ゲームセンターCX 有野の挑戦状
メーカー:バンダイナムコゲームス
開発:インディーズゼロ
機種:ニンテンドーDS
発売年月日:2007年7月15日
価格:5040円
ジャンル:ミニゲーム集
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DS版 レンタル落ちのDVD |
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
8 | 7 | 8 | 9 | 7 | 9 | 8 | 76 |
おお〜、いけるやん!これ!(有野課長風に) |
・ファミコン時代を思い出させるようなゲームが多数収録されており、内容は完全オリジナル。シューティングからレース、アクション、RPGといったファミコン時代の様々なジャンルのゲームをニンテンドーDSで復刻させている。どれもよく作り込まれており、グラフィックや音楽等はファミコンゲームを彷彿とさせるような出来映えだが、難易度やゲームシステムは理不尽な内容が多かったファミコン時代のゲームのようにはなっておらず、現代のゲームのようにかなり親切になっている。 ・ゲーム内にて、このゲームの中でプレイ出来るゲームソフトの情報が載ったゲーム雑誌が読めるというかなり画期的な仕様がある。昔のファミマガやファミ通を思い出すような内容で、ゲームの裏技情報や攻略情報を見る事が出来る。1980年代の子供達が実際に体感した事も多いであろう、ゲーム雑誌で現在プレイしているゲームの裏技を見たり、攻略法を見たり、新発売のゲームの情報を見たりする体験を本作で楽しめるというのは独自性が高くとても楽しい。 ・昔のゲームを知っているとニヤリとできるパロディネタやらが豊富。結構なゲームマニアにしか分からないネタも多く、レトロゲーム好きのツボを抑えていると感じるところも。 ・ミッションを全てこなしたりするだけでもかなりのボリュームがあるが、スコアアタックを目指したりするとさらにボリュームが増える。色んなジャンルのゲームが出来るのもあって満足感が大きい。 |
あっか〜ん!これキツいって!(有野課長風に) |
・どのジャンルのゲームもあるという仕様上、シューティングが苦手な人やアクションが苦手な人等はその苦手なジャンルのゲームで苦労する事があるかもしれない。ミッションをクリアしないと新しいゲームが解放されないので、詰んでしまう人も出てくる可能性がある。 ・どのゲームも一定の水準の質はあるものの、単品としては『そこそこ面白い』程度止まりのゲームが多い。 |
おっしゃ、感想やな。(有野課長風に) |
元はケーブル放送のテレビ番組で、お笑い芸人のよゐこの有野氏がメインを勤めるテレビゲームの番組なのだが、実際にニンテンドーDSにゲームとして降臨した本作はテレビの雰囲気とは大きく異なる。共通点は有野氏がゲーム内にて何度か出演していたり、番組のネタがちょいちょい入っているところくらいで、実際はレトロゲームオタクやファミコン世代のオッサンホイホイとでも言えそうなゲームの詰め合わせセットといった内容になっている。 ファミコン風のゲームを楽しめるDSのゲームというよりかは、ファミコン時代のゲーム界隈を体感できるDSのゲームといったところか。ゲーム内の雑誌を読んでゲームを攻略したり、友達ポジションの少年有野氏と一緒にゲームを楽しんでる雰囲気がファミコン世代のオッサン等にとっては懐かしさを感じるはず。 そういう自分はファミコン世代のオッサン…という訳ではないが、レトロゲームも多数プレイしているゲームオタクであるので、DSのゲームながらも8bitのファミコンゲームの懐かしさを感じさせる本作はレトロゲーム好きの自分のツボにグッと来た。元ネタの番組の内容とは程遠くかなりオリジナルなゲーム内容となっているが、製作チームもかなりのレトロゲーム好きと見た。ファミコン時代を楽しめる良質のゲームになっている。 |
掲載日:2017年6月5日
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