マーズマトリックス
メーカー:カプコン
開発:タクミ
機種:ドリームキャスト
発売年月日:2000年11月9日
価格:5800円
ジャンル:シューティング(2D・縦スクロール)


かいたひと : アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
67
プレイ時間…10〜15時間程度
※映像〜ボリュームは10点満点、総合は100点満点
サイコーだぜぃ! Oh、ダメだぜぃ。
・キャラとか萌えとかを前面に出して来るシューティングが多い中、そう言った類の要素を全て取っ払った無機質なデザインは逆に個性的とも言える。ウホッ、こいつぁ漢チックな味わいを感じるぜ!?

・ちょっと遊んですぐ面白さが分かる内容でないのが辛いところだが、各ショットの特徴を掴み使い分けができてくるとじわじわと面白さが滲み出てくるタイプの内容。うん、こいつぁ酢昆布、酢昆布や!

・家庭用ならではの、オマケ要素が充実しているのは◎。
・ショットの撃ち分けが実に4種類。ゲーム内でしっかり説明はあるにはあるのだが、煩雑で分かりにくいシステムである事もまた確か。このドリームキャスト版ではお手本ムービーが収録されていたり、それぞれのショットを他のボタンに配置できたり配慮があるにはあるのだが、それでもやはり辛い。他と難しさのベクトルが別な方向に向いてる分、余計に導入部分で徹底的な配慮が欲しかったところ。

・グラフィックもサウンドも同時期のシューティングと比べるとかなり地味。敵の弾で画面内が埋め尽くされるため「地味」って言っちゃうのもどうかと思うんだけども、味気ないデザインであるとは間違いなく言えると思う。
うほっ!コメントぢゃ!
 見た目的には結構別物なんだが、複数用意されたショットを使い分けると言う点では見事にタクミが手掛けた前作『ギガウイング』に似た、と言うかそれを更に発展させたような内容になっている。ショットの種類が4種類と言う事もあって結構煩わしく、ヘタレシューターの拙者みたいな人間だと思うように操作するのも難儀する。難しい事は難しいんだけど、難しさのベクトルが他のシューティングと異なる感じとでも言えるか。この辺の味付けと言い、無骨なグラフィックと言い、好みがかなり分かれそうな内容ではある。取っ付きの悪ささえ乗り越えればジワジワと面白さがわかってくるんだけど…地の難易度の高さもあって、結構辛いですな、個人的には。

掲載日:2012年9月2日


機種別一覧に戻る

レビュートップページに戻る

縮緬遊戯堂トップページに戻る