マリオカート アーケードグランプリDX
メーカー:バンダイナムコゲームス
監修:任天堂
機種:アーケード
稼働開始時期:2013年7月
ジャンル:レース


執筆:アルツ社長 (暫定評価)

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
62
プレイ回数…7〜8回程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
ヒィーーーヤッフゥ、ハハー!!
(注:いいですやね
マンマミーア。
(注:なんてこった
-シリーズ過去作と同様の点-
・ハンドルで実際に操作する臨場感はやっぱアーケードの筐体ならではですな。お邪魔アイテムでハンドルがガクガクになるものだとか、タイヤが四角になって振動が伝わってくる仕組みだとか、業務用ならではのギミックが豊富なのは差別化と言う点で評価できる。

・別売りのカードにゲームの進行経過を保存できるため、ある程度の物量もありやり込みに対応しているのは◎。

-新たに感じた点-
・前作からだいぶ間が空いた事もあるが、順当にグラフィック等の演出面は強化されており、見栄えが良くなった。

・ちょっと記憶が古いので曖昧なんだが、過去作よりカートが滑りにくく安定して走りやすくなった気はする。露骨に低年齢層に向けて作られている事を考慮すれば、妥当な変更だとは思う。
-シリーズ過去作と同様の点-
・決まった2〜3種のアイテムしか出ないってのは改善して欲しい。多彩なアイテムを状況に応じて使い分けるのがマリオカートの醍醐味だと思ってるので。

・ずっと感じてる事だが、任天堂開発の本家に比べるとやたら対象年齢が低めに設定されてるのがナントモ。いい年した筆者はさすがにちょっと遊びづらい…。監修の任天堂ももうちょっと口出ししてくんないかなァ…、「マリオは子供向けのキャラでなく、全年齢対象なんです!」ってインタビューでもスタッフの人言ってるやん…。ま、現状でウケてる内は変わらんか。

-新たに感じた点-
・実況がズレる。コインを取って暫く立ってから「連続ゲットォ!」とか言われてもね…。わざわざ家庭用版にはない余計な物を入れてるからには、リアルタイム性にはこだわって欲しかったところだが。

・同時6人走行とか、家庭用より減ってるんですが、これはどういうこと…?わいわいがやがやしてた方が楽しいと思うのだが。

・ある程度慣れてるから最初から高難度のコースを遊ぶ…ってのが不可能。無理矢理COMが弱く、ほぼ直線で仕掛けの無い難易度の低いコースを遊ぶ羽目になるのはどうかと思う。
イッツミ、マァーーリオ。
(注:感想かもしれん
 前の『2』からだいぶ間が空いたが、久しぶりのアーケード版新作。

 所詮数回しか遊んでないので、出来に関してあーだこーだ言うくらいやり込んだとも言えないが、やっぱり言えそうなのはには「家庭用のマリオカートとは似ていても完全に別物」ってとこくらいかな。内容から察するにキャラだけ貸して後は殆どナムコサイドのスタッフが作ってると思うんだが、やっぱりバランス的には本家・家庭用から数段見劣りはする。ハンドルが重くなるとか振動が楽しめるとか、アーケード筐体だからこそできる体験が多数盛り込まれてるのは良いとしても、バランスが大味だしいかにも子供向けに作られてる部分は「ちょっと違うんでないの?」と思ってみたり。まぁ、この手のアーケードゲームではアルツ居住の田舎ランドでもそこかしこで設置されてるくらいで入りも良いだろうから、まぁ作りの方針としちゃあ間違ってるってワケじゃないんでしょうが…。
 うーん、でも一応、任天堂の顔であるマリオを貸し出してる訳なんだし、やたらナンパで子供受けする内容じゃなくさぁ、もうちょいマリオカート色の濃い、シリーズ本流作にゲーム内容で負けん骨太な物を出してもらいたいと思っちゃうのはワシだけでしょーーか!?

掲載日:2014年3月31日


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