ポケモンGO
メーカー:ポケモン
開発:ナイアンティック社
機種:Android/iOS
発売年月日:2016年7月22日
価格:基本無料(アイテム課金)
ジャンル:AR


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自転車用スマホ固定スタンド

執筆: こうちゃ関西営業所長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 7 5 9 6 7 66
プレイ時間…40時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
ピッピカチュウ!(良いところ。)
・実際にスマホを持って歩いてポケモンを探しに行くという、これまでにはまるで無かったゲームシステム。誰でも分かりやすくてインパクトがあり、普段の世界と連携する仕様はとても斬新で面白い。

・ARモードというスマホのカメラと連携して実際の風景にポケモンを映し出すという技術があり、さらにポケモンを身近に感じやすい。写真も撮れるので、このあたりは本当にゲームに親近感がわきやすいなと思う。

・ポケストップやジムは配信直後の時は都会の方が多く田舎は設置数が少なかった。そのせいで都会住みと田舎住みで格差が生じていたが、現在は田舎にもポケストップやジムが多く追加されるといった措置や、野生のポケモンの出現する割合も多くなったりして格差が減り、良くなっているように思う。

・曲も外でやる事が大変多いゲームシステムだからか、あまり主張しすぎないような曲が多い。逆にポケモンの鳴き声等の効果音は大きめで聞き取りやすいのは二重丸。

・課金をしなくてもポケストップでアイテムがわりと手に入り、無課金でも快適にプレイしやすい。もちろん課金すればさらに楽にはなるものの、基本的に歩き回って楽しむゲームなので根本的な面白さは変わらない。
ピィ〜カ〜チュ〜…(ダメなところ。)
・このゲームは以前から世間的に問題になっている『ながらスマホ』を誘発させやすい。これはポケモンGOにおける最大の短所であり、問題点である。ゲームシステム自体は別に歩きながらでなくとも止まってスマホを使っても全く問題ないのだが、しょっちゅう移動しなければならないという仕様のせいで歩きスマホ等の、いわゆる『ながらスマホ』が生じやすい。ゲーム中でも注意喚起はされるし、如何に対策を打っても最終的にはプレイヤー自身のモラルに左右されてしまうので難しい問題ではあるのだが。

・出現しやすいポケモンの時間、地域等はある程度決まっており、誰でも簡単にコンプリートする事が出来る訳ではない。様々な場所へ行く事が出来ない人や、一人で夜中にうろついてポケモンを探しに行きにくいような子供等にとっては特にキツい。

・チュートリアルが不親切。主人公の姿を作ったらサッサと説明されるくらいでわりとすぐ世界へ投げ出される。アップデートで新しいシステム等が追加されても説明が少ないので何が何だか分からなくなる事がある。
ピィカァ!ピカピカ!(感想です。)
 一時は社会現象と化したポケモンGO。様々なメディアに取り上げられ、任天堂の歴史どころか世の中の歴史にも少なからず残るのではないかというほど話題になった。

 実際に外を歩き回る事とゲームとしての楽しさを組み合わせた、一般的なビデオゲームとはまるで違う方向性の面白さを感じる。外を歩き回るという点が中高年や高齢者の方々にウケたらしく、以外にもポケモンに馴染みがある若者だけでなく年配の人にも人気が出たという変わった遍歴を持つゲームになったりした。

 このゲームの最大の問題点は歩きスマホが生じやすいというところ。何しろ、本当に配信した次の日からポケモンGOをやっているであろう人が歩きスマホをしているのをよく見かけた程であった。実際にプレイする人のモラルの問題ではあるものの、外を歩き回るというのが最大の長所にも短所にも繋がってしまっているのはなんとも皮肉な話。

 ポケモンGOは一般的なコンシューマー機のゲームやスマホアプリゲーム等とは道理が異なるゲームであり、基本的に家で本腰据えてテレビと向き合いながらゲームをやる主義の人等にはそこまでは合わないように思う。その一方で、外に出掛ける際に電車に乗りながらサクッと出来るようなゲームとも言い切れないので、意外にも長期に渡ってプレイするには人を選ぶゲームなのではないかと思われる。

掲載日:2016年5月23日
掲載日:2018年5月16日


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