Cubic Ninja
キュービックニンジャ

メーカー:AQインタラクティブ
機種:ニンテンドー3DS
発売年月日:2011年4月7日
価格:3990円
ジャンル:アクション


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
51
プレイ時間・・・5〜6時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
良ひね。 ちょっとなァ。
・白黒基調にまとめられたグラフィックのセンス自体は結構イイ線いってるかと。無機質さも良い意味でオシャレ。

・本体傾け型のゲームデザインと3D立体視の相性が悪いことを考慮してバッサリ3Dを切り捨てた度胸には感服(なお、モーション操作をOFFにしてスティック操作時は3Dにもできる)。なんでもかんでも立体視にしなきゃイカンってワケでもないし、合わんものは切り捨てる姿勢には共感できる。
・ロードがちょくちょく発生してテンポ良く進まないのがちょっとストレスに感じる。最初のうちは初見でもクリアできるくらい緩いステージが多いのでそれほど気にならないのだが、ちょっと進んで行くとトライ&エラーが前提の難易度になるのだが、リトライの際にも例外なく待ち時間が入るのが非常に不満。1回あたりのロード時間はそんなに長くないのだが、始まる→すぐミスる→またロード・・・の繰り返しになりがちでストレスが溜まる。

・挙動自体がかなりトロくさくて少々イラつく。また、カメラが寄っているせいかあんまり先の障害物が表示されないため、スピードに乗る→トゲを見つける→止まりきれずに衝突死、ってのが多発する。こう言った初見殺しのトラップが多過ぎるのもデザインとしていかがなものか。もうちょい遠景まで表示されてれば良かったのだが。
感想ですけん。
 まあ感覚としては昔ゲームボーイでモーションセンサーを搭載して出てた『コロコロカービィ』に近いかな、と。ただ、操作しててもあんまり面白いとは感じず、良くも悪くもアッサリしている。挙動の心地よさ・テンポの良さ・ステージ構成や難易度のバランスなど、どこを比べてもカービィの方が良く出来てたように感じてしまう(この手のハード機能と絡めてゲームを作るのが得意な任天堂と比べるのも酷かもしれんが)。
 値段もパッと見は他の3DSのソフトより一回り安いけれども、内容もそれ相応にシンプルなんでもう1000円くらい安くてもよかった気はする。

掲載日:2011年7月4日
更新日:2011年7月11日


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