悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印
メーカー:コナミ
機種:ニンテンドーDS
発売年月日:2008年10月21日
価格:4980円
ジャンル:アクション(2D・探索)
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
7 | 7 | 8 | 7 | 8 | 6 | 7 | 79 |
ここがいいんです。 |
・前DS2作ではキャラクターの立ち絵をアニメ調にしていたが、今作からはこれまでのシリーズにそったゴシックホラー調のデザインに戻っている。これにより、前二作より悪魔城ドラキュラシリーズの雰囲気と合うようにストーリーもシリアスな感じになっていて、個人的には元に戻ってGOOD。 ・主人公はな桑島法子演じるクールな女性キャラとなっている。これまでの悪魔城ドラキュラは基本的に男が主役で女が主役ということもなかったが、時おり見せる女性らしさがなかなかマッチしており、ここもGOOD。 ・新アクションとして『キルクルス』という磁力を利用したアクションが登場した。ダンジョンの中やボスの部屋などに用意されており、回避や裏回りや高速移動などに使えてなかなか斬新。 ・いつでも簡単に、装備パターンを三種類変える事ができるようになった。わりと簡単に変えられるので、近づいて危なくなったら遠くへ逃げて遠距離攻撃をするといった事が楽にできる。 ・クリア後のオマケ要素として、本編でも魅力的な敵として登場した、アルバスが使える。悪魔城ドラキュラシリーズでは珍しく、銃を用いた遠距離攻撃がメインのキャラなので、これまでのシリーズのキャラとは一味違う楽しさが味わえる。 ・これまでのシリーズとは違い悪魔城は後半にならないと登場せず、基本的には屋外の様々な地域に行くようになった。一つ一つのエリアの大きさは小さくなり、最近の悪魔城シリーズのように道に迷うような事が少なくなった。 |
そこはだめなんです。 |
・エリアが小さくなったため、探索のしがいが少なくなってしまった。良く言えば、昔の面クリア型の感覚に近くなったとも言えるが。 ・他のゲームよりもやりこみはできるんだけれども、どうにも最近の悪魔城シリーズと比べるとやりこみ率が低い。前作の四通りの主人公達や、前前作のソウル収集と比べるとやはり少ない。 |
感想ですけん。 |
前前作からのアニメ調デザインで、まさか悪魔城ドラキュラも狙う年代を下げてくるのかなーと思っていたところ、新しく出てきた作品はシリアスな雰囲気の懐かしの悪魔城ドラキュラだった。近年の悪魔城シリーズの中では難易度も高い方ではあるが、昔からのファンも新しくプレイする人にもすすめられる作品。 ネットでは値段が高騰し、悪魔城DS三作はどれも値段が大変高いが、ストーリー的な繋がりはあまり無いので初めてプレイするならこれを買うべきですぞ。所々の目新しさが目につく程度で、この2D悪魔城のまま次作も出してほしい…と思っていたらまさかのプロデューサーのIGAがコナミを退職!!これで悪魔城ブランドも終わりになるのだと思うと…悲しい…。 現在は一応、会社を立ち上げてまた別の会社を作っているらしいがそのゲームは果たして…。 |
掲載日:2016年2月22日
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