に攻撃が可能なため、使い易い。
:女性の魔法系ユニットより耐久性が高い。
:クラスチェンジ可能回数が少ない上にクラスチェンジでの底上げも期待できないため、パラメータは低めになりがち。
:女性の魔法系ユニットと比べると、魔物に効果の高いエンジェルを使える者が殆どいないのが見劣りする。
:移動力が低い。

 村人を魔道士に変更しなければ、終盤までは該当するのはリュートとボーイのみ。後半にノーマ様が加わる。
 魔道士自体が万能なユニットであるためか、いずれもパラメータの成長率は控えめ。加えてクラスチェンジでの底上げさえもあまり期待できないのが辛い。数少ないレベルアップの際はなるべく多くのパラメータを上げるようにしたい。
 リュートで成長しやすいのは運、ボーイで伸びやすいのは守備なのだが、重点を置きたいのは攻撃において必要になる力と速さ。ボーイの場合はカチュアが加入して『天使の指輪』を入手するまで本格的な育成は避けておこう。ただ、本当に速さなんかは両者とも伸びないので、上級職へなるまでは捨てちゃって、その分を力と運あたりにつぎ込んでもいいかもしれない…。


・魔道士系(女)

クラス HP 速さ 守備 魔防 移動 使用武器 クラスチェンジ
魔道士(女) - - - - - - - 4 魔法 →神官(LV20)
神官 36 5 1 1 0 1 0 4 剣・魔法 →プリンセス(イベント・3章・セリカのみ)

:離れた位置から敵に攻撃が可能なため、使い易い。
:魔物に効果的なエンジェルを覚えるため、魔物戦にはかかせない存在。
:神官は剣で攻撃もできるので、HPを節約して戦いたい時、使い分けることが可能。剣装備で戦えば反撃でも剣を使うので無駄にHPを消費しない。
:MAXのLV20まで育てきらないと神官にクラスチェンジできないため、レベル上げが面倒。
:HP以外はクラスチェンジで底上げが期待できないのが辛い。
:男性魔道士より更に脆いため、運用には注意が必要。
:移動力が低い。

 該当するのはデューテ、メイ、ソニアの3名。三者三様の能力を持つが、いずれもが打たれ弱いと言う点だけは変わらない。
 神官へのクラスチェンジで大きくHPが伸びるので、クラスチェンジまではHP以外に重点を置きたい(元からHPが低いので、レベル上げの過程で辛いと感じる場合はそこまでこだわらなくてもいいカモ…)。一転、クラスチェンジ後は魔法を撃つための燃料であるHPをできるだけ上げていくようにして耐久力を高めよう。戦闘において重要な力・技・速さを優先的に。
 デューテはクラスチェンジ前はいっそのことHPは完全に捨てて他に注力しても良い。メイの速さを重点的に上げるとかなり使い易さが向上する。ソニアは魔道士の中では屈指の実力者。パラメータの上がり方にムラが無いので、お好みの方向で育ててみよう。プレイヤー毎に個性が出やすい面白いユニットなのではないかと思う。


・シスター系

クラス HP 速さ 守備 魔防 移動 使用武器 クラスチェンジ
シスター - - - - - - - 4 魔法 →聖女(LV12)
聖女 30 10 1 2 0 8 3 5 魔法  

:多彩な補助魔法を扱う唯一の存在。戦闘にはかかせない。
:聖女にクラスチェンジ後は魔物に効果のあるエンジェルを使い戦闘に参加できる。
:非常に打たれ弱いため、集中攻撃されると脆い。
×:クラスチェンジ前は殆ど攻撃に参加できない。クラスチェンジ後は攻撃もこなせるが、勝手にHP消費の多いエンジェルで反撃してしまうためダメージが蓄積しやすく、やはり前線に出すには向かない。

 貴重な回復役として、戦闘の後方支援にかかせないクラス。該当するのはシルク、ジェニーが各軍に。終盤、アルム軍にティータが加入。成長率の良し悪しにかかわらず、使わないと言う選択肢は無いに等しい。
 か弱いイメージ通りHPと守備に難があるため、攻撃を数回受けるとすぐにロストしてしまう。ただし、クラスチェンジでかなりHP・守備の底上げが望めるので、余裕があるならばその分を底上げできない力・技・速さ・運に回しておきたい。クラスチェンジ後はそれほどレベルアップで神経をとがらせる心配は要らないと思うが、できればHP・守備を上げてロストの危険性を下げる方向で育ててみたい。


・ペガサスナイト系

クラス HP 速さ 守備 魔防 移動 使用武器 クラスチェンジ
ペガサスナイト - - - - - - - 7 →ファルコンナイト(LV12)
ファルコンナイト 40 15 1 5 0 12 12 8  

:味方では地形に影響されず移動できる唯一のクラス。使い勝手が良い。
:魔物に対して特効・耐性を持つため魔物戦の攻撃・防御の要となる存在。
:弓系アイテムを持つ敵から大ダメージを受ける恐れがある。
:物理攻撃系クラスの中ではレベルアップ回数が少ない。
×:地形効果が得られない(森や山などに待機しても回避率に加算されない)。

 アルム軍ではクレア、セリカ軍ではお馴染み三姉妹が登場。
 クラスチェンジによってHP・守備は大きく伸びるので、下級職の間は力・技・速さ・運を重点的に伸ばしていく。クラスチェンジ後はHP・守備も含めて多くのパラメータが伸びる組み合わせを探し、出来るだけパラメータを伸ばしていきたい。

 クレアは下級職の間は成長率に沿って力・技・速さ・運を順調に伸ばし、上級職では意図的にHP・守備の上積みを狙う。パオラは下級職の間が勝負。伸びの悪い技・速さ・運を頑張って伸ばしていきたい。上級職では持ち前の力・守備の伸びを天使の指輪で補ってやると上限値も狙える。パワー型のファルコンナイトにしてみると良い。
 カチュアとエストに関しては言い方は乱暴になるが、成長率が非常に良いので天使の指輪さえ持っていれば細かいことは考えなくても勝手に強くなっていく。あえて狙うならばクラスチェンジ前は底上げされない技・速さ・運を、クラスチェンジ後は底上げされたパラメータを重点的に上げていくと効率良し。


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