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ビックリマン大辞典
メーカー:フロム・ソフトウェア
機種:ニンテンドーDS
発売年月日:2007年8月23日
価格:5040円
ジャンル:その他(辞典・データベース)


執筆: アルツ社長

映像 音楽 快適性
&操作感
独自性 難易度・
バランス
ボリューム 総合評価
7 6 6 6 5 7 61
プレイ時間…10〜15時間程度
※各項目は10点満点、総合評価は100点満点
最高じゃ!(スーパーゼウス風に)
・DSなんで画像の解像度自体は低いのだが、2枚重ねシールを剥がしたり、膜を削るタイプのシールでスクラッチできたり、再現度は意外と高い。実物では勿体なくて試しにくい事も気軽にできる。ホログラムシールは角度を変えてみることができるなど、細かい作りも凝っている。
ダメだぜぇ!(スーパーデビル風に)
・シールを買うために必要なポイントを貯めるために繰り返しクイズを遊ぶのが結構面倒で作業になりがち。

・クイズは結構ムズイ!!ある程度ビックリマンにハマった人でないとまるで太刀打ちできないと思われる(まぁ、わし自身がビックリマンのストーリーや用語を軒並み忘れてるのも大きいが)。
ウエハースを食い漁りながら感想。
 クイズ部分以外はゲーム成分は少ない、あくまでビックリマンマニア向けの内容。なお、『アーマードコア』なり『〜〜ソウル』シリーズなり『ELDEN RING』なり、激辛高難度の死にゲーばっか多数出しているフロム・ソフトウェアからのリリースだが、それら死にゲーとは全く関係無いデータベースソフトなんで、死にゲーがニガテでも問題なく遊べる。…のだが、ビックリマンの知識がある程度無いとチンプンカンプンでやっぱ激辛難度であり…アリャ、結局死にゲーかも…。

 シールを500枚くらい持ってたわしからすると(←大半は「もうイラネ、やるワ」って近所のアンちゃんから貰ったモンですがね)結構懐かしい内容だったりするが、ビックリマンに興味のない人にはまったく向かない内容。データベースとしては良くできている。わしは小学生の時点で既にビックリマンからは引退して早ウン十年経過した状態なんで、多くの用語や物語を忘れてるせいもあって、クイズなんかは半分も分からず苦戦した。
 完全に現役のコアなファン向けの内容ですな。いや、本作発売の時点(2007年)で既に「昔ブームだった懐かしのコンテンツ」カテゴリに入ってた気もするし、「オレは今も現役の熱心なビックリマンファンなんじゃい!」って感じだった人、そんな居なかったんじゃないかって思うが…。そういう意味ではターゲット絞りすぎじゃね?…とも思えたり。まぁ個人的にはそういう物好きなソフトって嫌いじゃないですけども…(苦笑)。

掲載日:2008年11月23日
更新日:2025年4月22日


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