疾走すりぬけアナトウス
メーカー:任天堂
開発:キーズファクトリー
機種:ニンテンドー3DS
発売年月日:2011年10月21日
価格:800円
ジャンル:パズル(アクション)


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
57
プレイ時間・・・4〜5時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
めっちゃ良い左衛門 ちょいと駄目右衛門
・高速で移動するブロックを回転させてうまく穴にはめていく。基本はWiiで出た前作と一緒だが、立体視との相性が良く、スピード感・スリルはかなりのもの。

・破壊神ブッコ・ワースとか、ベタベタな洒落全開のなんとも言えんテイストはスキ。

・ダウンロードソフトにしてはボリュームは頑張ってる部類か。何種類か異なるルールのゲームもあるんで、自分に合ってる部分だけやり込んでる分でも楽しい。
・バランスが大味な気がするんだね。リスクとリターンのバランスが釣り合ってない。苦労して穴の大きさにピッタリの形にしてはめ込んでも別に得点が劇的に上がるわけでも無し、ならばと、最初になるべくブロックの形を小さくして、あとは穴の形に合わせてトリックを決めていくだけになりがち。難易度上昇のカーブが物凄く急なので、ある地点で引っ掛かると最早先に進める気さえせず。個人的にはね、形合わせステージが大の苦手なんで、ラスボスがいつまで経っても倒せない・・・。もうちょい救済措置が欲しかった。

・操作系統がWii版と結構違うんでとっさの場面で混乱する。あと、ブロックが右回しにしかできんのが不自由に感じた。

・オンラインで得点を競うランキングがバッサリ削除されてしまったのは不満が残る。

・個人的には前作の無機質な感じの方が好きだったな。そんでもって、ブロックのプルプル感が良かったのに。この辺は好みの問題か。
感想ですけん。
 立体視との相性は思った以上に良く迫力があるのだが、ゲームの根幹のシステムやバランスにおける部分での不満点が多い。それなりにカネかけて作られてる雰囲気はあるが、Wii版から変わらない突き放した難易度は損してる部分かと。もうちょっとバランスをまろやかにしたり、導入部分を充実させたり、改善した方が良さそうなトコがチラホラ見受けられるあたりが残念。

掲載日:2011年11月7日


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