サクラ大戦4
〜恋せよ乙女〜

メーカー:セガ
開発:レッドエンターテイメント、オーバーワークス
機種:ドリームキャスト
発売年月日:2002年3月21日
価格:6800円
ジャンル:アドベンチャー


writen by ペペロンチ〜ノたこまる

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム シナリオ 総合評価
10 10 88
※映像〜シナリオは10点満点、総合は100点満点
GOO! BOO!
・総監督の広井王子さんが「ファンのための作品」といった通り、これまでのシリーズをやってないと分からない部分も多いがファンには嬉しい
作品となっている。

・音楽がまた抜群によい。ゲキテイと御旗の繋ぎの上手さにびっくり。エンディング曲もこれまでよりしっとり感が良い。

・ラスボスの声優が広井さんって…

・ラストに自分の好きなキャラで部隊が編成できるのは良い。また、特定の組み合わせで部隊名が変わり、能力プラスがあるのが嬉しい。

・全員始めから並々ならぬ好意があるのでハーレム感がある。が、そこがサクラの妙か、勘違いからの喧嘩や二股疑惑等々変化のあるシナリオがよい。

・普段見られないキャラ同士の掛け合いもあり、楽しい。

・クリア後のミニゲーム集にあるクイズは歴代最高難易度で「そんなの知らね〜よ」と口走る程。でもそれをクリアしてこそファン!という気にさせる。とても面白い。
・オープニング曲を大神が歌うのはどうかと。エンディングはまだいいが。

・全13隊員いるが一度に使えるのが5〜6と少なく残念。戦闘パートの回数が少ないのも残念。

・今回も「風」「林」に活路がない。

・今回の敵の設定に若干無理が出てきていて残念。

・攻略回数が半端じゃなく多い。そのためか一回のプレイも短く、色んな意味で残念(もっと色んな掛け合いが見たい、戦闘したいなど)。

・特定の組み合わせによる能力アップは正直使いにくい組み合わせが殆ど(当然といえば当然だが)。しかし無駄に「蒼組」が強い。

・なんだかんだいってパリ組がバランスが良く、帝都組が殆ど使えない。その辺のバランス調整が欲しかった。

・ファンのための作品といっても制作期間の短さからか、全体的に調整不足や不満点も多く、微妙な仕上がりだったのが残念。

・これまでのシリーズにあった「次回予告」が無くなってがっかり。確かに話数が少ないので作らなかったといえばそれまでかもしれないが、残念には変わりなし。
感想
 本当に「ファンのために作られた」と言える作品。ストーリーがこれまでのシリーズ3作をやっていること前提で書かれているせいか、シリーズ作品を遊び込んでないと苦しいかも。開発期間の短さか不満な点も多くガッカリさせられた部分も多い。悪い出来じゃないのだが。

掲載日:04年10月30日
更新日:04年12月18日


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