ARCHAIC SEALED HEAT
アルカイックシールドヒート
メーカー:任天堂
開発:ミストウォーカー
機種:ニンテンドーDS
発売年月日:2007年10月4日
価格:5800円
ジャンル:シミュレーションRPG
かいたひと : アルツ社長
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
5 | 7 | 3 | 5 | 6 | 7 | 6 | 54 |
いいとこ | わるいとこ |
・ムービーの画質はプレイステーション後期以上の品質はある。キャラボイスも割れていない。ニンテンドーDSの作品にしては健闘している部類か。 ・ファイナルファンタジーシリーズとクラス・魔法の種類が酷似しているため、シリーズを多少かじっていればすんなり用語になじめる(いいのか!?)。 ・携帯機の作品としてはボリュームはそこそこある。 |
・とにかく操作性が悪い。細かい範囲指定をタッチペンでやるのはストレスがたまる。また、通常の攻撃にも数秒かかるためテンポが悪い。誤操作を防ぐためと思われる2度クリックもテンポの悪さに拍車をかけている。普通にボタン操作ができればなあ。 ・通常のゲーム画面のグラフィックはムービーとギャップが激しい。余りにもドットが荒く、やる気も萎える。雑誌等の静止画で見た印象よりも数段悪く、正直ガッカリ。 ・基本となるシステムの出来がイマイチで戦闘が面白くないためモチベーションを維持しにくい。味方が攻撃したときは敵が反撃してくるのに、敵が攻撃してきたときは味方が反撃不可能という仕様も意味不明。 ・マップの何もない所からワラワラと突然、敵の増援がくるのは理不尽。 ・大容量ROMを使用しているためか価格が高い。 |
感想 |
良くも悪くもファイナルファンタジーの生みの親である坂口博信氏の味が色濃く出ているカンジのゲームですなあ。それなりの出来ではあるんだが、戦闘パートがイマイチの出来で今ひとつ引きが弱いのが気になる。 氏の魅力(まー、言っちゃえばシステムより演出重視という)が存分に味わえるかというと微妙。個人的には坂口氏の作風とニンテンドーDSというハードはマッチしていないように思われまする。綺麗なグラフィックが出せる機械で出してナンボって感じですな。 余談だが、発売1ヶ月で値崩れして半額以下、半年後では中古で300〜1000円になっており、定価近くで買ってしまって失敗したなと後悔しておる次第。 |
掲載日:07年12月21日
更新日:08年7月15日
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