幻霧ノ塔ト剣ノ掟
メーカー:サクセス
機種:ニンテンドーDS
発売日:2008年5月22日
定価:5040円
ジャンル:RPG(3D・ダンジョン探索)
かいたひと : アルツ社長
映像 | 音楽 | 快適性 &操作感 |
独自性 | 難易度・ バランス |
ボリューム | シナリオ | 総合評価 |
8 | 7 | 4 | 6 | 5 | 6 | 5 | 60 |
ヨロシイ。 | イッカ〜ン!! |
・画面が黒い!!ダークなんだけどどこかユーモアのある雰囲気が独特かつ秀逸。ちょっと他では味わえない感覚があるね。個性的・・・と言うよりはアクが強い・・・と言うべきか。 ・プチプチと1マスずつマップを埋めていくのはなんとも素朴な喜びがある。DSだと「世界樹の迷宮」とかが似たゲームなんだろうけど、変にキャラが萌えキャラとかじゃない分、雰囲気的はムワ〜っとした暗さがあって断然こっちの方が好き(苦笑)。あくまで、個人的には、だけど。 ・セーブとロードがどこでも出来るのは親切(・・・って言うか、ロード繰り返しの前提になってるよね>バランス・・・。1回扉を開けたらセーブ、戦闘無事切り抜けたらセーブ、死んだらロードみたいな流れになる・・・)。 |
・どの装備品でどのパラメータが伸びるか、装備すると他の装備が外れるか等の説明が全くないので手探りで進むことが強要されるのがちょっと親切じゃない(装備品に属性があって、装備によってはスキルを使用できなくなるのに、それに関する説明が無い)。アイテムの整理にしてもソートもできないと言う時代遅れな仕様に辟易。システムが昔風なのはいい。でも不便な物は不便。そこまで“昔風”である必要は無いよね?「懐かしさ」を感じさせるだけならば、インタフェース部分まで前時代的である必要は全く無い。進化させるべき部分はしっかり現代にでも通用するように作れ。不便さを「味」の一言でごまかすな! ・かなりの謎解きは攻略サイトでも参照しないとまったく分からないレベルじゃないかと。ちょっと「いき過ぎ」感がある。しらみ潰しに色々調べてなんとかなるレベルじゃない気も。そう言ったバランス調整の為され方はちょっと納得しがたくも感じてみたり・・・。 ・レベルがなかなか上がらない!!レベル上げ必須のバランスが少々面倒くさくもアリ。敵を倒してもあんまり経験値が入らないのでかなり時間がかかる。あと、レベルアップの際の能力の上がり方にムラがあり過ぎる。最悪HP+1だけって・・・意味ねえよ・・・。んで、欲張って深い階層に潜っても瞬殺されるだけなので効率が悪い。んー、なんか不親切なんだよなあ・・・。 ・武器攻撃の命中率が極端に低くてなんかストレスがたまる(敵も命中率が低いのでそれに救われてる面もある。ただ、酷い時は味方4人、敵6体お互い一切被害なしとか)。あと、ちょっと全体攻撃魔法強過ぎかな。 ・序盤、味方が弱いので、ちょっと強い敵と遭遇したり、調子に乗って先のフロアに進むとすぐに死ぬ。死ぬと回復させるのが実にめんどくさい・・・のでロードでやり直す、という展開になりがち。 |
感想なり。 |
いわゆる「Wiz」系ってのに分類されるんでしょうか?普段この手のゲームやらんので、返って新鮮に感じる部分も多かったですな。色んな面で不親切だし、インタフェースの部分の出来なんてふた昔くらい前のレベルで時代遅れな感じはするけど、独特なダークな雰囲気はいい味出してると思いますぜよ。 こつこつレベルを上げるのが苦にならず、不親切さ・不便さを乗り越えられる漢ユーザー推奨ソフト。「接待ゲー」の対局を行く内容なので、確実に遊び手は選びそう。 |
掲載日:2010年6月5日
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