縮緬遊戯堂　＞　任天堂ソフト一覧　＞　発売年別一覧（2016年）

本数…全29本
ニンテンドー3DS…18本
Wii U…9本
And/iOS…2本

2015年のE3の時点で息切れ感がひしひしと伝わるラインナップで、とりあえず現行機で長く戦うという意志は無い事は明白ではあったが
3DS・WiiU共に改めて息切れ感の漂う年末商戦となった。

2015年の後半以降にかけての3DSは大幅に前年割れ。販売数等も下方修正を余儀なくされた。
ポケモン新作などの大作も発売される事もあり、ピークは過ぎつつももう暫くは楽しませてくれそうだ。
ただ、盛り上がりが単発になりつつあり、前年からの失速度合いは激しい。

WiiUは新作らしい新作が一切無いにもかかわらずスプラトゥーン一本（+一時的にマリオメーカーも含む）で
ハード発売後、初めて自力で盛り上がりを見せ、週販10万台を記録。任天堂側の想定以上のヒットとなった。
ただ、後の出荷分を前倒しで出しきった結果、極度の品薄状態となり、店頭からWiiU本体が完全に消える状態が3ヶ月以上続き
今度はソフトでなくハードの供給の駄目っぷりで自ら勢いを潰す事態となってしまった。

任天堂から品薄に関するアナウンスは一切出ずじまいだったが、翌年度以降の出荷台数計画が全世界で80万台止まりとなっており、
既に任天堂社内の開発体制はWiiUからNXへ移行済である事が伺える。
ゼルダはNXでも正式に発売が決まり、ハード供給が収束し新作も殆ど供給されないWiiUは
ゲームキューブ未満（＝任天堂据置機として歴代最低出荷台数）に留まる事が確定した。

3月中旬にはポケモン側を除くと初の自社ブランドのスマホアプリ『Miitomo』をリリース。
1ヶ月で300万DLを記録するなど、順調なスタートを切ったものの内容の薄さからユーザ離れは早く、1月後にはブームも沈静化。

一方、7月配信開始の『ポケモンGO』は全世界で記録的なブームを記録。
外注作品ゆえに任天堂の利益への寄与は限定的と思われるが、
ポケモン本編や派生作への波及効果も相当見込まれるため、今後の展開が見逃せない。


★：売上100万以上　◎：売上50万以上　◆：売上30万以上
タイトルをクリックすると任天堂ホームページの
作品紹介を読む事ができます。

2015年　＜　　2016年　　＞　2017年

縮緬遊戯堂　＞　任天堂ソフト一覧　＞　発売年別一覧（2016年）